〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉第20回 多宝の友へ2021年12月14日
本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介します。第20回は、多宝の友に詠んだ「広宣の勝利者に贈る」(2001年)です。
おお
偉大なる多宝の友よ!
広宣流布に戦い抜いた
尊き多宝の友よ!
皆さまは戦った。
そして
皆さまは勝った。
真っ赤な太陽と共に
生き抜き
戦い抜き
偉大にして荘厳なる
人生を飾られた。
後悔なく
人生の前進
また前進をし抜いて
最高に尊貴な宝冠を
胸に抱きながら
悠然として
未来を高々と見つめながら
あなたは勝った!
人間の英雄である。
君よ
今日も
歓びを認める日であれ!
そして今日も
いかに苦しくても
美しく朗らかに
足跡を残しゆく日であれ!
◆◇◆
自身の勝利は
人生の最終章の時に
決定される。
自身の幸福もまた
その最終章で決まる。
若くしての成功も
若くしての幸福も
幻である。
勝ち誇った人生の
今際の時の境涯が
永遠の合図となる。
「人生の勝負は
死の数年前で決まる」とは
著名な哲学者の言葉であった。
◆◇◆
君の一生は
自分を感動させながら
無数の人々まで
感動させ抜いた。
卑劣な者たちまでも
今となっては
あなたの強き信念を
見上げ
自身の中傷・批判を
覆しながら
最敬礼をしている姿よ。
あなたは勝った!
あなたの人生は
生ある限り 尊き仏天が
行く道を荘厳する。
さらに眠る時が来ても
無数の鳥が
舞い出でて歌い
君のいるところ一帯は
あらゆる国々の名曲が
轟き響きわたって
聞こえる。
君には
世の果てはない。
宇宙と共に
三世に永遠!
わが一族も
これまた
三世に永遠!
◆◇◆
おお
生き抜こう!
おお
戦い抜こう!
君も
人生を躍れ!
私も
勝って人生を躍る。
御聖訓には
「上行菩薩の大地より
いで給いしには
をどりてこそ
いで給いしか」と。
優しく そして
燃える忍耐で武装した
壮麗なる わが友よ!
無数に飛び交う
あの白鳥を見つめながら
堂々たる
偉大な人生の勝利を
金星の勝利を
見せつけ給え!