市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

夢と希望? 綾宮崎自転車道

2006-01-17 | Weblog
 1月15日、綾宮崎自転車道を丁寧に走ってみた。これまで何十回と綾に走ったが、終始一貫、この道に忠実に沿ったことはなかったから、今回はなにかの拍子だったのかも。だって、ここだけを走る気にはとてもなれなかったから、舗装の悪さと堤防の陰という位置が閉塞的であった。 
 
 この日陰、閉塞の道路を走るとは、負け犬、下層階級に向くかもとのアイデアもあったし、先日、ふとみると、舗装が宮崎市寄りの大部分、し直されていたと見えたのに興味が引かれもしたからである。

 そこで、結論から言えば舗装は、ダメ、大事な部分は抜け落ちるか、面倒な部分はごまかされ、走るには値しない綾宮崎自転車道であった。しかし、しかしだ、
ぼくは、この自転車道の存在は、高く評価している。なぜか、そのわけ後で。

 欠陥の一つは、コンクリート舗装であること。今一つは、2箇所の道路標識の欠落である。一キロごとに建てられた道路案内標識もこの2箇所が抜け、桶に穴が開いた。最初は、瓜生野の八紘クレーンまえの堤防、道はここで堤防上になるのだが
指示がないので、自動車道沿いに走っていった。つきが、綾町入り口、橋を超えて
街中へと向かうのが自然だが、標識があいまいに立っているので、そのまま川原を走った。どうもここも堤防の上らしい。工事中で通行止めだったのだ。心理的にいっても、まず綾町の中心部に向かうのが綾宮崎自転車道と思うはずである。

 舗装は見晴らしのいい堤防の上のほうが、アスファルトでコンクリートの自転車道よりずっと走りやすい。物好き以外にはわざわざ堤防下に降りてコンクリートの日陰を走るわけがない。

 こんな自転車道がなぜ存在する価値があるのだろうか。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする