いよいよ7月に突入。
7月1日から37年ぶりに電力使用制限令が発令された。
500KW以上の大口利用でない小口の利用者にも
15%減の目標が呼びかけられている。
なんでも昨年比15%の電力削減を達成した家庭には
「達成賞」として協賛企業が提供した商品に応募が可能であり、
「空気清浄機、テレビ、パソコンなど」の電化製品がもらえるという。
節電に協力をすると
電力を消費する家電やパソコンが当たるかもしれないとは落語のようにも感じられる。
一昨日、地デジ対策に、書庫のある鬼怒川に行ってきた。
駐車場にとまっていた車の台数から類推するに客は多くはなかった。
紅葉の季節の週末や年末年始には、200台駐車可能な場所でもクルマを止めるのに
は一苦労するが、今回は例年よりも少ない客数だった。
夏休み前とは言え、経営は大丈夫だろうかと心配してしまう台数だった。
書庫に隣接するホテルには節電中の張り紙があった。
大浴場のサウナは22時~24時のみの2時間だけ利用可能。
ミストサウナは閉鎖中。
館内通路の照明も半減されていた。
節電は必要なことではあるが、
日常において、節電で我慢している観光客が行くというのに。
せっかくの休日を利用して非日常体験のために行く観光地なのに・・。
旅行先のホテルまでもが節電中となると客足はさらに遠のくのは目に見えている。
本当に節電なのか?
それとも電力消費量が多いサウナをこの時とばかりに便乗して休止しているのか?
何れにしても、ホテルにとって良い選択ではないような気がする。
さて、先日、私の勤務校は節電の対象になっていないことを記した。
先週は500PVを越える日が二日もあった。驚きである。
仮に、大学のように生徒たちを登校させずに家庭に解放したら電力量はどうなるだろうかを考えてみた。
ほとんどの生徒には自分の部屋がある。
当然のこととして、その子供部屋には専用のエアコンが設置されている。
学校に行く必要もなく、家にいることを余儀なくされた生徒たちはエアコンをつけないではいられないだろう。
仮に1000名の生徒がいた場合、暑さ対策の為に、
それぞれ自宅で1000台のエアコンをつけるよりも学校に登校して教室用の業務用エアコン25台で涼んだ方が、電力消費としては圧倒的に少なくなるような 気もする。
もしかすると、節電を目的に中学高校学校は夏休み中に補講や進学講習を行うことは、国家レベルで考えるとエコなのかもしれない。
しかし、定期考査が終われば、進学講習にそのまま突入していく。
講習中の空き時間には来年の入試問題作成と大學過去問題の検証作業を進める予定だ。
さらにプラスプラス・・体力がもつかどうか今から心配である。
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