市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

ふたたび「黒テント」劇上演

2006-03-16 | Weblog

 5月20日宮崎市に黒テントがまたやってくる。前回は2003年10月9日宮崎市の振興団地「東宮花の森」の東集会所での公演だった。あの金玉ムスメというタイトルのチケットは、毀誉褒貶の渦で、よろこんで買うもの、軽蔑で退けるものと別れたが、結果は大好評で終わった。演劇は、見るまで分からないって。  

 今回は、「ど」というタイトルである。「」は、吃音をあらわす「」という昭和30年代の喫茶店に集まる3人の吃音者の物語である。「か、か、か、かかか」と発音できずに「カレーライス」がどうしても注文できない男とか、世界はこの3人にとっては、ど、ど、どどどうにも困る世界なのだ。時は70年安保の昭和時代、レトロが現代をあぶりだす。  

 いやあ、言われてみるとぼくにとっても、どど、ど、どどどうしようもないような小泉社会である。吃音者にっとは世界は不透明、そして切迫した状況を生み、必死になればなるほど悲惨とこっけい感を生じる。ぼくにもあなたにもそれは、ある。   

 この芝居は、すごく笑えるという。 笑うだけではないとしても! 

 5月20日(土)19:00会場 19:30開演
  東宮花の森東集会所 

  前売り一般3500円 学生2500円

    予約・販売 事務局「ウイング」 0985-28-4014

 

 

 

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