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英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『高校生の通学カバンの変遷』

2019-04-30 07:07:07 | Weblog

 1980年代、校内暴力が社会問題にされた時代。

不良はツッパリと呼ばれ、制服の上着の裏地には龍や虎の刺繍。

制服ズボンは幅広でだぼだぼのボンタン。

当時の女子高生のスカートは長めにするのが流行。

学校側は生徒がスカートを折り返して短くしたり、長くしたりするのを阻止するためにジャンパースカートを採択して学校側はスカートの丈に手を加える事を阻止していました。

それに上着を羽織るスタイルの制服が多かったようです。

カバンは熱湯をかけて、針金でぐるぐる巻きにして重しをすること「ぺちゃんこ」に加工。

当時は何も入っていないカバンが流行でした。

教科書を学校に置きっぱなしにしないことを毎日指導したものです。

 

バブルの時代には、学生カバンも変化しました。

黒革の学生カバンから、その学校のオリジナルのカバンへの変更。

私の勤務校では、ネイビーを採択。

紺色の革風カバンの表面にはルイビトンの模様を模したデザイン。

機能的ではなく、デザイン重視で当時、3万円もした高額のバックでした。

 

校内暴力というキーワードよりもイジメが取り上げられることが多くなった時代には、学力はともかく表面的にはおとなしく真面目な生徒が増加したと感じられます。

そのような真面目な子どもたちは、教科書を毎日自宅に持ち帰ります。

教科書に、ノートに、参考書。

それはすごい量の書籍。

加えて、お弁当とクラブ活動の運動着。

荷物でいっぱいなので、革鞄にはとても学用品が収まりません。

よって、多くの学校は何泊もできそうな荷物収納可能なリュックサックに校章をいれて指定カバンとしています。

かつては、特に公立校は学校近辺の指定洋品店が販売を独占。

指定販売制服とともに学校に搬入していました。

今もその慣習は残っているようですが、

私の職場では、サッカー用品で有名なアディダス社が学校用に指定リュックサックを搬入しています。

価格は約1万円。

軽くて、物がいっぱい入るので生徒には好評です。

しかし、満員電車でのリュックはクレームの対象でもあります。

定期的に外部からのかかってくるクレームの電話とそれに応える私がいます。

正門にたち登校時、全生徒に挨拶をしている私には

物がいっぱい入っているリュックサックを背負っている生徒の姿は二宮金次郎にしか見えないのです。

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『久しぶりの葬儀参列で考える』

2019-04-23 07:07:07 | Weblog

先日、パートナー側の血縁者の葬儀に参列しました。

色々と考えることがありました。

 

まずは、お坊さんたちの約45分間に及ぶ経です。

正直、何を説いているのかわかりませんでした。

また、二人のお坊さんの若い方の体調が悪いのか、それとも太り過ぎか。

息が続かずに、何回も読経を途中でやめていたことが気にかかりました。

死者を弔う形式的な読経は果たして必要なのでしょうか。

あの45分間があれば、当日の列席者の方々に故人への想い出を語って頂いた方が列席者も、親族も喜ばれるのではないだろうかとも思いました。

しかし、そのアイディアをパートナーに相談するとあっさり却下。

理由は、参列者の全てが皆に対して語れる訳ではないことが理由。

納得はできませんが、何か釈然としません。

 

加えて、葬儀中に気になった事がありました。

それは式典の司会が喪主の名前を間違えたこと。

その場合では喪主本人が、自分で訂正していました。

その業者の身のこなしや言動は全てに渡って気になりました。

それは、心が入っていない言葉や身のこなしだからです。

これでは私が葬儀社を立ち上げたならば遺族の意向をお聞きし値段以上の想いを無形の形にしてあげられるのではないかと思った次第です。

 

別件として、今回お聞きした話ではこの方が親族で所有する墓には既に7つの骨壷が収められていて、今回の骨壷を収納できるかどうかが不明であると言う問題です。

何人かの故人の骨を土に返すことで、身内での合葬にする案も挙がっているようです。

または、土をさらに掘り臆して2段、3段収納にする案も挙がっているようです。

東京の不動前にある桐ケ谷斎場の火葬炉は12基全てが稼働していました。

一体45分で焼き上がり。

1日最大で約76体が焼却されていると思われます。

友人が購入した墓は近代的な墓です。

それはカードキーを差し込むと位牌が現れる形式。

背景もその日の気分で選ぶ事が出来るようです。

それには、味気なさもありますし、

そこまでして墓のようなものを持ちたいとは思えない私です

郊外では空き家が増加しているのに都内では墓不足。

高齢者は増えるばかりです。

今後の課題であることに間違いありません。

私は生まれ故郷にある墓に入るわけにも行きません。

どうしましょう。

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小川洋『地方大学再生』朝日新書を読んで

2019-04-16 07:07:07 | Weblog

 題名は地方大学となっていたので、それほどの期待をせずにこの本を購入。

個人的には3章までがとても興味がわく内容。

それ以降の章の長岡造形、名桜、松本、前橋国際、金沢星稜の各大学の成功事例は記事広告のようでした。

私が興味を持った内容とは少子化における大学の生き残りです。

新聞、雑誌、ネット記事に取り上げられる学生募集に窮している大学関連記事においては、定員に満たない大学数の割合だけ。

それは、すごくあいまいな記事内容です。

よって、この本に書かれているように大学名や定員充足率割合が具体的に表に出ることはめったにないのです。

たぶんその理由は、各大学名やその大学の欠員状況などを記事にして公表することで

その大学の学生募集がさらに悪化することが懸念されるからでしょうか。

そんな場合には、メディアがその記事責任を取らされることもあるかもしれません。

そういう意味ではメディアは名誉棄損で訴えられることを回避したいのかもしれません。

あるいは、学生募集対策には広告出稿が一番効果的であるとの誘いを定員欠員大学にするための策かもしれません。

 

本文で印象に残った文を抜き留めます。

 

主要大学の規模の変化 

    入 学 定 員  拡大率

大学名 1960年 1975年

東海大  180     4,480    2,389%

大東文化 120     1,250      942%

駒澤大   490     2,400      390%

 

・文部省は学習塾に関する調査を初めて76年に実施し、全国の中学3年生の通塾率は37.4%だった。その後、85年に47.3%、さらに93年には67.1%にまで上昇。

・私立学校は個別相談会で、保護者・生徒の持参する業者テストの偏差値によって、単願ないし併願での合格を「確約」するという仕組みが定着

・関西圏では女子教育の長い歴史を持つ帝塚山学院大が苦しんでいる。18年度の定員充足率は72.5%と低迷・・・女子の進学動向を読み誤った大学は、それなりに古い歴史を持っていても学生募集に行き詰っている。

 

私大定員割れ状況

    定員割れ状況 全私大数 比率

広島県   7          16       50%

北海道     12          25       48%

宮城県      5          11       45.5%

 

この本は2018年3月発行です。

2018年から大学の定員厳格化の影響で、上位大学に合格することがさらに難しくなってきました。

不合格になって溢れた生徒は、募集定員に満たなかった大学にも流れ込み始めました。

定員未充足大学は定員を満たした大学も出てきました。

あの大学でも不合格者がでるのかとの声が職員室でも聞かれました。

いずれにても、受験生が翻弄されていることには間違いありません。

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『令和元年の始業式は平成31年4月○日』

2019-04-09 07:07:07 | Weblog

2、3月との2ヶ月程を要して、論文を投稿しました。

昨年度、学会でのポスター発表をさせていただいた作品をまとめたもの。

久しぶりの学会への論文投稿です。

以前よりも、随分投稿の仕方が変わっていました。

かつては、作品の入ったUEBと出来上がりの作品を印刷して学会事務局に提出する形式でした。

今回からのやり方は私の名前や所属先は書かないで、5つのキーワード、300文字の要旨、そして論文投稿ホームに12000文字の作品をコピーして、それをPDFで保存。

そのPDF化された作品をグーグルドライブ内の学会指定ホルダーにアップデートすると言うやり方でした。

最近のどの論文も共通していますが、紙ベースではなくPDF化された論文を学会として公表するそうです。

今回はA4版用紙で12枚に収めることに苦労しました。

最終提出日に向けて、削除、削除の編集作業が続きました。

投稿論文は現在、査読していただいています。

査読に通ることを祈るばかりです。

 

さて、4月1日に新元号が「令和」に決定したことが発表されました。

それは誠に喜ばしいことです。

先日も勤務校の新学期、始業式の終了時には、

「以上をもちまして令和元年の始業式を終了いたします。一同、礼」との号令がかけられていました。

(まだ、5月から令和なので年度としても違和感を私は感じますが)

もっとも「令和元年」の始業式日に作成された書類の日付は「平成」ですから、

何とも判りづらいものです。

和暦はあっても構いませんが、

国際的なイベントであるオリンピックは「2020」と西暦表示されています。

今年が西暦で何年であり、和暦で何年かを忘れることが多い私です。

事務用手帳の巻末にある年齢早見表は私にとっての必須アイテムなのです。

いっそのこと、一つにしてくれた方が楽なのですが・・。

ちなみに、職場ではこの4月からの発信文書には和暦を使うことが義務づけられています。

グローバルな時代に逆行しているのではないかとの意見もありますし、

日付表示が一つになったことはシンプルなので良い考えもあるようです。

これについて私はノーコメントです。

読者の皆さんはどう思われますか。

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『神前式結婚式』

2019-04-02 07:07:07 | Weblog

送別会に結婚式と何らかの集まりにおいて

かつての旧同僚の方々と会うことが多い3月。

多摩地区の私学へ転職したKさん。

神奈川の私学へ転職したMさん。

都立高校へ移った化学のMくん。

都立高専へ転職した国語のMくん。

皆さん元気そうで何よりです。

M&M先生からは私のブログを見ているとのお言葉もいただきました。

私のブログは1日平均で150PVもの閲覧があります。

本当に有難いことです。

 

さて、先日参列した結婚式は私にとって初めてづくしのことばかりでした。

まず、神前式の挙式。

ホテル内のチャペルのような場所で行われる洋式ではなく、

出雲大社お墨付きの神前式。

「指輪の儀」文字通りの指輪の交換がありました。

 結婚指輪を交換する儀式を取り入れていることになぜか驚きを感じました。

さらに「親族杯の儀」。

この儀式では両家親族が誓いの杯を交わしていました。

会場内は、日本酒の匂いで充満。

 

次にびっくりしたのは

招待客が宴席に着くと、新郎新婦登場の前に招待客全員がすぐにアルコールを飲み始めたことです。

丸いテーブルには二重箱に入った前菜がありました。

小皿に少しずつ盛られたお通しのような酒のつまみを食べながら各テーブルでの宴会開始。

よって新郎新婦入場の前に、会場は自然と和やかな雰囲気になっていました。

それは、ザ・宴会のようなウェディングパーティーでした。

 

最後に驚いたのは新郎が日体大出身ということもあり、

彼の所属していた運動部OBによる生の「エッサッサ」。

20名以上の招待客と神父が上半身裸になり、大きな声で「エッサッサ」。

ただただビックリしました。

日本酒を飲みすぎた私の頭のなかでは、「お猿の籠やだエッサッサ」が浮かんだ次第です。

 

結婚といえば、私のムスコの結婚式から既に1年と3ヶ月が経過しました。

彼は結婚しても、相変わらずのようです。

本日、久しぶりに彼に会い彼から出てきた一言は出産祝いの強要です。

5月の下旬に子供が生まれるので、・・。

それは出産後の退院時に必要となるチャイルドシートをプレゼントして欲しいとのお願い。

一緒に外出など、殆どしないのに・・。

今日は私とパートナー、そしてムスコ夫婦でチャイルドシートを見学に行ってきました。

チャイルドシートの条件として

・病院退院時から使用できること。

・ISOFIXという規格があり、車のシートに確実に設置できる

・座面は360度回転するので乗り降りさせやすい

何とその金額は6万円以上もしていました。

さらに、ベビーカーを見学すると

・生後1ヶ月から使用できること

・軽量であること(軽量といっても5キロもありますが)

これも金額はそれぞれですが、5万円位の商品が多く展示されていました。

2つとも買ってくれと、せがむムスコ。

いくつになっても、そして結婚しても変わらないムスコもは困ったものです。

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