雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

World and America

2015-01-07 23:24:22 | アメリカ
昨年暮れにかけて、2014年の成績が数字で置き換えられた。

例えば 世界ブランド価値Rankingは、以下のように1位から10位までがアメリカだった。

①Google  ②Apple  ③IBM  
④Microsoft  ⑤McDonald  ⑥Coca Cola  
⑦Visa  ⑧AT&T  ⑨マールボロ  ⑩アマゾン

ちなみに13位までがアメリカで、そのあとに中国などが入り、日本のトップはトヨタで26位(2013年より3ランクダウン)。

昨年末は、天然ガスが下火になってロシアのルーブルが下がって脱落し、中米が一層新冷戦をヒートアップさせるのだろうなどと、AlmanacやFact booksをみて漠然と想定していた。

しかしとんでもない。

今年に入って原油価格が1バレル50ドルを割り込んだばかりか、冬になっても原油が売れない、サウジやOPECによる陰謀説が出てきた。

20ドルになっても減産しないという発言は、リーマンショック時の一時37、8ドルを完全に超えているわけだ。

原油がらみで不安材料を抱える一方アメリカが緊縮財政をし利上げをして、日本はアベノミクスでもっとジャブジャブ金を使うわけだから、円安が進む。

全くめちゃくちゃな政策で、安部さんは以前もそうだったが、現実をみるのではなく、自分がやりたいことをやる政治家でしかないことを国民が反省すべきだった。

しかも日本の企業の多くが便乗値上げを敢行し、○久なんかは株価を上昇させている。

大体企業がこんなに円安のときに本当に取引するわけじゃないじゃないか。

全く日本人はおとなしいというか暴動も起こさないとは不思議だ。

だから本来は日本がロシアなみに国債などの格下げがあっておかしくないが、そうはならない。

経済規模がでかい国だからだ。

世界をかけめぐるヘッジファンドの資金は、ドルとユーロと円しかない。

したがって1月25日のギリシャの三回目の選挙を控えたEUの不安が円高にまわってしまう。

左派に傾き、IMFの緊縮財政がストップして国債が紙くず同然になったら、ギリシャからポルトガルなどへとズルズルとEUの信用が落ちる。

この不安で下がるEuroのあおりをうけて円が持ちこたえるし、米が利上げでドル高になってもそれを抑え込む反作用で円が維持されることになるという寸法だ。

全くおかしな状態だが、あきらかにこれは日本のアベノミクス状態でいつこけてもおかしくない非実質的であることも間違いない。


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