芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『2020 is coming.』

2019-12-31 07:07:07 | Weblog

  今日は2019年の最終日です。

毎週このブログを見ていただき有り難うございます。

お陰さまで1日に平均して150pv。

週にすれば1000vpvを超える多くの閲覧していただいている皆様に感謝申しあげます。

今年印象に残っていることは

1)孫が生まれたことです。

 自分の子どもと違って日々の成長を客観的な目で観察できています。

 よく食べる彼の体重は8キロ越えであり

抱っこするにも一苦労しています。

近頃、やっとお座りができるようになりました。

 

2)パートナーとの台湾旅行

 日本でバスの半日旅を事前予約して十分(じゅっぷん)という観光地に行って、台湾提灯に願いを筆で書いてそれを空にあげた事はとても印象に残りました。

 

3)引率で行ったオーストラリアのブリスベン近くのリゾート地であるタンガルーマ島の自然の美しさは印象的でした。

お金と時間的余裕があれば、パートナーは美しい青い海と白い砂浜が好きなので共に再度そこを訪れたいと思います。

 

4)シリアスレジャー関連で文書を書かせていただきました。

 研究機関へ所属していない私にも、この機会を提供いただいたM I Y A Iさんに感謝いたします。

 たぶん、今年の秋頃に出版される予定です。

 また、このブログでもご紹介させていただきます。

 

明日から始まる2020年は東京オリンピックが行われる記念すべき年。

そして、私が還暦を迎える歳でもあります。

様々なことが体力的にキツくなってきています。

しかしながら、やりたいこともいくつかありますので、もうひと頑張りするつもりです。

 

皆様にとって来るべき新年が素晴らしい年となることを祈ります。

来年もどうぞ宜しくお願いします。

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『大学受験ラジオ講座(ラ講)』の想い出

2019-12-24 07:07:07 | Weblog

1970年に18歳までの子どもの数は3188万人。 
2017年では子どもの数は2034万人と子どもの数が減少しています。 
それに反して、 
1970年の教育費は年間2.4万円。 
2017年のそれは37.1万円と教育費の出費は増加を続けています。 
子どもの数が減少しても教育費の出費が増加している理由は一人当たりにかかる教育費の高まりに違いありません。

その現象は良い学校に入学させればその後の生活に困らない明るい未来が自分の子どもにはあるのではないかという親の希望や願望、そして幻想に支えられてのものだと思われます。

しかしながら、現代は今後の見通しが立たずにますます不透明な時代です。

小学校に英語が導入されてみんなが英語塾に通塾する。

中学受験に備えて小学生でさえもクラスの多くの生徒が受験のための塾に通う。

中学受験塾では塾生に通塾していることが分かるようにお揃いの指定バックを購入させ、冬期講習料金も別途徴収、加えて模擬試験代金も追加徴収とその支払額は高額です。

わが家の子どもの場合も小6年次に年間約80万円を塾に支払っていました。

さて、私が10代の頃、つまり1970年代の時代でも補習塾はありましたが、今ほど受験熱は高くはありませんでした。

地方に暮らすわが家の近くには予備校はありませんでした。

もっとも仮にあっても 塾に行かない(出費しない)ことを条件に大学進学を認めてもらっていたので自分で勉強することをしていました。

そのような状況の中、お金のかからない公立の商業高校に進学した私にとってラジオは本当にありがたいメディアでした。 
具体的には毎月発行される旺文社の大学受験ラジオ講座テキストを有料で購入。 
無料で「大学受験ラジオ講座」(ラ講)を聞いていました。

それと同時に「蛍雪時代」も購入。 
蛍雪時代には勉強の仕方についての記事も書かれていましたので、その雑誌は進学に関しての良き助言者でもありました。

短波放送を受信できるように、ソニーの短波ラジオも買ってももらいました。 

しかしながら、主に聞いていたのは深夜に放送されていた「鶴光のオールナイトニッポン」だったように記憶していますが。 

ラジオは一方通行のメディアであり、双方向メディアである「赤ペン」先生などにその座を奪われ、現在ではスマホ学習を取り入れたエデュテクが流行っています。

いくつになっても「♪タラッタラララ、タラッタラララ♪」とラ講のイントロだけは妙に頭に残っているのは何とも不思議です。

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【髪を切る】

2019-12-21 07:07:07 | Weblog

私は子どもの頃から床屋が嫌いです。

理由は不明。

何がトラウマになっているか分かりませんが、旧清水市の大手町にある当時の清水女子高そばの床屋の椅子に座り大泣きしたことを今でも覚えています。

当時、床屋のご主人が泣いている私をなだめるためにオマケの入ったグリコのキャラメルをくれたことも記憶しております。

 

今でも髪を切ることを私はあまり好きではありません。

他人に理容室で洗髪されることや、髭をそられることも好まないのです。

薄くなってきたために貴重な髪ですが、

それでも1.5か月に1回程、行きつけの美容院に行って髪のみを切ってもらっているわけです。

 

さて、そこのマスターはお客さんのいない時間にご自分の趣味を楽しんでいるような方です。

1960年代~70年代を代表する骨董品を収集するのが彼の趣味です。

当時のスタバのカップ。

当時のコーラの空き瓶。

キューピー人形・・。

常に電動ノコギリと電動ドリルが常備されている珍しい美容院。

壁一面ハンドメイドの額にそれらを入れて取集されています。

店内は時代物でいっぱいであり、レトロなバーのような趣でもあります。

鏡とイスを見ないといったい何屋かが分からないほどです。

当然のこと、散歩番組では街の中で特色のある店舗としても時に紹介されています。

彼は際立った趣味人であり、日頃多くの人と接しているマスターとの会話はいつも楽しいものです。

床屋嫌いの私も、その会話を楽しみに髪を切りにいっているようなものです。

さて、そんなマスターとの会話で先日驚くような話を聞きました。

それは、福祉施設についての話です。

彼の出身地は東北地方のある県。

東北地方では冬場に老人ホームに入居するのは夏よりもずっとたいへんだそうです。

その理由は農作物を作っている老人たちが冬になると老人ホームに入居。

それらの人々は春、夏、秋と農業を営み、毎年、冬場に老人ホームに入居するのです。

それゆえに、一般の人が初めて老人ホームに入るのが大変な時期が冬だそうです。

地方といえども、介護のランクもあり好条件の施設にはなかなか入居できないようですから何か釈然としない話です。

もっとも、1年中老人ホームにいなければならないような農家の老人たちが、無理をしてある一定の時期になると施設を出て農業を営んでいるともいえるわけです。

ちょうど、冬のこの時期にマスターのお父様が老人介護施設に入居されるそうです。

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入試における『GTECと小論文』

2019-12-10 07:07:07 | Weblog

都内ではすでに多くの学校がベネッセの英語検定GTECを実施しています。

1回約5000円の試験。

ベネッセ発表では120万人が受験。

年間でそれは60億円に達します。

受験者数を考えると莫大な金額がベネッセに入っているのです。

私の勤務校でも本日、授業をつぶしてGTECを実施しました。

来年度への共通テストへの導入は見送られましたが、すでにそれに備えて多くの高校が事前準備を実施してきました。

 

本日は、GTEC実施時にトイレにもいけないような試験監督官を拝命しての感想です。

それは4技能(R、W、S、L)に適応した試験がウリのテストのはずですが。

全ての指示が日本語であることには違和感があります。

さらに、問題の中には日本語での説明導入がなされている違和感。

例えば、「A君は空港で親友B君の見送りをしています」というような日本語での説明。

GTECの試験形式はTOFELなどを見本とした試験方法です。

今後何らかの形で、共有テストに代わる外部試験にするにしても、それには改良する余地が多く残されていることを実感しなおしました。

 

入試が変わるとことで勢いづいているのは問題集を発行する出版社です。

高校現場には共通テスト対応ということで、来年度の高3生向けに多くの問題集の売り込みがあります。

馬券の予想屋が勢いづいているように。

 

近年、AO入試や公募制推薦などを利用する受験生が多くなっています。

それは出来るだけ早く合格したい受験生と出来るだけ早く入学性を確保したい大学側のニーズがマッチしているからです。

推薦入試では、受験生に学力以外に「小論文」を課す大学も多くみられます。

AO入試を受験希望する多くの受験生は学力に自信のない生徒が多いようです。

つまり、2者のニーズはマッチするわけです。

そのような流れに乗じて、放課後の特別講座として「小論文講座」を請け負う業者や添削を請け負う業者の売り込みも激しくなってきました。

 

そこで私なりに入試での「小論文」について少々調べてみました。

「志望理由」や「時事問題」を書かせる大学が多いようです。

一般入試や国公立の二次試験では小論文を課す大学も見受けられます。

例えば、早稲田大学スポーツ科学部の一般入試では小論文33点、英国で150点。

小論文の入試問題は

2019年 

問「子どもの頃に遊んだ「かくれんぼう」は大人になると遊ばなくなる。なぜなのかを601字以上1000字以内で論じなさい。

 

2018年

問 じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考案しなさい。

解答は、新ゲームの目的およびルールを説明するとともに、その新ゲームの魅力あるいは難点も含めて601字以上1000字以内で論じなさい。

 

このような問題は、解き方を学ぶ以前に多読により多くの背景知識を備えておくことが必要となると思うのですが、いかが思われますか?

実際は小手先の技法のみに目がいってしまうようです。

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『無料出張授業』考

2019-12-03 07:07:07 | Weblog

どうでもよいと言われそうですが

交通事故のニュースを見ていると「自動車」と「軽自動車」を言い分けていることがすごく気になる私です。

単なる排気量の違いだと思うのですが・・。

 

さて、先日勤務校では大学の先生方をお招きしての特別授業が実施されました。

それは職場のT君が企画したイベント。

いくつかの大学のホームページにある無料出張授業をお願いしての実施でした。

合計6名の大学の先生が6教室に分かれての90分間の特別授業。

生徒はそれぞれ興味ある授業内容を選んでの受講となりました。

 

さて、大学の学生募集に関しての研究会にも所属している私は「大学の教職員が高校を訪問しての学生募集活動は止めた方がよい」とことあるごとに発言してきました。

その理由は、大学の先生方は特定分野の専門家であり学生募集の専門家ではない。

あくまでも私の経験上ですが、その営業トークにはやる気が感じられない。

マイナスの効果しかないのではないかというのが私の考えです。

それらの大学関係者の高校訪問を受ける側からとしても、

対応に時間を取られてしまいます。

その訪問から受ける印象も良くないのです。

 

大学関係者の高校への学生募集を目的とした直接訪問に代えて、大学は受験生や保護者との直接的なやり取りをしたほうが良いのではないかというのが私の考えです。

それはオープンキャンパスへの高校生の参加もそうでしょうし、大学の先生方が直接高校生に向けて授業をすることも効果的であろうとも主張してきました。

「夢ナビ」という企画などはビックサイトなどの大きな会場で多くの大学の先生方の講義を多くの高校生が受講できることが好評であり、毎年多くの受験生がそのイベントにも参加しています。

 

無料出張授業はそれぞれの大学の先生方が最も自信のある内容での講義。

いわゆる、てっぱんネタ。

大学のレベル云々ではなく、あの先生の講義を聞きたい、あの先生のいる大学で学びたいという気持ちが沸くくらいが理想なのですが・・。

今回、実際に出張講義を受講した生徒や各教室にいたクラス担任からの感想を聞いたところ、それはあまり芳しいものではありませんでした。

旧態依然とした古臭い講義?

知っていますか?ばかり連発され知らないことばかり。

多少興味があった分野への興味が失せたとの感想もありました。

研究の専門家イコール、講義がすごくうまいわけではありません。

今回の高大連携への試みはうまくいきませんでした。

文化社会学に限りますが

高校生の興味がわきそうな分野の専門家の顔が浮かびました。

何か企画してみようかなと思う私でした。

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