芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『2011年』

2011-12-27 07:07:07 | Weblog

今年もあと残り数日で終わろうとしています。

夏は3週間の進学講習がありました、

そしてこの冬も1週間の冬期講習中。

仕事納めは28日です。

29日は母のいる静岡の老人ホームに行くつもりです。

年明けには一周忌法要も・・。

 

昨年の今頃は義母の入院もあり、

年末年始は毎日病院に行っていました。

年明けはまもなく葬儀。

それも、私にとっては随分前のことのようにも感じられます。

 

平常は1日12時間以上の労働。

通勤時間は往復で2時間。

仕事とは?

余暇とは?を考える心の余裕もなく

毎日、毎日をこなすことで慌ただしく時を過ごしたという感じです。

本当に1年はあっという間に過ぎ去ったように感じられます。

 

さて正月は疲れ果てた心身を癒すための湯治です。

朝、昼、夜と温泉につかり、

その合間に、大吟醸をちびり、ちびり。

至福の時を過ごすつもりです。

 

ぐうたらな私は、そのような生活にもすぐに慣れっこになってしまうでしょう。

しかし、常に向上していくという気持ちは年ごとに強くなっていますから、

「学び」「研究」は継続していけると思います。

いや、やっていないと落ち着かないというのが正直な気持ちです。

 

<今週、新たに知ったこと>

・19世紀初頭 

  動物の膀胱を乾燥させたものは傷口に包帯を巻くときに使った以外にコンドームにも使用されていた。

 

・ワインはギリシャ・ローマの昔から水割りで飲むのが普通だった。

ちなみにモンテーニュの『随想録』や『旅行記』にも

16世紀のフランスでワインの水割りが飲まれていたことが記されているという。

ワインよりも飲料水の方が高額であったことが予想される。

ワインの水割りを飲む人々の方が裕福で階級も上の人々だったのではないかということがふと疑問として浮かび上がった。

 

・イギリスのコーヒーハウスではコーヒーだけでなく、酒もメニューにあったそうです。

  西暦1606年にビール税が導入され、ビールが高価な物に・・。

  お金のない庶民は、ビールに代えて格安のジンを飲んだそうだ。

 

出る杭(くい)は打たれたり、抜かれたりする。

それを恐れて行動しないことは後退だ。

悔い(くい)の残らぬような生活をしていこう!

とダジャレを交えて年末の宴会で発した締めの言葉。

 

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『海外修学旅行』

2011-12-20 07:07:07 | Weblog

今までの高校での勤務期間において

修学旅行の引率ではどのような方面に行ったのかを思い返してみた。

姉妹校のあったシンガポールとマレーシア、

同じくオーストラリアではメルボルン、

ブリスベン、

シドニー、

ゴールドコースト各都市の姉妹校訪問を兼ねた修学旅行に同行したことがある。

ちなみにオーストラリアの生徒たちは

今でも9月末に勤務校をグループツアーで訪れる。

 

ハワイにも全学年生徒で、

しかも制服姿の生徒たちの引率も経験した。

何百人という日本の制服を着用した生徒の旅行であっただけに

見学先では奇異に思われているだろうと今となっては思われる。

カリフォルニアにも2校姉妹校があり、

現在でも交流を継続している。

夏休みには、その姉妹校の近くにある大学のESLで実施される語学研修に参加する生徒引率も経験した。

郊外の大学なので、生徒はホームステイ。

引率は学内にあるドミトリーに滞在させていただいた。

 

さて、今では当たり前の様に使用されている「短期留学」という言葉は語学研修旅行のキャッチコピーであることを『地球の歩き方の歩き方』(山口)を読んで初めて知った。

それは、はダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」の創刊メンバーである藤田昭雄が思いついた言葉だそうだ。

藤田氏によると「語学研修旅行」や「語学旅行」などよりも、

もう少し本格的な海外旅行に近いイメージが立つため、

ダイヤモンド・スチューデント友の会(DST)が

就職先を決めた学生を対象に入社前に海外研修ツアーへ行くための会員組織)

語学研修ツアーを「短期留学」という名称に変えたそうだ。

外国為替及び外国貿易管理法が改正され

年1回の条件付で日本人の海外渡航が自由化(『ニッポンの海外旅行』)され、

戦後日本人の海外旅行が一般化したのは1964年。

1980年代後半から

私の海外引率が本格的になっていることを考え合わせると、

自由化からわずか20年で

高校生の団体までが海外旅行に行くようになった。

まさに社会の変化のスピードには改めて驚いたしだいである。

海外旅行の大衆化である。

 

17世紀から18世紀のイギリスでは「グランドツアー」が行われていた。

「貴族や紳士階級の子弟が通った旅行で、18世紀後半になると専門職に就く中産階級の子弟もこれを行なった」(ジョンアーリ)も含めて興味深い。

調べたいことが湧き出てきた。

この秋に投稿した研究ノートは学会誌への掲載が叶わなかった。

へこたれずに、次の興味深いことへの挑戦をつづけていくつもりである。

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パーティーではなく「宴会」の日々

2011-12-13 07:07:07 | Weblog

週の内の半分は、“打ち上げ”だ。

もちろん、“打ち上げ”と言っても“花火”ではない。

(ここで笑いが取れないと・・。)

PTA忘年会。

学年団忘年会。

教科忘年会。

校務分掌の忘年会。

同窓会との忘年会‥などなど。

仕事上の忘年会が連日続いている。

 

仕事に関わる宴会は、絶対に気を抜けない。

そして、どんなに酔っても、

どんなに飲んでも絶対に酔って余計な事を言わないように心掛けている。

飲まなければ良いのだが・。

飲まないと自らも場が持てない。

飲み会前に“ウコンの力”を一気に飲みこんで自分に暗示をかけている。

「飲みすぎて悪酔いしないはず。」

「かなりの量を飲んでも大丈夫なはず。」

適度に飲むことで、表層的な演技をしている自分。

名優のように・・・。

しかしながら翌日は、

自らに対しての嫌悪感に襲われてもいる。

そのような付き合いを一切排除できれば良いのだが

そこまでの自信が私にはない。

きっとそのような行為が続けば

職場で干されてしまうであろうという恐怖が先に立ってしまうからだろう。

 

12月に入るとそれが連日のように続く。

本当に疲れてはててしまう。

内臓を含む体全体も、そして精神的にも・・。

そのような宴会から解放され

帰宅のために座席が暖かい電車に乗り込むと急に眠気が襲ってくる。

最寄駅を通過してしまうことは頻繁だ。

逆方面に飛び乗り・・、また寝てしまう。

その繰り返し。

まさに振り子電車を利用しているような帰宅が続いているのである。

 

やはりお酒は気を使わないで、

気心知れた仲間と飲みたいものである。

もちろん、気心が知れた仲間と飲むということは

飲みすぎるというリスクも伴う。

中央線の最終電車で“中野“もしかり、

山の手線の渋谷と品川の間を行ったり来たりも頻繁である。

 

***************************

母校、清商(キヨショウ)サッカー部が11年ぶりに静岡県代表として正月の選手権大会へ出場する。

公立高校の統廃合により、清商(キヨショウ)としての出場は最後となる。

キヨショウという名前は残してほしいと願っているが・・。

地元にいるOBOGたちには行動をぜひともおこしてほしい。

 

選手権大会は読売新聞社ほかが後援、

日本テレビ他民法放送43社が主催の大会だ。

実況中継や読売新聞紙面では下記のような話題を交えながら記事が書かれ、

放送のコメントとなるのであろう。

全国選手権大会優勝3回、

今年度で定年の60歳に達した大滝監督の退任、最後の試合。

卒業生で元日本代表ゴールキーパー真田の突然の死。

筑波大学蹴球部監督、元Jリーガー風間八広の息子の大活躍。

 

私にできることはキヨショウサンバを聞きながらの応援に加えて、

少額ではあるが選手権大会にむけて募集される募金に協力することだ。

宴会で飲んだつもり、金額を払ったつもりで寄付します。

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『湾岸エリア高層マンション』

2011-12-06 06:06:06 | Weblog

連日のように流される石川遼の高層マンションのCMにくわえ

東京12チャンネル「ガイアの夜明け」で高層マンションが取り上げられていた。

それらの罠にはめられ、

目覚めるとそこは海。

窓の外は素晴らしい夜景。

欲望が喚起れたこともあり

都内湾岸地区にある高層マンションを見に行った。

景気がいい話と思われてしまうかもしれないが・・。

ここには書けない諸事情があっての理由からだ。

 

さて都内の湾岸エリアには郊外からの都心回帰現象に呼応するように

何棟もの高層、大規模マンションが建設中であり、予定も多い。

有明、豊洲といった建設地は都内のゴミの埋め立てで出来上がっている場所でもある。

街が新しく、駅からも近い。

さらに徒歩圏にはオシャレな飲食店を中心とするショッピングモールが併設されていたり、

24時間スーパーも隣接していたり、

東京駅や銀座まで徒歩圏であるという利便性もある。

加えて、東京湾やベイブリッジが一望できる展望の良さもそのウリである。

 

まず、訪問前にショッピングモールを見学した。

店舗やそこで売られているものよりも、

どうしてもそこにいる人々に目が行ってしまう。

20代後半から30代後半位の小金持ちそうな、

子連れの若夫婦の姿が目立った。

中年の場合は、高額で購入したと思われる小型犬を連れていた。

私はこの街のターゲットとする層には入っていないと思いながら

マンションギャラリー(モデルルーム付き現地案内所)へと向かった。

そこに入ると、そこには人、人、人。

この不況下にも関らず盛況であることに驚いてしまった。

マンションのモデルルーム見学、説明で約2時間以上。

地震の後の販売であり、

首都圏直下型地震想定されているので

埋立地の液状化対策に十分すぎる説明がされていた。

 →国と同じで想定して、対策しているが・・。実際に液状化した場合には想定外の規模での発生を問題にするのであろうと思えてもしまう。

 

「免振」、「耐震」、「制震」いかに自社物件が揺れに優れているのかも強調されている。

非常時に24時間稼働するエレベーター(法律では6時間動かなければならないらしい)、

ホームセンターで売っているような簡便な自家発電機、ヘルメット、ポリバケツ・・。

防災対策グッズが5階ごとに常備されているのもそのマンションの売りでもある。

 

 →首都圏直下型地震が発生したら、耐震でマンションは壊れないかもしれない。

しかし水道、電気、ガス、・・といったライフラインの復旧にはかなりの時間がかかるはずだ。

また、最寄りの駅は耐震構造でないかもしれない。

いやいやそれよりも勤務先そのものが潰れてしまう(倒産してしまう)かもしれない。

 

勉強にはなったが、ほとほと疲れ果ててしまった。

全ての所有財産を処分して、

さらに定年後も払い続けなければならない長期のローンを組むという無理までして

購入する必要はないという結論に達したはず?

 

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