イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

パリ再び その7; ストックポート日報には欠かせないテーマ、建物観察 パリ編

2019年05月01日 09時00分00秒 | ヨーロッパ
観光地ではない、パリの通りで見かけた建物の写真です。


アール・デコ(1910年代から1930年代の建築、装飾様式)風の建物がけっこうたくさんありました。





丸っこい形もアール・デコの特徴です。


上の写真の真ん中のビルのうねうねバルコニーが気に入りました。

たぶんこれもアールデコだと思うのですが....男女のペアが軒を支える大胆な装飾。


何かの寓意か、いえ、たぶん飾りなんでしょうけど....このフラットに住んでみたいです。
窓を開けると左右に迫る裸の男女。重そうです。

これは19世紀末にパリで発生、20世紀初めごろには世界を席巻したアール・ヌーボー様式の「松ぼっくりハウス」(命名、私)


アール・ヌーボー様式もたくさん見かけました。

こちらは「ひまわりハウス」


泥棒め、押し入れるものなら押し入ってみろと言わんばかりの....あれれ、これ泥棒除けですよね?


凝りすぎ。


道を通すなど、都市計画の都合で途中でちょん切られて切り口をさらしている古い建物はヨーロッパの古い都市(イギリスにも)ではよく見かけます。


上の写真の物件はどうやら内装も変えて窓を穿ち、古典ギリシャ風(??)ファサードの模様まで刻み込んで装飾しちゃっています。


鉄細工のかわいいアップリケ、これは床の補強?違いますね。窓の位置から、床の高さとは思えません。


イギリスには家を貫く鉄の棒が何本も通っている古い家を見ることがよくあります。
その上に何枚も床板が載っているのです。
両側の外壁には十字や星などの形の装飾的な「端どめ」がつきでています。

一瞬それかと思ったのですが、飾りですよね?

ポンピドー・センターそばの、看板によるとジュース・バーです。


日曜日なので閉まっていました。
過去数百年の間に何層も厚く塗られたペンキを熱で中途半端に剥がして、個性的で魅力的な装飾にしています。


コメント (2)
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