イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

マンチェスター博物館の名物(の、ほんの一部)展示品

2016年11月25日 09時00分00秒 | マンチェスター
マンチェスター博物館 Manchester Museum、名門マンチェスター大学の付属施設です。


タイゴン tigon のモード、メス。


タイゴンはトラとライオンのアイノコです。

戦前には、動物園の人気集めに、「ハイブリッド動物」を作り出すのが流行ったんだそうです。
もちろん、成功率はひくく、それゆえ注目度は、今の中国国外での動物園のパンダ並み。

モードは1932年生まれ。
マンチェスター郊外にかつてあった、ベルビュー動物園の人気アトラクションでした。
1949年に死んだあとすぐに毛皮がマンチェスター大学に寄付されました。

70年近く忘れられ、資料室でホコリをかぶってたこの毛皮、引っ張り出されて、去年、剥製として甦りました。

優雅に寝そべっている姿を再現したのが、とても今風。
ところどころ、うっすらとシマシマが見えますが、ただのメスライオンにしか見えないんですけど・・・





ブーマのゴータマ・仏陀(釈迦)像 Gautama Buddha


金ピカと単調な造形が私たち日本人には異文化ですね。

この金ピカ釈迦、長いこと東アジア文化の展示室でてんじされていました。
改装後、一時、階段の踊り場の目立つところに移され、入館者の注目度抜群、客寄せ効果を発揮してました。
その後しばらくして、今の入り口ホールに移され、落ち着いたようですね。
インフォメーションデスクのそばで、待ち合わせスポット。渋谷駅前の忠犬ハチ公みたい。

今では展示資料、っていうよりただの目を引く装飾品・・・



タカアシガ二 giant spider crab


20世紀初頭に日本の海岸で捕獲されてコレクションに加わったそうです。
外の道からも見えるようなディスプレイ。

現在工事中で外には囲いがたっています。


博物館の看板展示物のようですが、そんなに貴重でしょうか。
日本では食べてますよね。

向かいの円筒ビルに博物館のネオ・ゴシック様式の塔のかげが映っていました





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コメント (5)
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