雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

report 16

2011-06-01 22:35:02 | 震災
鳩山氏、グループで孤立…「大義ない」と批判も(読売新聞) - goo ニュース

こういう政治家を飼っておく必要があるのだろうか。

Robet Penn Warren の言葉に、the rhythm between panic and complacency というのがある。

「パニックと自己満足の律動」、つまり社会が存続するために設定される秩序は、自己満足に過ぎず、そのためにまた無秩序が生じ、そのサイクルが繰り返される、ということだ。

つまり問題は秩序作りにこそ進歩の度合いが測られるということだ。

その点日本は、問題点がはっきりしている。

奈良、明治のときのような、外圧によって秩序作りがせまられたときは、実力に見合わない、国主導で背伸びしたことと、鎌倉、室町のような内政上の問題から秩序が必要とされたときは、既存の権力者たちの保護が重視された。

つまりいずれも現実をみないところに弱点があるのだ。

そして今回もそれが繰り返されようとしている気がしてならない。

内閣不信任案にしてもTVを見る限りでは菅さんを下す目標だけがあって、どこが悪くその解決策はどこにあるのか全く明示されていない。

こんな方々を飼っておく余裕が今の日本にあるのだろうか。

そもそもの原因は、政治家や役人が職業になりはてていることだ。

何度も繰り返し書いているから辟易しているかもしれないが、彼らの賃金が国民の給与と連動しないで、いい仕事なんかできるのだろうか。

統帥権みたいな特別扱いが責任の所在をあいまいにし、現実を直視しないで済む状況を作り出している。

追伸:福島の身内が自宅に遊びに来た。久しぶりに人間の扱いを受けた、有難うといわれた。また最近では、こんなに暖かくなってるのにインフルエンザが流行しているらしい。この事象が意味しているのは何か?