イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

通学路で横断を助けるイギリスの緑のおばさん

2016年11月23日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
以前にご紹介した、トラフィックライト(信号)という、レトロな棒つきアメの写真、再び。

信号アメ、今回の話題にぴったりです。

イギリス英語で棒つきアメのことはロリポップ lollipop といいます。

今回の話題はこのアメではなく、この人。


学校付近で、車の走行を停止して児童と父兄が道路を安全に横断するのを助ける、ロリポップ・レディ lollipop lady



「とまれ」と書かれた、棒つきの丸い標識が棒つきアメ(ロリポップ)に似ているのでついた愛称です。正式職名は・・・夫も誰も知りません、調べました。school crossing patrol officer。

公務員です。

日本の、「緑のおばさん」・・・ついでにしらべました。学童擁護員。
一日の実働2時間あまりで、不当な高給をもらっている事実について書かれているのも見つけました!

東京都内の小学校に1年通ったことがあります。
通学路の交通量の多い道路に立って横断の手助けをしてくれる緑のおばさんにお世話になりました。
緑のおばさんが立っている場所は、信号のある、横断歩道でした。

今から思えば、車は信号で止まるので学童が横断するのに危険はほとんどなかったはずです。
たしかに、緑のおばさんに親しみを感じたし、頼もしく思う気持ちもありましたが児童の安全対策上なくてはならない存在だとは思えませんでした。

大人になってから、やはり都内の信号のある横断歩道で緑のおばさんを見かけたことがあります。
子供たちと元気に挨拶を交し合い、安全のためというより、横断を鼓舞する役目をはたしているみたいでした。

緑のおばさん不要論があるそうですね。
給与の見直しなど検討したうえでいてもらってもいいような気します。
家庭外、校外で、子供を見守る職務につく大人は子供にとっても親にとってもたのもしい存在なのではないでしょうか。


さて、イギリスのロリポップ・レディ、不可欠です!!
イギリスには日本ほど信号がありません。

ロリポップ・レディは、信号のない車道にふみだして、指定の通学路では徐行が義務付けられている車をとめる役割をはたしています。

イギリスの住宅街の通学路からロリポップ・レディがいなくなることなど、絶対に考えられません。


数は圧倒的に少ないですが、男性もいます。ロリポップ・マン。


小学校の裏門。



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コメント (2)
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