小川糸さんの『ライオンのおやつ』を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。
久しぶりに、お勧めの本ある?と訊かれたら、これ!とお勧めしたくなる本に出会いました。
余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。
そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる
「おやつの時間」があった―。
毎日をもっと大切にしたくなる物語。
私は、本のタイトルから、もっとほのぼのした感じの物語なのかと、
勝手に想像していたのだけれど、予想とはだいぶ違ってた。
雫(33歳)は、生まれたばかりの頃に、両親を事故で亡くし、
母の弟に育てられた女の子。
その育ててくれた人が、結婚するのをきっかけに、一人暮らしをはじめ、
その後は、一人で生きてきた。。
そんな彼女が、病気になり、余命宣告をされ、
友人たちには別れを済ませ、育ててくれた父には病気のことを知らせず、
瀬戸内にあるレモン島のホスピス「ライオンの家」にやってくるところから
物語は始まる。
もう、最初から、、ずっと涙しっぱなしで、最後まで読みました。
たぶん3時間くらい泣きっぱなしだったから、目は腫れちゃうし、
頭は痛くなるし(泣きすぎると痛くなるのです)、な感じでしたが、
なんていうか、、自分の中に溜まってたものが、、流れ出たような涙だったのかも。
生きることとは、死ぬこととは、、ってことを、たくさん感じさせてくれました。
私も、将来ひとりぼっちで、余命宣告されたら、、こんなホスピスで余生を過ごしたいと
思えるような素敵な場所でした。
生きたくても叶わぬ人もいる。
自ら死を選ぶ人もいる。
このところ、ずっと石ころを飲み込んだみたいに、、重かったのだけれど、
少しは、心が軽くなれた、、、かも?
雫さんみたいに、最後のその時まで、生を全うできる、強い人でありたい。。と思う。
やっぱり小川糸さんの文章は、優しくて、温かくて好きだなぁ~と改めて思いました。
感想など綴ってみたいと思います。
久しぶりに、お勧めの本ある?と訊かれたら、これ!とお勧めしたくなる本に出会いました。
余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。
そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる
「おやつの時間」があった―。
毎日をもっと大切にしたくなる物語。
私は、本のタイトルから、もっとほのぼのした感じの物語なのかと、
勝手に想像していたのだけれど、予想とはだいぶ違ってた。
雫(33歳)は、生まれたばかりの頃に、両親を事故で亡くし、
母の弟に育てられた女の子。
その育ててくれた人が、結婚するのをきっかけに、一人暮らしをはじめ、
その後は、一人で生きてきた。。
そんな彼女が、病気になり、余命宣告をされ、
友人たちには別れを済ませ、育ててくれた父には病気のことを知らせず、
瀬戸内にあるレモン島のホスピス「ライオンの家」にやってくるところから
物語は始まる。
もう、最初から、、ずっと涙しっぱなしで、最後まで読みました。
たぶん3時間くらい泣きっぱなしだったから、目は腫れちゃうし、
頭は痛くなるし(泣きすぎると痛くなるのです)、な感じでしたが、
なんていうか、、自分の中に溜まってたものが、、流れ出たような涙だったのかも。
生きることとは、死ぬこととは、、ってことを、たくさん感じさせてくれました。
私も、将来ひとりぼっちで、余命宣告されたら、、こんなホスピスで余生を過ごしたいと
思えるような素敵な場所でした。
生きたくても叶わぬ人もいる。
自ら死を選ぶ人もいる。
このところ、ずっと石ころを飲み込んだみたいに、、重かったのだけれど、
少しは、心が軽くなれた、、、かも?
雫さんみたいに、最後のその時まで、生を全うできる、強い人でありたい。。と思う。
やっぱり小川糸さんの文章は、優しくて、温かくて好きだなぁ~と改めて思いました。