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『立教大学での教員と学生の罵り合いについて』

2022-06-28 07:07:07 | Weblog

立教大学の授業中での教員と学生との罵り合いがネットで話題になっている。

以下はそのやり取り。

https://www.youtube.com/watch?v=BP5tLY9CuBs

(教員)黙れ! 邪魔するんだったら出てけ!」

(学生)「考えらんないよ」

(教員)「考えらんねえのは、お前の脳みそ」

「黙れ! 邪魔するんだったら出てけ!」

(学生)「お前が黙れ!」

(教員)「お前とかよく言うな。人のことハゲだなんだって」

(学生)「こいつはハゲだ」

(教員)「くだらないこと言ってんじゃねえよ、こら」

(学生)「くだらねえこと言ってるのはお前だよ」

(教員)「つまんなかったら、出て行けや」

(学生)「おもろい授業してみろよ」

(学生) 「クソジジイが!」

(教員)出て行くように

(学生)「死ね! クソジジイ」と教室を出た。

 

同じ教室にいた他学生がこの様子をツイッターで録画して投稿したようだ。

元の投稿は削除されたが、それが拡散されてユーチューブでも何本か閲覧可能映像が残っている。

学生の弟と称する男性の謝罪動画も散見された。

 

さて、私も若かりし頃は、熱くなることも多かった。

これに近いやりとりを経験したことはある。

しかしながら、現在では絶対に生徒の言動に激怒することはない。

年齢を重ねて、うまく対応できるようにもなったし怒りの発火点が高まってもいるからだ。

さらに、今は生徒が携帯電話を常に持っていて録画や録音が容易な時代だ。

「先生にこんなことを言われた。」

「級友にこんな悪さをされた」との保護者からの訴えはすべて音声や動画つきの訴えとなっているのが現状だからだ。

 

私が気にかかるのは、この場にいてこの映像を撮影した学生の行為。

罵り合いをしている両者を諌めたり、沈めたりする学生はいないことはがっかりである。

今回の罵り合いの内容は、まるで小学生のケンカのようだ。

相手にハゲと言ったり、クソジジイ言ったり。

察するに、「おもろい授業してみろよ」の一言を聞いて、先生はさらにヒートアップしたのではないかとも思われる。

 

面白くなければ、学生は授業に出なければよいのだ。

シラバスに欠席○回以上の場合には単位はでない等が書かれているので、仕方なく興味がないにも関わらず出席していることもこのような事件が発生する要因なのかもしれない。

 

最高学府の大学で、多くの都内の高校生が入学を憧れる立教大学でこのような事件が起きたことは、特別なことなのか。

それとも、似たような事は他大学でも起きているのか。

私は後者のような気がしてならない。

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『時代とともの変化』

2022-06-21 07:07:07 | Weblog

通勤電車の車内で新聞を読んでいる人を殆んど見かけなくなった。

その代わりに、車内の人々が手にしているのはスマホである。

さらに、通勤には必須のビジネスバッグも変化している。

かつて通勤時には皮製のバッグを持参していた勤め人たちも、

今はリュックサックを使用している人々が大半だ。

靴もビジネスタイプの革靴からウオーキングを主にしたスニーカータイプの履きやすい靴を履いている人が目立っている。

 

学校においても通学バッグは時代とともに変化している。

約40年前の流行は革製の通学鞄を熱湯につけ、針金で加工してできるだけ細くすることだった。

不良っぽくてかっこいい。

それがブームだった。

教科書を入れるスペースも殆んどない鞄を持つことがクールだった。

次に来た学生鞄ブームは海外のブランドバッグを模すこと。

私の勤務校でも、ルイビトンのような皮の鞣し模様のついたバッグを指定品とした。

当時、お嬢様風の女子高生には、ルイビトイン風のバッグは好評だった。

 

現在、中学生も、高校生も、大学生も真面目になったと言われている。

大学生もほとんどの授業に出席しなければ単位がもらえないようだ。

高校生の場合、鞄はリュックサックとバックパックの中間くらいの大きさのバッグだ。

すべての授業のノート、教科書、お弁当、そして部活用品を毎日担いでほとんどの生徒が登校している。

バッグの重さを測ったことはないが、とにかく重い。

机にのった鞄をどけようと鞄を持つと、その重さに驚いてしまうほどだ。

近年では、二宮金次郎の銅像を正門付近に設置している学校はほとんどない。

銅像に代わって、私には重い教科書を背負う生徒たちの姿はまさに二宮金次郎のようだ。

勤勉な1500名の生徒たちの登校時。

彼らは英単語帳を見ながらの登校なのである。

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『マスクを外す指導』

2022-06-14 07:07:07 | Weblog

「文部科学省は10日、体育と運動部活動、登下校時についてはマスクを外す指導をするよう全国の教育委員会などに改めて通知した。」

熱中症対策ということだ。

確かに、体育の授業や体育祭、放課後の運動部の活動などはマスク着用をしない方がよいはずである。

しかしながら、登下校時にも会話をしないでマスクを外して登校することには、はなはだ疑問を感じている。

その理由は、もし子どもたちが友人と一緒にいる場合には黙って登下校などできるわけがないことは明らかだからだ。

 

加えて、6月10日に文部科学省は教育委員会に通知していることに意味がありそうだ。

ご承知のように6月10日は観光目的の訪日客受入れ開始日だ。

海外からの観光客数は1日に2万人。

今後、マスクをしていない観光客が自然に増加してくるはずである。

観光客の外国人だけがマスクをしていないとそれが目立ちすぎてしまう。

政府としても外国人観光客へのバッシングはさけたいところだ。

そのようなことが問題とならないように子どもたちにもマスクを外してもらって、マスク被着用者を増加させようという意図があるのではないか。

私の勤務する学校では1年以上前から、体育の授業ではマスクを着用しないような指導をしている。

希望者のみ着用しても構わないというスタンスだ。

それは先進的な取り組みというよりは、保護者からの強い声があり、それを実行しただけなのだ。

今となっては、それはそれでよかったのではないかと思う。

5月にも同じような通達が文部科学省からあり、私の勤務校でも登下校時のマスクは着用しなくてもよいと生徒や保護者に伝達した。

しかしながら、現実としてはマスクをしないで登校する生徒は一人もいない。

通学電車内でマスクをしないでいたら冷たい視線を浴びるに違いないからだ。

文部科学省は子どもたちの健康のことを本当に考えているのだろうか?

それとも、観光産業の再興への手助けをしようとしているのだろうか。

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『歯科健診を義務化に反対』

2022-06-07 07:07:07 | Weblog

 国は歯科検診の定期健診を通じ、健康寿命をのばすことを目的にするそうだ。

80歳で20本の自分の歯。

自分の歯で噛んで食事することで、結果的に医療費抑制もねらうようだ。

それは、いかにも国民の健康を考えての歯科検診義務化のように言っている。

しかし、果たしてそうだろうか。

それは、国民ではなく自民党が「歯科医師会」の票を目当てにしているのではないかと疑ってしまう。

「国民歯科検診」に関しては既に自由民主党の2022年衆院選向け公約にも盛り込まれており、歯科業界紙でも昨年11月時点で報告されている。

 

昔の子どもと異なり子どもの頃から歯磨きを徹底して行い、フッ素なども定期的に添付することで虫歯で苦しむ子どもの数が減っている。

対して歯科医師の数は増加しているのだ。

2002年 92974人

2010年 101576人

2018年 104908人

加えて、歯科医師数の増加とともに歯科医院数も増加している。

1996年 59357病院

2002年 65073病院

2011年 68156病院

2017年 68609病院

 

自分の感覚ではあるが、美容院と歯科医院の新規開業が目立つのだ。

確かに東京では歯科医院指数は人口10万人に対して77.2とその数は最大値だ。

(平均は54.3)

新規開業した歯科医院は土日の診療は当たり前で、夜11時位まで診療している病院もみられる。

歯科診療義務化に反対する私ではあるが、年に1回の検診は受けている。

レントゲンを取って、検診して歯科衛生士に歯をきれいにしてもらっている。

たまたま先日受診した領収書には

初・最新料287点 医学管理170点 検査200点 画像診断402点

修復・補綴229点

保険合計12880円

負担額は3860円

上下の歯を別の日にきれいにするという名目で2回通院して約5000円。

義務化で検診が行われれば、歯科に通院する患者数は確実に増加するだろう。

医療費削減が目的の歯科検診義務化だが、既述のながれからもお分かりいただけるように医療費は確実に増加するのではないかというのが私の懸念である。

選挙目当ての政策はやめてほしいものである。

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