ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

21日昼間に動ける人はぜひ「エミーリア・ガロッティ」へ

2006-03-21 01:48:18 | アーツマネジメント
20日夜、東京国際芸術祭招聘公演のひとつ、ドイツ座の「エミーリア・ガロッティ」を観た(彩の国さいたま芸術劇場大ホール)。

詳しいことは別に書こうと思うが、「こんなの観たことない」、「こういう舞台もあるんだ」と思える舞台である。

5000円という値段でもあるし、観て絶対損はしないどころか、観ないと損をする舞台であることは間違いない、と言っておこう。(何と学生席は1000円!)
たった3公演しかなく、21日が最終回(15時開演)なので、ぜひ見逃さないでいただきたい。

とにかく、カッコイイし、深い。いくつもの相対立する要素が、どれも奇跡的に併存している。古典と前衛、冷静と情熱、精神と身体、聖と俗、etc.,・・・。

実は、19日夜には、チェルフィッチュの「3月の5日間」という芝居(作・演出=岡田利規、昨年度岸田戯曲賞受賞作)を観たのだが(@麻布スーパーデラックス)、何と、両極に思える2つに明らかな共通点があったことも大発見。

他にもいろいろ書きたいと思うことがあるので、近日中に時間をとっていろいろ思うところを何回かに分けて述べてみたいと思っている。

小手調べにひとつだけ言っておくと、この舞台は、「スタイリッシュ」という形容詞よりも、「ストラクチュラル」という語の方がよりふさわしいと思う。後は別項で。(この項つづく)

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