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池田先生がメッセージ「民衆厳護の連帯を」

2022年12月05日 | 妙法

全国学生部大会 池田先生がメッセージ「民衆厳護の連帯を」2022年12月3日

  • 「完本 若き日の読書」明年1月刊行を発表
師が開いた希望の大道を歩みゆくことを誓った「全国学生部大会」。第1部のフィナーレでは、学会歌「誓いの青年よ」に合わせ、参加者の手拍子がこだました(3日、創大池田記念講堂で)
師が開いた希望の大道を歩みゆくことを誓った「全国学生部大会」。第1部のフィナーレでは、学会歌「誓いの青年よ」に合わせ、参加者の手拍子がこだました(3日、創大池田記念講堂で)

 先駆の暁鐘を打ち鳴らす平和の祭典「全国学生部大会」が3日、東京・八王子市の創価大学池田記念講堂で行われ、全国各地から男女学生部の代表約3000人が集い合った。池田大作先生は記念のメッセージを贈り、時代の烈風に挑み、平和の師子吼を轟かせる学生部の前進を称賛。さらに、万年という壮大なスケールで人類の宿命転換を目指し、生命尊厳の哲学を掲げる幸福と平和の大遠征が、我らの貫く広宣流布であると強調。その命運を決する「勝負の世紀」こそ、学生部の友が担い立つ21世紀であると述べ、学問の探究、人間蘇生の対話、民衆厳護の連帯で、不戦の未来を創り開いてほしいと呼びかけた。席上、池田先生の『完本 若き日の読書』が、明年1月に刊行されることが発表された(後日詳報)。

求道の息吹にあふれ、全国各地から集った男女学生部の友。この日までに勉学、学会活動、社会貢献の取り組みなど全てに挑戦し、人間革命の歴史をつづってきた
求道の息吹にあふれ、全国各地から集った男女学生部の友。この日までに勉学、学会活動、社会貢献の取り組みなど全てに挑戦し、人間革命の歴史をつづってきた

 〽未来を創る 連帯ここに 平和の地球を 我らの勇気で……
 
 ダンスや朗読、模範の友の紹介など、青春の賛歌が轟いた全国学生部大会の第1部。そのフィナーレで、学会歌「誓いの青年よ」の音律が流れる。
 
 参加者一人一人が、広布即平和への決意を燃え上がらせて拳を握った。
 
 メッセージで池田先生は、恩師・戸田城聖先生が1900年生まれだったことを述懐しつつ、今の学生部は不思議な宿縁の世代であると述べた。
 
 男女学生部が、弘教拡大と平和創出の対話の“勝利の決勝点”と定めた大会。掲げたテーマは「Leave it to us!~平和の師子吼を~」である。
 
 長引くコロナ禍、打ち続く紛争、核の脅威――混迷の時代だからこそ、師の哲学と行動に連なり、正義の師子吼を響かせるとの誓いをテーマに託した。
 
 21世紀の開始とともに生まれた今の学生部世代。その使命は、あまりにも大きい。 

男女学生部の有志が、平和の世紀を乱舞しゆく思いを胸にダンスを披露
男女学生部の有志が、平和の世紀を乱舞しゆく思いを胸にダンスを披露

 八王子の空を朝から覆っていた雲は、大会の開始時間が近づくにつれ、澄み渡る青空に変わっていった。
 
 まばゆい陽光が友を照らし、この日への努力を貫いた表情が、一段と輝きを増して見える。
 
 「全国学生部大会」に参加した友や出演者たちは皆、人間革命への挑戦の歴史を刻み、この日を迎えた。
 
 原佳祐さん(新潟・4年)は、今年5月、大学の友人に仏法の話をした。最初は深い哲理への共感を得たが突然、連絡が途絶える。
 
 真剣に祈る中で再び連絡があり、悩みを打ち明けてくれた。「この信心で必ず乗り越えられる」と真剣に伝えると、友は入会を決意。先日、御本尊を受持した。
 
 原さんは「一人のために心と言葉を尽くすことが、平和につながる」との確信を胸に、さらなる前進を期す。
 
 早川瑠海さん(兵庫・2年)は、自身が悩みに直面した時、女子学生部の先輩が渾身の励ましを送ってくれた。自分も“励ます側”にと学会活動に率先。大学では、英語を使って外国籍の人を支援する研究を行う。
 
 “多様な人が支え合って生きることが平和の実像”との思いで、勉学にも活動にも取り組む。

21世紀は私たちが担い立つ――全学生部員の決意を、代表が読み上げる
21世紀は私たちが担い立つ――全学生部員の決意を、代表が読み上げる
青春の賛歌を高らかに!――師へ届けとばかりに“民衆の歌”の合唱を響かせる
青春の賛歌を高らかに!――師へ届けとばかりに“民衆の歌”の合唱を響かせる

 
 
 若人の情熱みなぎる大会の第1部では、代表の朗読やダンスに続き、創価の師弟が貫く平和運動の歴史を伝える映像などが紹介された。
 
 参加者の瞳が一段と輝いたのは、学会歌「広布に走れ」が発表された学生部幹部会(1978年6月30日)での、池田先生のスピーチ音声が場内に響き渡った時だった。
 
 先生はこの中で、恩師・戸田先生が常々、青年に「次の学会を頼む」と語っていたことに触れ、万感の期待を込めて呼びかけた。「21世紀を頼む!」と。
 
 師の変わらぬ期待を胸に、平和の21世紀へ飛翔するのは今――迎えたフィナーレでは、学会歌「誓いの青年よ」のメロディーに合わせ、全参加者の誓いの手拍子が轟いた。

第2部で、田島学生部長と先﨑女子学生部長があいさつ。小さなともしびが燎原の火に――一人一人の対話こそ、平和実現の直道と
第2部で、田島学生部長と先﨑女子学生部長があいさつ。小さなともしびが燎原の火に――一人一人の対話こそ、平和実現の直道と

 第2部では、西方青年部長のあいさつに続き、田島学生部長、先﨑女子学生部長が、2030年への行動目標として「創価学会学生部 平和宣言」(別掲)を発表。創価の師弟に連なる誉れを胸に、学問の深化に挑み、平和と共生の世紀を開く対話に先駆しようと訴えた。
 
 池田主任副会長は、どんな時も信心の実践を貫く中で、嵐に揺るがぬ人生の土台を築くことができると強調。21世紀の新たな広布史を刻むのが今の学生部であると語り、全員が使命の大空へ飛翔してほしいと望んだ。
 
 そして、池田先生の青春時代の読書記録である『若き日の読書』が復刊され、正編と続編を合わせた『完本 若き日の読書』として、明年1月に第三文明社から刊行されることを発表した。
 
 終了後、全国各地から集った友の交流会が男女別に、にぎやかに開かれた。
 
 また、男子学生部大会が創大池田記念講堂で開催された。
 
 渡邊隆志さん、浦山空也さんが活動報告。田島学生部長があいさつし、西方青年部長が励ました。

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