人物画の指導

人物を描いているお二人が、絵を進めて持ってきました。
二人とも、油絵の50号です。展覧会の大きさ制限のためです。

　

左がFさんで、右がMさんです。

Fさんは、人物の頭が大きすぎたので、少し小さくしてきました。いい感じで進めています。
人物は顔が命なので、顔の印象が大事です。上着のベストの感じが印象的でいいですね。
この白い線を間違うと、平面的になってしまいます。この状態は、なかなかいいですよ。

Mさんは、プチプチと全体に汚れのような味付けが好きな方ですが、今回はそれを我慢してもらっています。
なるべく、見える通りに近づけて描くことを試みてくださいと話しました。
かなりいい感じで進めています。今日は、腕の表現を立体感をつけるようにすることと、右側の腕の関節の部分の表現を良く見て描いてくださいと話しました。

詳しくは、もっといろいろ話しましたが、ここで全てを紹介しきれませんので、ご容赦を。

埼玉新聞に載せてもらいました。

昨日の埼玉新聞に掲載されました。



さわらび展の会場で、取材していただき、いつ載せていただけるのかなと思っていたら、昨日の新聞でした。
毎日楽しみに待っていました。なかなか載らないので、没になったかなと思いましたが、嬉しいです。
記者の江利川さん、有難うございます。

これは、私が美術史クイズをこのブログで書いていたら、美術出版社の方から、これを使わせてくださいとオファーがあり、
美術出版社の企画で、作っていただきました。

今、全国書店で販売されています。興味のある方は、ぜひ、手に取ってご覧ください。