絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

さわらび展 クロッキー実演

2011-08-01 | 展覧会
さわらび展では、ここ何年かクロッキーの実演を行っています。

生徒たちは、毎朝10分間クロッキーを三枚しています。
三年間で1000枚くらい描く子がほとんどです。

その朝練のクロッキーをさわらび展で実演してみせます。
お客さんの中からモデルになってくれる人を募って、描きます。
そして、完成したものに先生が批評を加えます。
最後にモデルをしてくださった方に気に行ったものをプレゼントしています。

  

こんな感じです。
タイマー係がいて、後5分です。 後3分です。 後1分です。と残り時間を伝えます。
その都度、全員で「はい」と答えます。ある意味で、気合いを入れる意味もあり、それによって自分の描くスピードを変えます。

見学をなさった方々は、この描くスピードに驚いています。手が自由にすらすらと動くことにすごいなと思うようです。
本庄第一高校のクロッキーは、ある程度の明暗までつけてしまうのが特徴です。
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さわらび展 作品3

2011-08-01 | 高校生の絵
路地を描いた絵です。どこにでもあるようななにげないところに視点をあて、
こんなところにもこんな美しさがあるということを示すのも、画家の仕事です。



石膏を描いた静物画です。全体のトーンを落として、深い世界を作り出しています。
主役と脇役の構成を考えています。石膏の白さをもう少し強調するとインパクトの強い絵になるでしょう。

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