ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

小出郷文化会館でのインターンシップ(1)

2005-10-19 06:14:18 | 大学
先日、新潟県魚沼市にある小出郷文化会館の榎本広樹さんが東京にいらしたときにお会いする機会があった。 前々から榎本さんの名前は存じ上げていたが、お会いしたのは初めてだ。 小出郷文化会館は、全国に3000ほどもある公立文化施設の中でも、特筆すべき成功事例として知られている。 実際、アートを通じて地域を活性化するための情報提供を行っている財団法人地域創造のニュースレターや機関誌でもしばしばその活動が紹 . . . 本文を読む
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昭和音大で「指定管理者制度」を講義

2005-10-17 08:31:09 | 大学
ちょっと間が空いてしまったが、先日(10/05)、昭和音楽大学の武濤先生から「指定管理者制度」について講義をしてほしいと依頼を受けたので、5年ぶりに厚木の同大学キャンパスに出かけた。 同大学には、「音楽芸術運営学科」というアーツ・マネジメントを専門的に学ぶ学科がある。私は、1999年と2000年の2年間、同学科の「芸術運営実習」という学科の講師(非常勤)を担当していたことがある。 大学で教えるよ . . . 本文を読む
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巨大サッカーゲーム、サメの内部、ベートーヴェン

2005-10-16 23:55:58 | 横浜トリエンナーレ
横浜トリエンナーレに行ってきた。9月29日(開幕日の翌日)に次いで2度目。 前回は4時間くらい滞在したのだが、半分も見られなかった。 今回も、14時~18時のほぼ4時間。ただし、今回は要領がある程度わかっているので、前回よりはスピーディ&スムーズ。 受付で音声ガイドも借りて会場を回ってみた。 基本的に、出展作家自身が作品解説(作品そのものの解説もあるが、創作のいきさつや鑑賞のヒントを短く語るものが . . . 本文を読む
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王子は無力であり、王は創造しない

2005-10-15 07:04:49 | 大学
去年、跡見の「パフォーミング・アーツの世界市場」という授業で、キーロフ・バレエの「白鳥の湖」と、マシュー・ボーン振付の「白鳥の湖」(主役の白鳥の他、白鳥の群れが大勢の男性ダンサーによって演じられる)を同じ授業時間内に抜粋上映して対比してみる、という試みを、初めてやってみた。(今年もやる予定だが、時期はもう少し先になる予定)。 「白鳥の湖」というのは、チャイコフスキーの音楽がやたら有名なので、誰で . . . 本文を読む
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アートは自他非分離の関係の手法である

2005-10-13 08:21:26 | アーツマネジメント
先日の「アートは資本である」というブログ記事のあと、気になっていたので、福原義春著「文化資本の経営」を読み直した。福原氏は資生堂名誉会長。 文化資本の経営―これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと福原 義春 (著), 文化資本研究会 (著)ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る この本は1999年に発刊されているので、おそらく私はその当時に読んだものと思うのだが、内容はまったく記 . . . 本文を読む
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レクチャー+コンサート

2005-10-11 23:21:07 | アーツマネジメント
先日、第一生命ホールで行われた「バルトーク弦楽四重奏曲全曲演奏会」のことを書いた。 → バルトーク弦楽四重奏曲全曲演奏 (2005/10/02) こういう、一般にマニア向けの企画と思われているものは、逆に、マニアでない人がたくさん聞きに来るように、ある程度「知的エンタテインメント」化できないものだろうか。 先日のブログでは、コンサートで取り上げられる作曲家の(バルトークならバルトークの)「レト . . . 本文を読む
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人間は、皆、違うから

2005-10-10 07:24:57 | 大学
先日のブログ記事に書いたように、大学の授業の後に提出してもらうレスポンスカードに、「こういうふうに、『なぜ、そうなのか』という問いを繰り返して行くと、結局、(どういう問いであっても)『人間だから』『人間自体、皆違うから』という同じ答えに行き着いてしまうのでは?」と書いてきた学生がいた。(注:括弧内の語句は私が補ったもの) → 「なぜを5回」 (2005/10/08) これは、非常におもしろい問 . . . 本文を読む
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授業はレポートのお手本

2005-10-09 23:48:00 | 大学
以下に、大学の講義とは、毎回毎回、その科目のレポートを書くための絶好のシミュレーションの機会を提供しているはずだ、ということを述べる。 一般的に、大学の教員というのは、各回の講義において、対象分野の基礎的なことがら(周知の事実、社会一般や学会等で通説とされていること)のおさらいをしてから、やおらある特定のテーマについて問題提起を行い、それに対して、論理的な検証をしながら、最後にひとつの結論に導い . . . 本文を読む
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「なぜを5回」

2005-10-08 22:57:41 | 大学
先日来、朝日新聞夕刊一面の「ニッポン人脈記」というシリーズ記事の最新連載として、「トヨタウェイ」という記事が連載されている。 10月3日に掲載された連載第3回の記事では、トヨタの「なぜを5回」繰り返すという手法が冒頭に紹介されていた。何らかの原因で、どこかの行程で何か失敗が起きたときに、「なぜ、それは起こったのか」、「なぜ防げなかったのか」、というようにどんどんその原因にさかのぼって行き、「なぜ」 . . . 本文を読む
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曽田 ふとどき

2005-10-08 07:28:22 | その他
このブログ(gooのブログ・サービス)には、アクセス解析機能(有料)がついていて、一日当たりのアクセス数(ページビュー、IPアドレス数)やブログ記事ごとのアクセス数、アクセスの参照元(どこのウェブページから飛んできたか)、どういう検索語で検索されたか、などがわかるようになっている。(誰がアクセスしてきたのかを逆にたどっていってつきとめられるわけではない。) アクセスの参照元もいろいろなブログサー . . . 本文を読む
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