都政の未来に責任担う
公明新聞:2017年6月2日(金)付
公明党の山口那津男代表は1日夜、東京都大田区で行われた藤井一都議(都議選予定候補=同区)の時局講演会に出席し、「都政の未来を見据えた時、実績と経験があり、結束力と責任感があるのは公明党であり、藤井都議だ」として、1カ月後に迫った都議選に向け絶大な支援を訴えた。
山口代表は、5月31日に中国の外交を統括する楊潔篪国務委員と会談し、日中関係の深化へ協力していくことで一致したと報告。「海外の要人も、日本の連立政権に公明党が必要だと認識している」と強調した。
東京都政に関して山口代表は、共産党が39年ぶりに都の予算に賛成したことで、私立高校授業料の実質無償化をはじめ、全ての政策を自らの実績だと宣伝していることに言及。一方で、都の予算には共産党が不要だと主張している米軍横田基地の民間利用なども含まれていることから、「信念が貫かれていないデタラメな政党に負けるわけにはいかない」と力説した。
公明党の特色であるネットワークの力については、大田区の長年の課題であった京浜急行の高架化が完了したことを挙げ、「東京都、大田区、国土交通省の連携がなければ実現できなかった。その要が藤井都議だ。何としても勝たせてほしい」と訴えた。
藤井都議は、6期24年間で多くの声を都政に届け、数々の実績を残してきたことを紹介。「都議会公明党の初議席は大田区蒲田からだ。厳しい戦いだが、伝統の議席を断じて守り抜く」と決意を述べた。
一方、斉藤鉄夫幹事長代行は同日夜、中野区で行われた時局講演会に高倉良生都議(都議選予定候補=同区)と共に出席し、都議選勝利へ絶大な支援を訴えた。
斉藤氏は児童手当や妊婦健診の公費助成など都議会公明党の実績が国と地方のネットワークの力により、全国に波及したことを紹介。「都議会公明党には全国の“先駆け”となる生活を守る政策を実現する役割がある。その中心を担うのが高倉都議だ」と訴えた。
また都議会公明党が実現をリードした議員報酬削減などについて、共産党が自らの成果として宣伝していることを批判。「こうしたいい加減な党に公明党が絶対に負けるわけにはいかない」と力説した。
高倉都議は、防災公園の整備など3期12年間の実績を強調し「都政の改革のため、死に物狂いで戦い抜き、何としても逆転勝利する」と決意を語った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます