繋がりについて
結婚についての話題が2回続いてしまいました。
それ程、親としても、大変なイベントであったことの表れに違いありません。
実は結婚式の半年前に、殆ど話をしない愚息がお願いをしてきました。
それは、結婚式の受付に置くメッセージボードとして有名人からの祝いの言葉の入った色紙などが欲しいという無茶なお願い。
そもそも「有名人」とはテレビなどに出るから有名なだけなのですと彼に説明したのですが・・。
子どもと同様に優秀でない私は彼の願いを叶えてあげようと孤軍奮闘。
まず打診したのは「はぶ三太郎」さんか、
「毒蝮三太夫」さんなら頼めるかもしれないと彼に打診したのですが。
全然知らないとのこと。
そこで、
「さくらももこ」さんならお願いできるかもしれないと言ったところ、
是非お願いしたいとの返答。
遠縁ということもあり、伝手を頼ってお願いしたところ快諾いただきました。
実際に、本人作であることを証明するスタンプ入りの額縁に入った「ちびまる子ちゃんからのメッセージ」をいただきました。
本当にさくら先生の好意に感謝。感謝です。
さて、先日のあるPTAの会合である保護者がこんなことを行っていた。
私は「自分の子どもの一番の応援者であり、子どものことが大好き」。
親であるから、そのような感情は皆が持っていると思います。
しかしながら、以前はそのようなことは公言しなかったものです。
今回のように他の保護者に向けて公言するのは新たな傾向かもしれません。
同様の会で、このような話も披露されました。
高校3年生の男子が
「今まで6年間自分のためにお弁当を作ってくれてありがとう」と母親に感謝の言葉を述べ、ハグをしたそうです。
それは美談であり、男の子を持つ母親にとっては羨ましい話です。
意識や行為がアメリカ化しているのか?
それとも、心優しい出来の良い子どもたちが多くなっているのでしょうか?
皆さんの声をぜひ聞きたいと思います。
繋がりの確認を声に出して公言して、行為も行うのかもしれません。
それはウチの息子には考えられない言動です。
私はそのPTAの会合で一言求められたので以下のような話をしました。
それは、昨年病気で職場を去った同僚の話です。
独り身の彼が自宅で病気療養中に5年前に担任をしたクラスの保護者の代表から、電話があったそうです。
それは「元気になるように栄養のある美味しいものを食べに行きましょう」という誘い。
もちろん外出して、食事を楽しんだそうです。
彼が感謝ししていたのは、当時の保護者たちのあたたかな心。
繋がりを感じ、確認し、そして感謝したそうです。
彼はその後、完全に回復し他の学校で再び教職に復帰できました。
ここでも繋がりの力のパワーかもしれません。