イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

シャッター街の美容院、ピンクの塗装によく似合う美容院の吠えイヌ

2019年11月15日 23時01分38秒 | 英国のイヌ
マンチェスタータウンセンターのはずれ、ハイヤー・ヒルゲートを通りました。


古い建物が建ち並ぶ景観保存地区なのです。
シャッターの下りた店が続き、絶望的に不景気な印象です。

最近開店したらしい、表側をかわいくピンクにペイントした美容院のガラス窓の内側に犬がいました。


そういえば、犬のいる美容院、理髪店が増えています。
この、イギリスのイヌ カテゴリーでもたびたび取り上げています。

よく見かける巻き毛の抱き犬、ビション・フリース Bichon Fris ですよね?


そばによって写真を撮ろうとすると、かわいらしい見かけに似合わず、ガフガフっとドスの効いた低音で吠えられました。

吠える犬を自営業の店先に連れて来るかなぁ、と思ったら、ハーネスをつけていますね。お客さんが連れてきたイヌのようです。

理髪店や美容院の「招き犬」はおとなしく、客に愛想を振りまくイヌ、と相場が決まっています。

町の店舗がどんどん閉店しています。
街の活性化を促進するための新規開店をサポートする制度が各地にあるようです。
一定期間、家賃がタダだったり、資金援助が受けられたり。

そのため、開店始業は比較的たやすいらしく次々と新しい店がオープンしているこの頃です。

しかしやはり、人通りの少ないシャッター街で営業を続けるのは難しいのでしょうね、ほとんどの店はいつの間にか閉店しています。

オンラインショップとの競争がない美容院、理容院とネイル・サロンが健闘しています。
2,30年前に比べてカフェも確実に増えているのですが.....どちらも増えすぎると過当競争がはじまってそのうち共倒れ、が予想されます。




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