7月7日に東京都知事選挙が行われます。
50人以上の候補者が立候補して、事前に準備した選挙の掲示板に全員のポスターを貼りきれないなどのNHK党の行動が取り上げられています。
メディアが取り上げれば、取り上げるほど有権者の記憶には残ることを考えると、次の国政選挙まで読んでの党としての行動だと思われます。
選挙掲示板は私の自宅のそばにも、幅1メートルも無い歩道に設置されていますが、立ち止まってそれを見る人はほとんどいないというのが現状です。
そもそも立ち止まれないのです。
さて、メディアでは現知事の小池さんと蓮舫さんの争いではないかと言われています。
支持政党もなく、信じている宗教団体もなく、労働組合にも加入していない私は、誰に投票するかを未だ決めかねています。
そんな政治への興味が薄い私ですが、ネット経由で最寄駅のロータリーで夕方から石丸伸二さんが演説することを知りました。
さっそく、現場に向かうと駅から商店街までの通路が塞がれてしまうほどの人、人、人。
SNSに強みがあると言っても、多くの聴衆を集まるほどの魅力はないのでは無いかと思っていた私が間違いでした。
政党の支援もないのでしがらみの無さを強調していた石丸さん。
彼が聴衆に約束していたのは教育改革でした。
具体的には安芸高田市長として行ったことでうまく行ったことを東京でも実施しますとの約束をされていました。
それは、教員の多忙を少しでも軽減するために給食指導などは教員では無く、教育サポーターに依頼しますとのこと。
実際に2千万円の経費はかかったが、それで教員の一部の負担が軽減されたという実績を語られていました。
人口3万人の安芸高田市が2000万円で実施できたことを東京で実施すると約100億円かかるが、知事になったら絶対に実施しますと聴衆に対して公言して約束されていました。
選挙演説を聞いていて、今回最も驚いたのは高校生のグループ(たぶん小山台高校の生徒たち)の反応でした。
伸二(シンジ)と大声で真面目に声援を送る高校生たち。
教育政策の重要性について、高校生のグループに対して視線をおくりながら熱く語る石丸候補。
支持組織がないので厳しい選挙だとは思いますが、何かが起こるかもしれないとも感じた私でした。