けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「密室大坂城」 安部龍太郎

2018-06-27 | 本と雑誌
6月27日・水曜日。

ちょっと雨は降ったものの、ほぼ1日どんより曇ってすっきりしない空模様でした。
梅雨時期らしく、とにかく蒸し暑かったです。風があったものの、涼しさは感じず、本当に蒸し暑かったです。昨夜は寝苦しかったもんなぁ。あー、昨夜はやはり〈熱帯夜〉だったみたいです...。(汗)

明日からしばらく雨続きになるという予報が出ています。鬱陶しい...。




さて。

1冊読み終えました。

今回も「岳飛伝」ではなく、歴史物です。
この前に読んだ「常在戦場」同様に、これも随分前に父親用に購入していたものです。

「密室大坂城」 安部龍太郎  著  角川文庫



大坂の陣。幕府軍の攻勢を受け、豊臣家は存続の危機に瀕していた。陥落寸前の城で家康に対峙していた秀頼だったが、城内は混乱状態。母・淀殿が過去の罪を記していた日記を盗まれたことで錯乱し、混乱に拍車をかけていた。かねてから自身の出生に疑問を抱いていた秀頼もまた懊悩するが、敵軍を前にその決意を迫られる。大坂城を舞台に、母と子の過酷な運命を直木賞作家が圧倒的な密度で描き切った傑作歴史小説!
(内容紹介文より)



思っていたよりも面白く読めました。

大坂の陣における、豊臣秀頼とその母・淀君の2人の視点で物語が進みますが、それが良かったです。

淀君は、従来の小説等で描かれるイメージ通りの設定でしたが、豊臣秀頼は従来像とは違う、その人物設定・描き方がけっこう新鮮でしたね。
そこが面白く読めた理由だったと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第20節・アウェー大分戦、... | トップ | 第21節・ホーム町田戦、何... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事