芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『夏休み』

2018-07-31 07:07:07 | Weblog

 夏休みに突入しました。

とはいえ、いろいろやらねばならないことがあり毎日、学校へは行っています。

今週は夏期講習期間です。

私は高校1年生の希望者を対象とした講習を担当。

休み前の忙しさに負けずに事前に講習で使用する問題を3種類用意しました。

後は、毎日の講習を行いながら進度や内容については調整して行こうと思います。

 

今週末は、パートナーの誕生日を祝う会が行われます。

たまたま、その日は河合塾での高校教員対象の有料の勉強会。

終日の勉強会が終わったらイベント会場に駆けつける予定です。

誕生祭と名づけられたそのイベントには、子どもたちも出席します。

さらに、今年からは義理の娘も参加することになりました。

「弔事ではなく、慶事に集まろう」がこの会のコンセプト。

この数年、私が主導して実施しているイベントです。

昨年行って好評だったワインと肉の「ミートクルセダーズ」が閉店。

今年は近所にある大衆焼肉店での実施です。

いずれにしても楽しい時を過ごせればと思います。

 

同様に、義理の娘にもお願いをしたのです。

結婚式以来、会っていない義理の娘の両親。

なかなか会えない、会わないのが普通かもしれませんが・・。

結婚式から半年が経過したので、そろそろ家族会と言う名の食事会を開きませんかと提案した私。

というのも、両家は徒歩で16分位しか離れていない距離。

日程さえ合えば会いやすいからです。

このイベントも2週間後に実施することが決まりました。

私としては、食べ物や飲み物は各自持ち込みのBYO形式にして息子夫婦の家で実施すればと提案したのですが後片付けがたいへんという理由でパートナーに却下されてしまいました。

食事の場所などは全面的に子どもたちに任せるつもりです。

こちらは、少々気を使いますが今から楽しみなイベントでもあります。

 

8月下旬は1週間ほど生徒を引率してシンガポールへ行きます。

現地高校訪問、現地の学食でのランチ。

東京音頭2020の披露。

シンガポールヤクルト社を訪問。

ニューウオーターという水再生施設見学。

リトルインディア、中華街を見学。

米朝首相会談が実施されたカペラホテル見学。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールと多彩です。

引率教員が私一人というのは気にかかりますが、

今から楽しみな仕事でもあります。

その期間のどこかでパートナーは姪っ子たちを誘って東京ディズニーランドに行くそうです。

私は絶対に行かない宣言をしているので、今回のディズニーランドはパートナーも今から楽しみのようです。

プラス、故郷への墓参り。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斎藤幸男『生かされて生きる』河北選書を読んで

2018-07-24 07:07:07 | Weblog

 仕事を通じてお世話になっている斎藤先生が『生かされて生きる』を出版されました。

書籍は東日本大震災時に石巻西高校の校長であった斎藤先生の当時の活動記録や、震災後語り継ぎ等で構成されています。

 

斎藤先生との出会いは、私の勤務校が東日本大震災被災地訪問旅行を開始した翌年まで遡ります。

J社から震災についての講演の適任者として紹介されたのが斎藤先生でした。

一般的に校長というと、うまく立ち回って出世した先生というイメージがありますが・・。

私にとって斎藤先生は、そのようなイメージは全くありません。

すごく強烈な個性の持ち主です。

本校での初対面時に、開口一番。

「ぼくは、J〇〇などの旅行業者が嫌いだ!」と旅行代理店の営業マンに言い放ちました。

さらに、会議終了後に校内を案内させていただきますと私が提案したところ、「会議が目的なので見学は結構です」とバッサリ断るなど怖い先生というのが私の第一印象でした。

しかし、会を重ねる毎に斎藤先生の印象は変わりました。

先生の実直さや真面目さ、自分の寿命の尽きる日を知っているかのような日々のバイタリティー溢れる過ごし方。

 

この書には、

・「大川小学校で殉職したひとりの教師は、私の大切な教え子」

・「本校の体育館が遺体の安置所・検視所になる」

・「最大で700人近くの遺体が安置された」

・「食堂に向かう通路の右手が安置所で左手が食堂」

 

この書には書かれていませんが、震災後に簡単に自らの命を絶つ若者が多いことも聞いたことがあります。

生と死の境界が希薄になるゆえの行為と先生は言っていました。

 

「自分だけが生き残っていいのだろうか」という感情が、こころを追い詰めていく(サバイバーズ・ギルド)感覚も生き残った人々の心に発生するそうです。

斎藤先生の教育観は以下の通りです。

「生徒を育てるのは生徒である」

「教師を育てるのも生徒である」

「学校をつくるのは生徒である」

教育の力とは、生徒を幸せにする力。

幸せはこころの中にある。

自分が必要とされていると思えたとき、決して一人ではないと感じとき、誰かとつながり共感できたときに、幸福感が込み上げてくる。

 

校長でありながら、一時避難場所であり遺体安置所の陣頭指揮をとられた先生。

校長退職後は、仙台大教授をされ、現在は東北大特任教授。

しかし、この本の著者紹介にはそれらの大学教員としての肩書の記載はされていません。

それは、斎藤先生の元石巻西高校校長としての「書」であることが主張されているようでもあります。

斎藤先生が指揮をとった石巻西の生徒が震災から立ち直り、皆が団結したことも、うなずけるのです。

ぜひご一読を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『住処とは』

2018-07-17 07:07:07 | Weblog

 約30年前に購入した建て売り住宅の老朽化が目立つようになりました。

建て替えようか、それともリフォームしようかを迷うところですが

お金が無いので、その両方ともできないことが現状です。

 

郊外の一戸建てを購入した人々の悩みは同じかもしれません。

それは、30年以上のローンを組んで無理して購入した自宅。

借入金とその利息でローン金額の約2〜3倍の支払いをしてきた私たち。

長期に渡って家計を圧迫してきたローン。

30年経過してみると建物の市場価値はゼロ円。

仮に販売するにしても土地の価格のみでの価値しかないようです。

つまり、現在の市場物件価格は当時つぎ込んだ頭金とほぼ同額なのです。

ずっと賃貸住宅に住んできたと視点をかえてもよいのですが、

仮に払った賃貸料よりも多くのローンを支払ってきたという事実は「だまされた感」を感じずにはいられません。

 

これから更に年を取っていく私はどこに住むかを考える時期にきていると思われます。

生まれ故郷に戻るという選択肢もあるのですが、兄弟や親戚との適度な距離感を保ちながら生活してきた私。

近くにいると見る必要の無いものが見えてきます。

血縁、地縁とも適度な距離感が良好な関係を維持してくれるはず。

それ故に生家に近い所だけは住みたくないというのが本音です。

 

現在、二世帯住宅にこども夫妻と同居している私です。

さらに年齢を重ね、自分でできる事に辛さが出てくる場合もでてくるでしょう。

そんな時には自分の子どもたちに面倒をかけたくないので、いざとなったら老人ホームに入居したいと思います。

その課題解決における問題は2つです。

一つはお金。

もう一つはパートナーとの考えの相違です。

「田舎は嫌い」、「古い家は嫌い」だそうです。

これが一番難しいのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『携帯電話Xへの変更』

2018-07-10 07:07:07 | Weblog

携帯電話×

3年半ほど使用してきた携帯電話の機種変更をしました。

電話なんて、殆どかけないしスマホなら何でもいいかと思っていました。

ところが、先日、散歩中にスマホが地面に落ちてしまいガラス面にヒビが入りました。

ガラス交換だけで約1万円かかることが判明。

そのまま使い続けるか、それとも買い替えるかを迷いました。

昨年、iPhone8とiPhoneXが出たばかりなので次まで待とうかどうかを迷ったのです。

機種変更に踏み切ったのは携帯キャリア各社の4年契約しばりを公取委が問題視していることが報道されたこともきっかけでした。

4年どころか、私は東京デジタルホンからJ-Phoneとずっと同じキャリアを利用しています。

ソフトバンクを25年間以上利用しているのです。

話はそれますが新車、中古車込みで車はずっとホンダ車に乗り続けている私。

4年なんて対したことないとの判断で機種変更に踏み切りました。

4年契約のメリットは、機種代金が実質半額になることです。

2年間継続契約すれば、使用しているスマホを返却(つまり、下取り価格半額)可能です。

残りの2年契約が更に契約延長することで、新たな機種を大幅値引きで購入可能というわけです。

記1980年代の新車自動車購入者は車検を受けないで次の車に乗り換える人も多かったことを記憶しています。

乗り換えをしやすくするために自動車販売店がその販売増ねらって実施している残価設定ローンが現代の流行です。

顧客は毎月1万円もの携帯電話使用代金支払いを継続してもらうことで販売会社にとってのメリットも大です。

さらに、できれば家族には同じキャリアをしてもらうことで契約は2倍、3倍と増えます。

家族契約者が増すごとに50ギガの契約代金が減額されるシステム。

もっとも、1日7時間もネットに繋ぎっぱなしというのは現実的には考えられませんが・・。

数年前の7ギガの契約代金と、今はやりの50ギガの家族契約代金にあまり差が無いようです。

変更も考えてしまう私です。

購入後の感想ですが、畳と携帯電話は新しい方が良いようです。

使用するたびにいちいち暗証番号をいれなくても、顔認証システムが機能します。

画像はすごく鮮明。

appleTV経由でiPhone画面をミラーリングした際にテレビ画面に映し出される映像の解像度には驚かされました。

まさに消費の罠にかかっていることを自らが実感できる携帯電話の機種変更です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『入試説明会』についての学会発表

2018-07-03 07:07:07 | Weblog

猪狩先生の訃報を知ってから、先生に対しての感謝の証として私ができることは発表と思いつき今年の5月から約2ヶ月をかけての準備

最近は体も疲れやすく、夜間のうとうとしながらの準備が続きました。

 

今まで学会発表では、とにかく完璧な発表を目指してきました。

一字一句違わないような発表用原稿

当日も余裕のないようなガチガチの発表。

しかしながら、今回は、完璧に準備したものではありませんでした。

ざっくり概要を話すことで、話をまとめさせて頂きました。

 

今回の内容は「大学の職員が学生募集目的で入試広報活動行うため高校訪問はやめた方が良いのではないか」という提言でした。

120大学のデータ分析をすることで見えたことが数点ありました。

それは、実施曜日です

約半数以上の大学が木曜日か金曜日に高校教員対象の入試説明会を実施しています

逆に、極端に少ないのは月曜日。

教授会が週末に実施されやすいので、週末に入試説明会を実施しているのかもしれません

でも、それではお客様目線に則った行動ではありません。

 

さて、話は当日の発表内容に移ります。

業界関係者、高校教諭、生徒の皆が知っている場合は共通言語使用されています。

例えば、「オープンキャンパス」。

しかしながら、上記の状況にあるにも関わらずに「入試説明会」という言葉は共通言語化していません。

殆どの大学が、多くの高校教諭をあつめて大学の魅力と入試情報を伝えることで一致しているのにも関わらず。

「入試説明会」以外に使用されるのは「大学説明会」「入試要項説明会」「入学試験説明会」などです

その理由はなぜかわかりませんが、各大学が自校の特色を出すためにあえて、他の大学とは異なるを使用しているのかもしれません。

明らかなことは、今後も共通言語化しようという流れはなさそうだと言うことです。

 

さて、入学者を集めるのに窮している大学が多く存在しています。

潰れないように何とかしなくてはならないと入試活動も活発です

一般的な手法として他大学も行っているので、自大学でも実施のスタンス

「高校訪問」を活発に実施している大学の多くは学生募集で苦しんでいる大学です。

それらの大学では実質的な入学試験も行われないので「Fランク大学」「BF大学」などと称されます

FとかBFが意味するのは試験というボーダーがない大学、無試験大学。

Fランクの大学は年に3回も高校訪問をしてきます。

でも、その大学の教職員から語られる大学の魅力は他の大学と代わり映えしないもの。

口の悪い私は思うのです。

それらの大学は偏差値の高い大学と同じように入試説明会や高校訪問をする必要があるのだろうかと。

同じ時期に、同じような募集活動はF1レースそのものです。

レーシングカー、トラクター、バスがレース場で競争する意味はないのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする