イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

やっぱり親子、子ばなれ親ばなれしたはずのうちの母子ネコが好んで過ごす、ゆっくりくつろげる一緒の時間

2021年09月29日 06時10分47秒 | うちのネコ、よそのネコ
もうすぐわが家に来て一周年の親子ネコ、リヴィー(母)...


とティブ(息子)です。


うちに来た当初は、きゃしゃな子ネコだったティブがどっしり短躯で体重がオーバー気味だった母ネコに甘えて付きまとっていたものでした。

飼い主を斡旋するネコのアダプションセンターでは「母ネコがそろそろ子ばなれをしたがっているので引き離すのにはちょうど良い頃だ」というようなことを言っていたのですが、母子まとめて引き取ってしまいました。

リヴィーにとってはやっかいものになりつつある息子だったでしょうが、ティブにとっては頼りになる母親と一緒に新しい家に引き取られて心強かったことでしょう。

現在の母子2匹。


あいかわらずずん胴で脚の短いリヴィーの一時は顕著だった食べ物への執着はおさまりました。
お腹いっぱいになったら余裕で餌を残して食後の毛づくろいをはじめます。

母親の残り物は育ち盛りの(いえ、身体上はもう成人していますね)ティブがペロッと平らげます。
そういうわけで、もともと身体の小さいリヴィーより食いしん坊の成人男性ネコ、ティブの体形のほうがどっしり立派になってきています。





親子仲睦まじく...という時期は過ぎました。
同じテリトリーを公平に分け合う成人ネコ2匹です。

それでもあいかわらず、お母さんに甘えたいというよりは動くものに対する好奇心でしょうか、ティブが時々ちょっかいを出してリヴィーに「フーッ、シャーッ」っと怒られています。
本気でケンカすることはなく、時々口論する「共同生活を送る同居人」のような節度ある関係に落ち着きつつあります。
去年死んだ老ネコ、ホレイシオと、彼の17年の生涯の一時期をいっしょに過ごしたいずれも短命の3匹のネコや、夫が私と住み始めた時に自宅から連れてきたおじいさんネコ(ホレイシオが子ネコの時に21歳で死亡)とのつかず離れずの関係に近いと思います。

ところで、起きている時は完全に別行動の母子ネコですが、同じ場所でお互いのスペースを尊重してほぼ同じポーズで寝ることが実に多いのです。



(写真はもちろん狙って撮ったのですが...それと以前に投稿したこともあるちょっと以前のものも交じっています)

寝ていなくても、寝ようかなと思っている時や起きた後の毛づくろいなどのリラックスした時間もなぜかいっしょに過ごすことを好むようです。



やっぱり親子?!

日曜日から大学の寮に入った人見知りの娘が寂しがっていいるようなのでこの写真を送りました。


娘が家を出た翌朝の午後、一匹ずつ床掃除のと中の中休みで静かになった娘の部屋に忍び込んで仲良く昼寝を決め込む母と息子。


いっしょに飼っているネコたちが同じポーズをとっている写真が集まった投稿をフェイスブックなどのソーシャルメディアで時々見かけます。
「偶然の瞬間をよく撮ったものだ」と思っていましたが、それほど珍しいことではないようですね。

亡きホレイシオとほかの同居ネコたちが同じポーズで同じ場所で過ごしているのを見かけた記憶が実はありません。


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