伊岡瞬さんの「悪寒」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。
大手製薬会社社員の藤井賢一は、
不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。
鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、
一通の不可解なメール。〈家の中でトラブルがありました〉
数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。
殺した相手は、本社の常務だった──。
単身赴任中に一体何が?
絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。
最後の最後まで、真犯人が誰かわからなくて、はらはらしながら読みました。
登場人物のセリフに、
『中年男の鈍感さは、それだけで犯罪だ』などと書かれていたりで、、、
家族のことを大切にするのを、放棄していた主人公の賢一と、、その家族のあり方について、
考えさせられる物語となっているのだけれど、
私が、それよりも怖かったのは、姉妹とは、、、なんて恐ろしい。。という気持ちだった。
生まれた時から、一番近くに居て、嬉しいことも、悲しいことも一緒に、、、だから、
一番わかり合えていて、仲がいいはずなのに・・
近すぎるがゆえに、、、憎しみも、、大きいのか。。。と、そのことが、とても怖くて、
とても悲しかった。
離れて暮らしていると、特に、話すことでしか、状況や気持ちはわかり合えない
ような気もするので、話をすることは、これからも大事にしていきたいな~と思いました。
感想など綴ってみたいと思います。
大手製薬会社社員の藤井賢一は、
不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。
鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、
一通の不可解なメール。〈家の中でトラブルがありました〉
数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。
殺した相手は、本社の常務だった──。
単身赴任中に一体何が?
絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。
最後の最後まで、真犯人が誰かわからなくて、はらはらしながら読みました。
登場人物のセリフに、
『中年男の鈍感さは、それだけで犯罪だ』などと書かれていたりで、、、
家族のことを大切にするのを、放棄していた主人公の賢一と、、その家族のあり方について、
考えさせられる物語となっているのだけれど、
私が、それよりも怖かったのは、姉妹とは、、、なんて恐ろしい。。という気持ちだった。
生まれた時から、一番近くに居て、嬉しいことも、悲しいことも一緒に、、、だから、
一番わかり合えていて、仲がいいはずなのに・・
近すぎるがゆえに、、、憎しみも、、大きいのか。。。と、そのことが、とても怖くて、
とても悲しかった。
離れて暮らしていると、特に、話すことでしか、状況や気持ちはわかり合えない
ような気もするので、話をすることは、これからも大事にしていきたいな~と思いました。