マンチェスター博物館 Manchester Museum、名門マンチェスター大学の付属施設です。
タイゴン tigon。
タイゴンはトラとライオンのアイノコです。モードと言う名前のメスの個体です。
戦前には、動物園の人気集めに、「ハイブリッド動物」を作り出すのが流行ったそうです。
もちろん成功率はひくく、それゆえ注目度は今の中国国外での動物園のパンダ並みだったとか。
モードは1932年生まれ。
マンチェスター郊外にかつてあった、ベルビュー動物園の人気展示動物でした。
1949年に死後すぐに毛皮がマンチェスター大学に寄付されました。
70年近く忘れられ、資料室でホコリをかぶってたこの毛皮が発見され去年、剥製として甦りました。
頭を起こした優雅な寝姿を再現したのが、とても今風ですね。
ところどころ、うっすらとシマシマが見える以外、はっきり言ってただのメスライオンにしか見えないんですけど・・・
ブーマのゴータマ・仏陀(釈迦)像 Gautama Buddha
金ピカと単調な造形が私たち日本人には異文化ですね。
この金ピカ釈迦、長いこと東アジア文化の展示室で展示されていたのをおぼえています。
改装後、一時、階段の踊り場の目立つところに移され、入館者の注目度は抜群、客寄せ効果を発揮してました。
その後しばらくして、今の入り口ホールに移され、落ち着いたようですね。
インフォメーションデスクのそばで、渋谷駅前の忠犬ハチ公みたいに待ち合わせスポットになっていました。
今では展示資料、っていうよりただの目を引く装飾品・・・
タカアシガ二 giant spider crab
20世紀初頭に日本の海岸で捕獲されてコレクションに加わったそうです。
外の道からも見えるようにディスプレイされています。
現在工事中で外には囲いがたっています。
博物館の看板展示物あつかいですが、そんなに貴重でしょうか。
日本では食べてますよね。
向かいの円筒ビルに博物館のネオ・ゴシック様式の塔のかげが映っていました
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