6月22日には東京都議会選挙、そして7月20日には参議院選挙が実施されます。
両選挙に備えて、街中には臨時に設置されたボードに選挙ポスターが掲示されています。
・ポスター
修正され、加工され実物以上に仕上がっている選挙ポスターを見て私は思うのです。
ルッキズムだ!
投票はしたいと思っているのですが、誰がどのような主張をしているかは選挙公報紙を一読するくらいしか、その判断をする手立てがありません。
これでは顔がいい、顔がきれい等の判断になってしまいそうです。
ユーチューブで動画を公開して公約を自らが語れば、ポスターなど要らないと思う私です。
もちろん、ネット民の心理を巧みに掴むための選挙戦略を得意とする広告代理店が介在してネット動画を作成しているのは周知の事実です。
立花孝志氏、石丸伸二氏のSNSには人心を一気に引き込む力もありますし、人心が急に覚めることもありそうです。
「ポピュリズム」を感じずにはいられない私です。
やはり大量のアルバイトを雇用して日曜日に実施される選挙はネット投票にしてもよいのではないかというのが私の判断です。
間違いなく投票率は上がりますし、労働者の休日を利用しての投票という制約はなくなるはずです。
期日前投票という制度もありますが、大量の人員をアルバイトで確保して実施していることに意味は見出されません。
地方であれば、近隣の方々は皆顔見知りですから選挙における成りすまし行動はできそうにありませんが、隣がだれかわからないような都内ではそれなりの年齢の方であれば気づかれることなく成りすましての投票ができてしまいそうです。
株主総会は事前にネットでの賛否に返答することができているのですからネット投票など簡単にできるに違いありません。
自民党は大人に2万円、子どもに4万円の給付を行うことを参議院選挙の公約としています。
私は思うのです。
立候補者個人が投票依頼を目的に現金を配るのと与党が政策として行う国家としての現金のバラマキ配布にその違いを私は見出すことができません。
納税して余ったお金は、それぞれの納税者の納税額に応じて還付するべきだと思うのです。