17年前に購入した冷蔵庫の様子が近頃変です。
夜になると大きな音を立て始めるのです。
エンジン全開のモーターの爆音と、それが止まる時の「ドン」という音。
小型のディーゼルエンジンを乗せた小舟に乗っているような振動と音です。
テレビの音も聞こえなくなってしまうほどの「ポンポン船」のような音でもあります。
休みなく17年間に渡って故障もせずに動いてきたのですから、
コンプレッサーがイカれても当然のことです。
そこで、完全に動かなくなる前に購入することを決めました。
今まで使用していた冷蔵庫が480リットルなので
同じ位の500リットル以上に的を絞り探すことにしました。
大型電器店の何ヶ所かで冷蔵庫の説明を受けてわかったことがあります。
それは大きさについてです。
我が家で唸りをあげている冷蔵庫の横幅は74cmで奥行きが64cm。
今ではそのように横幅が広い冷蔵庫は600リットルを越えてしまいます。
600ともなると横幅も奥行きも70cmを超えるそうです。
そうなると普通の住宅のドア幅では搬入が不可能。
家の中からの搬入は出来ない機種(1階設置、外からの搬入)となります。
冷蔵庫の現在の売れ筋の傾向は、
横幅が狭く奥行きがあるタイプです。
500リットルの場合に横幅、奥行きとも68cm位が平均です。
つまり家の中からの搬入を考えてのサイズなのです。
その理由は、マンションや都会に多く建てられている一戸建て3階住宅に搬入することを想定しての大きさだそうです。
マンションはドアを通り抜けなければなりませんし、
狭小3階一戸建ての台所は、2階に設置されていますから
内階段を利用して一階から2階へと冷蔵庫をあげることができなければならない事情なのです。
9~10月頃に新製品が発売されるそうです。
秋葉原のヨドバシカメラでは新製品しか陳列されていませんでした。
500リットルクラスで25万円前後の価格でした。
17年前に購入した際も同じような価格だったのですが・・。
我が家の財政状態では高額すぎて購入することを諦めかけていました。
しかし、販売員との話やネットでの価格調査から
「冷蔵庫の不思議」を知りました。
冷蔵庫の不思議とは、旧式の冷蔵庫は半額以下ということです。
古い人間にとって最新にこだわる必要はありません。
旧式に的を絞ってヤマダ電器の池袋店とビックカメラのアウトレット店を訪問しました。
そこでわかったことは、
他店で展示されていた商品や倉庫に在庫として残っていた商品が毎日昼過ぎに数台納入されるということです。
「最後の在庫品、◯◯円。」は嘘ではありません。
しかし、明日以降も同じ商品は納入される可能性もあるということは勉強になりました。
ということで、
2013年発売モデル、
2014年夏製造の旧式の冷蔵庫が配送されてくる予定です。