飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

シェレメチェボとアエロフロート

2011-10-06 22:43:03 | 2011MAKS
ついに(ようやく?)長々と続けてきたロシア旅行記も終わりです。

最後にシェレメチェボ国際空港とアエロフロート航空の模様をお伝えしますね。

アエロフロート航空が主に使用するシェレメチェボ空港はモスクワの北西40kmほどの
所にあります。アエロフロートはその中でも最も新しいターミナルDを使っているため、
空港でも「東側っぽさ」は全然感じることがありませんでした。


外観も新しそうでしょ。

出発ロビーの入口段階で金属探知機があったのは、やはり今年の冬にドモジェドボ空港で
爆弾テロがあったせいでしょうか。ドモジェドボはJALが使ってる南部にある空港です。


ターミナルDは2009年に出来たばかり。

カウンターの対応もごく普通で、ちゃんと通路側席を取ってくれました。

相変わらずロシア語は3つくらいしかわからないかったのですが、出国審査では
「ズドラーストビチェ(こんにちは」「スパシーバ(ありがとう)」
「ダスビダーニヤ(さようなら)」と総動員してみました。日本のイメージアップ作戦(笑)。
基本的にはパスポートをチケットを出すだけでOKです。
手荷物検査場には、初体験のボディスキャナーのようなものがありました。


こういう雰囲気好きです。

実は手荷物検査場を過ぎて、待合室には行ったのは17:15頃だったのですが、
成田行きの出発時刻は20:00・・・空港への到着が予定より早くなり、
随分と時間が余ってしまいました。空港で時間が余るのはいいですよ。大歓迎(笑)。


ということで、ターミナルDをけっこう歩き回りました。


イリューシン96はオープンスポット運用なのかな。逆光で残念。
それとも機数が少ないからたまたまオープンスポットでしか見なかったんだろうか。


ターミナルDは基本的にスカイチームが使っているようですが、スタアラもいました。


JET AIRWAYSではなく、「JAT」AIRWAYSです。

ポカーンとしてしまったのですが、調べてみるとセルビアの航空会社のようで。


これはうまい事スカイチーム塗装が当ってくれました。

ロシアという事で空港内の写真撮影はどうなんだろうと思っていましたが、特に撮影禁止と
いった雰囲気もなく、警備員も全然巡回しておらず、ツアーの方々も普通に撮影してました。
やはりガラスの反射は気になりますが、ド・ゴールやヒースローよりも全然撮影出来ますね。
一眼レフで撮っています。


見ていると、どうやら西側の機体がブロックインする場合はフォローミーカーが付くようです。


まあまあお気に入りの写真。


アエロフロートは何機写っているでしょうか(笑)。

もちろん普通に免税店が並んでいましたが、特に買うものもないので廻っていませんが
キオスクのような売店で、150ルーブル位のブサイクマトリョーシカを一つ買いました(笑)。

最後にロシアっぽい食べ物を食べたいなと思って、ビーフストロガノフが目に入ったんだけど、
手持ちのルーブルが足りなくて、結局ロシア最後の食事はバゲットサンドになってしまいました。
さすがに空港の店員は多少英語もできるようです。最低でも僕よりは出来る(笑)。

自動販売機で土産代りのお菓子を買ったりして、最後は手持ちを2ルーブルにしてやったぜ(笑)。


さて、アエロフロート。

僕が乗ったのはA330-300です。
さすがにアエロフロートの中でも比較的新しい機材なだけあって、オンデマンドのシートモニター
がいています。ハリウッド映画に日本語字幕が無いのですが、踊る大捜査線など日本の映画も
3本位入ってましたので、寝る時間も含めればロシア往復は何とかなるんじゃないでしょうか。
僕はもっぱらポーカーをやってましたけどね。

シートピッチはシンガポール航空よりは明らかに狭かったですが、キツキツではありません。
首の長い僕にとってはヘッドレストが付いてる事が重要なのですが、そこは助かりました。


これはロシア発の食事です。テリ焼きチキンとジャスミンライス。

まず、日本発も含めて、ボリュームがありません。
えっ? こんなに少ないの? と思ってしまいました。
空港で何か食べておいたほうがいいと思います。

そして、やはり海外発のライスは口に合わないですね・・・

CAさんは半分くらいがいかにもロシア人っぽい男性乗務員でしたが、防犯を考えても
そのくらいでいいような気はします。サービスレベルは中の下といった感じでしょうか・・・
日本人の乗務員も乗っていると思っていましたが、往復共にいませんでした。
超カタコトの日本語アナウンスは半分くらい何を言っているのかわかりません(笑)。

積極的に乗りたい航空会社ではありませんが、ま、許容範囲じゃないですかね。

あ、せっかくデルタのマイレージカードを作ったのですが、
マイレージ積算対象の運賃ではありませんでした。ちょっとがっかり。


ということで、伝えきれていない事もいっぱいあるような気がしますが、ロシアの旅は終了です。

最後にトリミングした写真を貼っちゃいまーす。








ホテル・コスモス

2011-10-05 20:47:29 | 2011MAKS
今回のツアーで宿泊したホテルについても少し書いておこうと思います。

コスモスはモスクワの中心部からはやや北側に位置しています。
ジュコーフスキーは南側になるので反対ですね。
おかげで、連日移動には時間がかかってしまいました。

コスモスはアジアからのツアー客御用達といった感じのホテルで、僕らのツアー以外にも
日本人を多く見かけました。客室数は1,000を超えるマンモスホテルです。
MAKSに限らず読売旅行のモスクワ旅行でも御用達と思われ、提携していると思われる
現地旅行会社「インツーリスト」のオフィスもこのホテルにありました。

正直、ジュコーフスキーに近いホテルだと楽なのになと思うのですが、「インツーリスト」
との提携が続く限りは、ここが宿泊場所となる可能性は高いのかなと勝手に思っています。

ただし、インツーリストの現地添乗員さんはとても親切で、頼りがいがありました。


デカイでしょ。

モスクワオリンピックに合わせて、フランス資本で立てられたそうで、
中央の銅像は空母や空港でもおなじみの「シャルル・ド・ゴール」です。


ロビーも広々。

ATMは英語対応で、VISAでのキャッシングが可能でした。
両替所も3箇所位ありましたが、USドルの両替よりもキャッシングのほうが圧倒的に有利です。


朝食は7時オープン。

食にはうるさくないので、内容に特に不満はありません。
ただし、さすがに人が多いので人気のあるソーセージをGETするのに苦労しました(笑)。

夜もビュッフェ形式のレストランになるようですが、利用することはありませんでした。
もちろん他にもレストランが数件と、カラオケバー、はたまたストリップバーまであります。

お土産屋さんもいっぱいあり、マトリョーシカがたくさん並んでいましたが、はなから買う気が
なかったので、高いのか安いのかはよくわかりません。


ホテルとは直接関係ありませんが、毎晩注文を取っていた弁当です。
写真は焼肉弁当、350ルーブルなり。

味噌汁まで付いていましたが、客室にお湯を沸かす設備はありませんでした。
日本から持っていったカップラーメンはチップ代わりに置いてきた(笑)。

客室のシャワーはホースが付いているタイプのもので、欧米のホテルよりは使いやすいです。
冷蔵庫もありました。


僕の部屋は13階でしたが、それでもなかなかいい景色を見ることが出来ます。


遠くにテレビ塔と、近くにロケットのモニュメントがあるのがわかるでしょうか。

道路を挟んだ向かいに「宇宙飛行士記念博物館」とやらがあって、
ここでも宇宙服やらなにやらを見ることが出来るようです。

ロケットの下の建物は地下鉄の駅になります。


ホテルのすぐそばには飲み物やスナックが売っているプレハブ小屋見たいな売店が
林立しているほか、歩いて5~6分位の所に24時間営業のスーパーがありました。

僕らが主に購入するのはミネラルウォーターやジュースですが、魚やキャビアも売っています。
お土産代りに現地のお菓子も買いました。僕は食べてませんが味はどうだったんでしょう(笑)。

あと、23時を超えるとウォッカは売ってくれないそうです。
仲良くさせていただいた人の話によると、レジのおばちゃんにえらい勢いで怒られたと(笑)。

そうそう。特に用事もないので確かめることもありませんでしたが、フロントも
おそらく日本語は通じないんじゃないかなあ・・・ツアーだと本当に楽チンですね。

モスクワ観光

2011-10-04 20:28:49 | 2011MAKS
モスクワ旅行の最終日、スターシティへ行く前にちょっとだけ市内観光の時間がありました。
本当にちょっとだけで、景色のいい所に2か所立ち寄っただけです。

道中ずっと現地添乗員さんがマイクを握っていろいろと説明してくれたのですが、
さすがにもう忘れてしまいましたねえ・・・


まずは1か所目。

モスクワ市内を一望できる「雀ヶ丘」というところです。
緑もあって、なかなか気持ちのいいところです。


デートコースになっているようで、カップルがたくさんいましたが、
日本の怪しい集団は気にせずにカメラで景色を撮りまくってました。


展望台のうしろがモスクワ大学でした。

ロシアで一番の学校とのこと。


お土産屋さんがずらっとならんでいて、マトリョーシカやら、
「KGB」なんていう怪しいTシャツやらいろいろ売ってました。


朝青龍?


綺麗なところですね。

お次に訪問した所はチャイコフスキーの「白鳥の湖」の舞台だかなんだかになった・・・場所です。
よく聞き取れなかったんだよね(笑)。


どんな人が住んでいたんでしょう~?


ここは公園になってました。やはり街中には緑が無いとね。


すぐそばに給湯所がありました。

モスクワは各家庭に給湯設備が備わっていない場合が多く、ほとんどはこういった給湯所から
のお湯が流れてくるシステムになっているそうです。料金はかなり安いみたい。

その後、市内観光の定番?お土産屋さんによりました。
現地ツアー会社直営のお店で、あまり広いところではありませんでした。
綺麗なお顔をしたマトリョーシカの値段の高さにビックリしましたよ。
まあ、手作りって言ってたから、その手間暇を考えると仕方のないことなのかもしれませんが、
とてもお土産に買って帰ろうという値段ではなかったです。

ただ、雀ヶ丘のマトリョーシカの値段が幾らくらいかも見てみればよかったな。
その時点で買う気が全くなかったので、ぜんぜん見る気がありませんでした。


そのお土産屋さんは普通の住宅街にあったので、たいして買う物のない僕は
ちょこっとだけ散歩をしてました。かけっこ禁止?


レンガ造りのようですね。
エアコンが付いている家も結構あるようです。


最後にモスクワの車窓から。
バスの窓に色が入っていて、車窓からの景色はロクな写真が撮れませんでした。残念。

モスクワの自動車事情はヨーロッパ諸国と同じようなもので、さまざまな国、会社のクルマが
走っていました。ロシア国産のクルマはすでに少数派となっているようです。
やはり冬が長いからか、フェラーリなどのスーパーカー系や、クーペなどのスポーティ系の
クルマはほとんど見かけませんでした。


モスクワっていうのはとても電線が目立つ街でした。

住宅用の電線もそうですが、街中をトロリーバスが走っているので、交差点なんかは
本当に電線だらけです。しかも一緒に市電が走っている道路もあったし・・・


モスクワにも凱旋門がありました。

ナポレオンをやっつけた後に作られたそうです。


さあこれは誰でしょう。

正解は人類で初めて宇宙飛行に行ったあの人です。
これはスターシティではなくモスクワ市内にありました。
ロシアではガガーリンはとても人気があるそうです。

一方ゴルバチョフは全然人気が無いんですって。
なぜかと言うと、案外理由は単純で、禁酒法をしたからだと。
そりゃあウォッカの国ロシアで禁酒法なんて考えられないよなあ(笑)。

市内の幹線道路はジャンクションが多く、信号は少ないのですが、
それでも慢性的に渋滞で移動には時間がかかりました。
あと、幹線には横断歩道も少なく、基本的に地下道を作ってあるようです。
まあ、渋滞が多いのはどこの大都市も同じなんでしょうね。

赤の広場&クレムリン

2011-10-02 08:57:42 | 2011MAKS
モニノとクビンカの両博物館に行ったあと、赤の広場へ観光に行きました。
この旅では貴重な観光の時間ですね。

本当は最終日に行く予定になっていたのですが、いきなり「最終日は時間があまりないので、
これからクレムリンへ行きましょう」と添乗員さんが言いだしたので、おいおい、今日来ていない
人で行きたかった人がいたらどうするんだよと思いつつ行ってみました。

市内は渋滞してて、到着時間が遅くなるんだろうなあ・・・なんてことも思ったのですが、
クビンカからは1時間ちょっと、18時前に到着しました。


右側がクレムリンでございます。


そして左側は国立歴史博物館。間の通りを通って赤の広場へと向かいます。

なかなかイイ空模様でしょ。
太陽が雲に隠れる時間も結構あったんだけど、やっぱり陽が当ったほうが味が出ますね。


18時はちょうど衛兵交代の時間という事でしたが、ポジションはとれず。

でも、そんなに大したものではないと思います。


クレムリンは「城塞」を意味する言葉で、近くに来るとその名の通り高い壁がそびえています。

なかには大統領官邸などがあるそうです。


銅像はだれかわからん。


お星様がロシアっぽいかな。


さて、赤の広場へ。既に歴史博物館の影が大きくなってしまいました。

雰囲気的にはパリのエッフェル塔や、ロンドンのトラファルガー広場とかわりません。
すっかりヨーロッパの観光地といった感じの、明るく、そしてにぎやかな感じです。


いやあ、残念。どうやら近々赤の広場で演奏会があるらしく、広場の大部分が
その会場設営のために閉鎖されていました。
モスクワの観光地と言えばやっぱりここのイメージが強いので、かなり残念。


歴史的な建物に見えなくもないですが、百貨店でした。
ロシア土産はこのお店で買いました。あと、晩飯のパンもね。美味しかった。


振り返るとこんな感じ。


赤の広場で一番目立つ建物がこの聖ワシリー大聖堂でしょう。
やっぱり記念撮影している人がいっぱいです。

でも、演奏会のせいでアングルが非常に限られてしまいました。
せっかくモスクワに来たのに、本当に残念です。
あ、いや、僕はフランカーを見に来たんだった・・・


ドラクエにでも出てきそうな、なんともいえない不思議な雰囲気を持つ魅力的な建物です。


出来たのは1560年ですって。


その雰囲気を多少壊していた、奥に見える看板は横浜ゴムでした。
スピードフェスティバルだそうで。熊久保さんはロシアでのほうが有名人なのかなあ・・・


観光地化しているとはいえ、やはりモスクワに来たんだなあ・・・としみじみ感じるのは
この場所かもしれませんね。30年前のこの場所はもっと暗い雰囲気だったのかなあ。
1時間30分程の滞在でしたが、もっとゆっくりと歩いてみたい場所でした。

スターシティ(星の街)

2011-10-01 09:54:36 | 2011MAKS
ソビエトと言えば宇宙分野でもアメリカに追いつけ追い越せでがんばった結果、
今では宇宙へ人を送り込む手段はソユーズしかない状況にまでなりましたね。

そんなソビエト時代、ガガーリン宇宙飛行士訓練センターを中心とする宇宙関連施設を
集中させて、ひとつの街を作ってしまったようです。それがスターシティ(星の街)。
当時は存在もマル秘だったのか、地図にも載らない存在だったようですが、
こうして日本のマニア軍団を受け入れてくれるような時代になったんですね。

実はツアーでは当初「中央軍事博物館」を見学する予定だったのですが、モニノ博物館の
休館日の関係で日程を組みかえ、急遽このスターシティを見学することになりました。

場所はそのモニノ博物館の近く・・・なのですが、スターシティに行ったのはツアーの最終日、
8月21日(月)です。ということで、この日もバスに多く揺られる1日となりました。



いかにも研究施設といったたたずまいですね。
そしてこの青空・・・あーあ。


捨ててあるのか、置いてあるのか・・・


これがこの施設の目玉の一つ。

世界最大の遠心加速器で、打ち上げ時の重力(G)に耐える訓練を行う設備のようです。
右側を中心として、この巨大な物体がぐるんぐるん高速で回転します。
さすがに実演はしてくれませんでしたが。最大4Gだったかな。もう忘れてしまいました。


上からの写真だわかりづらいですが、無重力状態での作業を訓練するためのプールです。

見えている宇宙船のガラクタみたいなもの(失礼)をプールに沈めるのでしょうか。


横に付いている窓から。


ソユーズなどの宇宙船っぽいものがたくさん並んでいる建物に来ました。

全景を写した写真はツアーの参加者が盛大に写っていたのでちょっと載せられなかった。


今回のガイド役、○○○さんです。
名前を聞いたんだけど、ちょっと耳になじみのない名前で結局忘れてしまいました。

もう長い間エンジニアとしてこの施設で働いているかたです。
とても親切に熱心に説明をしてくれました。

赤ちゃんみたいな人形が隣にありますが、ソユーズ打ち上げの時はこんな小っちゃくなって
宇宙船に乗せられるそうです。


向こう側では本物の宇宙飛行士が訓練中。カナダ人だそうで。

現在ISSに乗り込んでいる古川さんや、去年スペースシャトルに乗り込んだ山崎直子さんも
この施設で長期間訓練を行っていたそうです。


宇宙食キットが展示されてました。


今は宇宙の藻屑になってしまいましたが、ロシアは宇宙ステーション「ミール」を
持っていたので、そこに行ったクルーの写真が順番に飾られていました。
すっごく緊張したような表情の秋山さんもいましたよ。


もちろん見学した施設はごくごく一部だと思いますが、見学時間は2時間ほどでした。

ツアーの人たちから何度も「これは見学用の設備ですか?」という質問が出たくらい、
日本の研究・訓練施設とは印象が違うところでした。

その度に説明の方は否定しなければならなかったのですが、その位「普通」な建屋なんですよ。
日本の研究施設は、みんな白衣を着て、チリひとつ浮いていない位のイメージじゃないですか。
見学者も恐る恐る見て回るというか。

経年しているからという事もあるかもしれませんが、この施設はほんとうに「普通」な感じで、
そのくらいでも立派な宇宙飛行士を養成出来るんですね。
日本の同じような施設が過剰にやりすぎなのかなと感じてしまいました。

クビンカ戦車博物館

2011-09-30 22:54:28 | 2011MAKS
飛行機の次は戦車です。

クビンカ戦車博物館はその筋の人には有名なようですが、ロシアの戦車や大戦中の各国戦車
を中心に数百両の戦車・装甲車が展示してあるところです。

クビンカはモニノの反対側、モスクワからは北西の方向にあります。
配られたランチボックスのハンバーガーを食べながらバスに揺られる事約2時間、
ようやく着いたクビンカ戦車博物館は、トウモロコシ畑のそばにありました。


やあ、いい景色ですねええ。少し疲れが吹き飛んだ。

そしてほどなくすると爆音が・・・


おお、フランカー。どうやらロシアンファルコンズのようです。
クビンカ基地からMAKSに向けて飛び立った所でしょう。いい天気だなあ・・・

クビンカの入場料もツアーの中に含まれていましたが、ここも撮影料が別にかかりました。
なんと600ルーブル。一瞬ケチろうかという考えが頭をよぎりましたが、プラットフォームに
9,000ルーブル出しておきながら、600ルーブルケチるっていうのも情けない話だし、
やっぱり旅行記には写真は欲しいしという事で、素直に払う事にしました。


普通の公園みたいですね。

不思議なことに客層は家族連れが多く、駐車場にも自家用車が多く止まっていました。


戦車博物館らしくなってきました。やはりロシアといえばT-34でしょう。


重そうな戦車ですねえ・・・

屋外に展示されている戦車は数量しかありません。
あとは倉庫のような建物の中に保管されています。


所狭しと言った感じでしょ。

1両ずつ写真を撮る気はないですが、そういうつもりで来た人は大変でしょう。
しかも中は結構暗く、窓からの光が差し込んでくるという悪条件が重なります。


どうしてキャタピラが4つも付いているんだ・・・

ここもモニノと同じように説明役のお兄さんがついてくれました。
最初は説明のお兄さんのお話を聞きながらまわっていたのですが、限られた時間では
T-80までたどり着きそうもなくなってきたので、途中からはフリーになりました。


こちらはお色直し中。


うわあ、列車砲。グスタフとドーラではなさそうですが。


ドイツの戦車が展示されている建物にやってきました。


なんじゃこりゃ。

ロシアの戦車だけではなくて、第1次~2次大戦中の各国戦車も展示してありました。
そのなかでもWWⅡのドイツ軍戦車のラインナップはとても充実していたと思います。


きたあ。ヤークトタイガーです。
なにがカッコイイって、名前がカッコイイ(笑)。


これは貴重そうな車両ですね。adamと書いてありました。


なんと!!

一応20年くらい前は「丸」を読んでいたことがあるので、「マウス」は知っていましたが・・・
現存していて、しかもここクビンカにあったなんて全然知りませんでした。
前の写真の車両の影に隠れていたので、教えてもらわなければうっかり見逃す所でしたわ。

重さは188トンですって。747の自重と同じくらいなんですけど・・・


こちらはフランスなんかの戦車が入っている建物です。
時間も少なくなってきたので入口からしか撮らなかった。


時代は一気に進んでBMP-3。

そうなんですよ。
結局戦車も新しいもののほうが見たいなあと思ってしまいます。
ま、ヤークトタイガーはなかなかよかったけどね。


似たようなのがずらっと並んでますが・・・

どうやら多くの試作品も展示してあるようで、それで同じような車両も多くなるようですね。


なにー。
修理中かなにかなのか、なんと最近の戦車が入っている建物は入ることが出来ませんでした。
T-80見たかったのにな。


なぜか片隅にT-64が放置してあったので、それで我慢します。

見学時間は1時間30分程でした。
書くのを忘れていましたが、モニノでの見学時間は1時間45分程でした。

あまり感想はありませんが、ま、貴重なものを見られてよかったかなと。

モニノ空軍博物館その②

2011-09-28 22:50:54 | 2011MAKS
昨日、今日と航空に関するトピックがたくさんありますね。

まずはついにANAの787が日本にやって来ましたか。
やっぱり塗装的にはそんなにカッコよく見えないんだけど、撮りたいのは確かです(笑)

そして、ANA関連では、ブルーでさえ90度以上のバンクをかけていなかった時期に、
737が130度バンクを取るとは・・・

軍用機のほうではFXもいよいよ大詰めを迎えてきました。
「財務省が概算要求を認めない」に10ジンバブエドル。さすがにそれはないか(笑)。


さて、モニノの続きです。

屋外展示エリアの通路の長さは300m×100mくらいだったかなあ。
歩くことのできる通路の外側にも展示してあるので、実際にはもっと広いことにはなりますね。


アントノフ22輸送機です。
対比できるものが写っていないので大きさがわかりづらいですが、相当デカいです。
プロペラの4発なら就航できるとかという理由で、何年か前に伊丹に来ませんでしたっけ。


詳しいことはわからんが、水上機。


宇宙船にしか見えんが・・・


屋内博物館がもう一棟ありました。黎明期の機体が並んでいます。


これはなんだ?ボストークか?

さて、かなり投げやりな紹介がこれまで続いてしまいましたが、
なんだかんだモニノの目玉は、この2機なんだと思います。


ほかの展示機とは存在感がまるで違う感じがしました。


いかにも「未完の計画機」に出てきそうな機体です。

ミヤシチョフM-50"バウンダー"。爆撃機の試作品です。
このエンジンの配置からしてイカれてます。
なにかをやらかしそうな感じがプンプンしますね。当時西側がガクプルした気持ちもわかりますよ。


そしてスホーイT-4。同じく試作段階で中止になった爆撃機です。

これは一見して悪そうです。悪そうというか凶悪と言っていいレベルだと思います。
ヴァルキリーはどこか美しさを残していた飛行機だと思いますが、
同じコンセプトでここまで違う表情が出せるものなのか。


そんなT-4の影で一休み。

この日は金曜ですが、MAKS開催期間中だからという事もあるのか
結構な数の見物客がお見えになっていました。


東側機ファンにとっては、この2機を見るためだけでも行く価値はあるのでしょうね。

僕の心の中にも大変強い印象を残した2機でした。

モニノ空軍博物館その①

2011-09-27 21:05:02 | 2011MAKS
MAKS2011の模様に引き続き、今回のロシア旅行の写真を紹介していきたいと思います。

その前に・・・結局航空ファンも買ってしまったのですが、ミグ31やA-50はいったい
いつ飛んだのでしょう。トレードデー前日のプレスデーだったのかなあ。
そして、アングル的に徳永カメラマンはおそらく管制塔からも撮ってますね。
さすがというかなんというか・・・ずるい?(笑)


さて、それではモスクワの北東に位置するモニノ空軍博物館からいきましょう。

訪問したのは8月19日の金曜日で、MAKSではパブリックデーの1日目でした。
正直なところ、博物館よりもMAKSに1日でも多く行きたい気持ちのほうが強く、
オプションツアーが出来ないかを聞いてみたんですが、他にはそんな人はいなかったのか
そういったオプションが設定される事はありませんでした。

この日は多少朝もゆっくりできるのかなと思っていたのですが、移動時間が長いからと
結局朝8時の集合で、あまりゆっくり眠ることは出来ませんでしたね。
この日は休息日感覚だったのですが、ホントに移動時間が長く、なんだかんだ疲れた1日でした。
実際この日のツアーに参加せず、自由行動していた方も何人かおりました。

さて、モニノですが、新しもの好きの僕にとっては今まであまり興味がわいたこともなく、
行くまでどんな機体があるのかもよくわかっていませんでした。
とりあえずロシア最大級の空軍博物館なのは間違いないようですので、その様子をどうぞ。


まずは屋内展示物から。
ガイドさんの説明に沿って話を聞いて行くのですが・・・


ニコライおじさんは熱心に話をしてくれるんだ。
限られた時間では屋外展示の見学に支障が出かねないという事で、説明は早々に打ち切りに。


ちゃんと壁に仕切られているんですね。

モニノには空軍基地が併設されていて、時折ジェットサウンドも聞こえてきます。
戦闘機ではなく、支援機系の基地のようですね。


入場料はツアー代金に含まれていましたが、撮影料として別に200ルーブル位かかりました。


あれ、B-29じゃね?と思ったらツポレフが作ったコピーなんですね。


ツポレフ22M"バックファイア"です。
日本でもよく聞きますね。思ったほど大きくない機体でした。


世界最大のヘリコプターだったミル12"ホーマー"とおもちゃのように見えてしまうミグ29。


いっぱい並んでます。


看板にはスホーイ27と書いていましたが、
機体に描いてある文字の通り27の原型機であったT-10ではないでしょうか。


スホーイ24"フェンサー"ですね。スホーイ24って見た目がとっても無骨ですよね。


スホーイ15"フラゴン"です。インターセプターと英語看板には書いてありました。


モニノの番犬です。わんわん。


この時にはツポレフ144がジュコーフスキーに展示されるとは全然思ってませんでした。
スホーイ25"フロッグフット"だけはやけに綺麗に見えたな。


ミグ27"フロッガー"と25"フォックスバット"です。25の機首の長いこと。


同じくミグ25と31"フォックスハウンド"です。25のエンジンベイの太いこと。


胴体の番号がわかりやすいな。ヤク141"フリースタイル"です。
結局量産される事はありませんでしたが、VTOL機ですね。思ったよりも大きな機体でした。


逆にこちらはなんで37なんじゃいと思いましたが、奥に38番も置いていありました。
ヤク38"フォージャー"です。こちらVTOL機で、キエフ旧空母に載っかっていましたね。


こちらはヤク25"マンドレイク"。英語の看板には偵察機と書いてありました。
さすがにこのクラスの機体になると知らんわー。

基本的には設計局(メーカー)毎にまとめられて並べられているようです。
もちろんミグ15や21といった有名どころも展示されていますが、ばっさり割愛。


おお、ハインドです。

ロシアのヘリといったら、まずはなにはなくともハインドですよね。
兵員も乗せられる攻撃ヘリというコンセプトを継承する機体はもう現れないのでしょうか。
現役機が見られなかったのは残念。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21⑥さよならMAKS

2011-09-25 19:55:39 | 2011MAKS
1か月にわたって続いてきたMAKS2011レポートも最後となりました。
駐車場への帰り道です。







みんな出口を目指して歩いていきます。


地対空ミサイルのランチャーです。デカ過ぎでしょう。


微笑ましいロシア人がここにも1名(笑)。


フォレスターがいました。
リヤウインドウには「PRAY FOR JAPAN」の文字が・・・どうもありがとう。


ジェットサウンドがするなと思ったらA380でした。このあと戻ってきてローパス。


バスに乗ったら太陽が・・・勘弁してくださいよ~。


18:32.
ジュコーフスキーの正門前を通過。さようなら・・・

日曜の夕方はバカンスから戻って来る車両が多くてホテルに着くのが何時になるか
わからないと脅かされていたのですが、前日と同じくらいの時間でホテルに着きました。
雨降りだったので、みんな早々にバカンスを切り上げて帰ってきたんでしょうか。


ホテルに戻って来ると、夕焼けも見えますた・・・朝の写真と比べてみてください。
翌日はいい天気でしたよ。まったく。


最後に今回ゲットしてきた品々です。

このうちお金を出して買ったものは・・・

ショルダーバッグ・・・700ルーブル(最終日は550ルーブルに値下げされてた・・・)
マグカップ・・・300ルーブル(高いなあ)
マグネット・・・100ルーブル(高いよ)
フラッグ・・・100ルーブル(高すぎ)

Tシャツかキャップでも買おうかとも思ったんだけど、1,000ルーブルは高すぎだと思いました。
デザインもちょっと派手めなのが多かったしね。

タダで貰って来たものにたいしたものはありませんね。

あ、そうだ。ここには写ってませんが、写真を撮らせてもらったボーイングのお姉さまが、そのあと
カウンターの下に手を伸ばしたので、どうしたのかなと思ったら分厚い手帖を貰ってしまいました。
少しもったいないなとも思いつつ、現在職場でノート代わりに使っています。


初めてのMAKS、その規模、フライトに圧倒されて帰って来ました。

正直お金もかかるし、3日目のデモをプラットフォームで撮り終えた時点では、
少しだけやりきった感もあって、「もう来ることはないかな・・・」とも思ったのですが、
最終日になると会場の雰囲気に呑まれ、「また来たいな~」とあっさり変心してしまいました。

そう。それにビチャジを青空の下で撮れるチャンスはまだあるんです(たぶん)。
2年後・・・とは言いませんが、4年後でも、6年後でもお金と休みの都合が付いたら
再びジュコーフスキーに行きたいと今は考えています。

フランカーへの憧れはまだまだ消えません。いや、より強くなったかもしれませんね。

たいしたことない写真ばかり貼ってきましたが、次回以降、MAKSに初めて行こうと
思っている人のために、このブログが少しでも役に立てば幸いです。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21⑤雨がやんだ・・・

2011-09-25 13:38:07 | 2011MAKS
MAKS2011も終わりが近づいてきました。


エアバス(EADS)ブースもやっぱり人気がありましたね。
さあ、A350は予定通り開発が進んでいくでしょうか。


CFMインターナショナルのお二人。

ちょこっとだけホールをまわった後、一度は行ってみようと思っていた
「ブラン」が見えたほうに行ってみました。


"フラゴン"かな。自信が無い。


2年後、これらの機体はどうなっているんでしょうか。


会場のど真ん中にあった無料休憩所です。
美味しそうな食べ物が並んでいましたが、この日の昼食はカロリーメイトで済ませました。


な~んか、今さら雨が上がってしまったんですよね~。

最後にもう一度地上展示の列を歩きました。


こんな空にぴったりな迷彩塗装だな。


ソビエト連邦っていう国は凄い国でしたよね。
とにかく西側に追い付け追い越せ。西側が作るものは、俺らも作る!!
でも、ツポレフ144の初飛行はコンコルドよりも早かったんでしたよね。


おっ、スホーイ34は本当に機首の下から乗り込むんだ。いい所が見れました。


電子レンジのありかまでは確認できませんでしたが(笑)。


ファイター系としては異端な顔をしてますよね。


ジャパン・エアロスペースに来ませんかね。みんなでカンパして呼ぼう!!(笑)


屋外会場も後片付けがスタートしたようです。


結構コクピットを開放している機体があって、みんな写真を撮ってもらっていました。


こちらのハボックも。
そういえば、僕も丘珠でコブラのコクピットに乗せてもらったことがあったなあ。


米軍パイロットさんとも。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21④フライト終了

2011-09-25 09:03:04 | 2011MAKS
引き続き草原にて。

傘を差さなくてもイイ時間帯も少しだけありましたが、基本的に雨は降り続いていました。
みなさんも海外エアショーに行く時は折り畳み傘だけじゃなくて、スーツケースに入るサイズ
の100円傘を持っていったほうがイイですよ。
この日は風も多少あったので、けっこう吹っ飛んでる傘を見かけました。


RUS’がこの日も登場。Jウイングでは「ルス」となっていましたね。


いえーい。いたるところでロシア人はこんな感じです。


いえーい。あれ、なぜかカメラ目線。

僕が近くでゴーヨン振り回してたもんだから、彼らから写真撮られたんですよ。
ま、僕も調子に乗ってポーズとったりしてたんですが、ロシアの画像掲示板とかに載ってるような
気がしてます(笑)。英語も少し(だいぶ?)出来るようで、やっぱり値段を聞かれました。

それで逆にエキストラになってもらったんだけど、後ろにルスが写ってないんだよなあ(笑)。


ちょっとタイミングずれた?

さて、T-50にも触れなきゃいけませんね。
Jウイングに写真が載っていましたが、この日のデモフライトに上がる時に、エンジンが
異常燃焼を起こしてしまい、緊急停止してしまいました。
T-50が上がろうとしていた事さえ知らなかった僕は、帰りのツアーバスでそれを知りました。


SSJは今日もハイレート。


アンチコ失敗。情けない・・・


みんな傘を指してラファールを待っていました。


お馴染みのテイクオフロール。


続き。


案外逆光よりもいい写真が撮れてたりして。


こういうとき、コクピットの視界はどうなるのでしょう。

プログラムを見るとラファールの後はバルチックビーズのようだったので、
実は一度ホールに戻りかけたんですよ。
でも、遠くを見るとストライクイーグルが動いてる・・・あわてて草原へ戻りました。


という事で、西側機2連発。うれしいような、悲しいような。


もうちょっとバーナーが濃く見えると思ったんだけどな。


なぜか右エンジンのほうがバーナーの炎が延びています。


ゴミ袋でカメラボディもほぼ覆っているので、ファインダーが見づらいんですよ。
言い訳です。ハイ。

時刻は15:30。
ストライクイーグルが終わって、また周りの観客がゾロゾロ帰り始めました。
これはもう終わりだろうと思って、ホールに戻ったんですよ。

そしたら、バリバリバリバリ・・・
運よくホールの人が草原側のシャッターを開けてくれたのですが、そこに見えたのは・・・


OVTかよ!!

OVTともこのショーの期間中相性がよくありませんでした。


結構離れたホールからでもこのサイズで撮れたという事は、草原からだと
結構よく撮れただろうなあ・・・


前方に建物もあったので、かなり視界が遮られている状況でよく見えなかったというのが
本当のところですが、あまり超絶機動はやらなかったように思います。


右のほうは建物に遮られて本当に見づらくて・・・言い訳です。ハイ。

OVTが終わって、ホールのシャッターも閉じられました。
時間も時間だけにさすがに草原に戻る気はなく、そしてこの後はエンジン音も聞こえませんでした。

MAKS2011のデモフライト終了です。
撮り残したものはいっぱいあるような気がするけど、不満はありません。
自分の中では十分満喫したつもりです。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21③やっぱり行ったり来たり

2011-09-24 19:40:57 | 2011MAKS
雨も降っているので再びホールの中へ。

ホールの中でポンチョを着たままだとすぐに暑くなるので、ホールと草原を行き来するたびに
ポンチョを着たり脱いだり、ゴーヨンを出したりしまったりと、こちらも忙しかったですわ。


よくわかりませんがウクライナのエンジンメーカーです。
近くにちょうどいい空きスペースがあって、ここで何度か荷物の整理をしたんですよ。


ホールいくつだったかな・・・忘れちゃった。ロシアのミサイルが並んでました。
こちらは空対空ミサイルですね。手前は"アーチャーでしょう。


アムラームスキーの異名もある"アダ―"ですね。


西側よりも凄みを感じる空対地(艦)ミサイルたち。


別のホールです。ロケットのエンジンですかね。


こちらは航空機のエンジンたち。このホールは人でごった返していました。
おそらくグズネツォフとか聞いたことのあるメーカーが入っていたと思います。


空から監視されてました。


同じホールの中にはヘリコプターメーカーも。


マグネットとか写真縦とかを売っていたお土産コーナーですが、
最終日の午後という事で、全品投げ売り100ルーブルになってました。

他のお土産売り場も見てみると、マジックで値札を書いて値引きセールをやっていました。
おそらく売れ残りセールをするだろうなという予感はしてたんですよね~。


またまた別のホールへ。装備品が多いところでした。


パパ~、これなに~?


時刻は13:48。トイレに行ったんたんですよ。

また爆音がしたので、外に出た後に見てみると・・・スホーイ35だあ。
もうこれはあきらめ。どうしようもありませんでした。


ふう。またカメラを出して草原へ行ってみましょうか。


ミグ・ブラザーズがこの日も空中給油。






ベイパーだけは盛大に出ますが、いかんせん小さいなあ。


たしかミグ35は、いまだに採用している国が無いんですよね。
ちょっと小さすぎるのかなあ。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21②行ったり来たり

2011-09-24 11:49:25 | 2011MAKS
さて、もうすぐ11時でフライトの開始時間です。草原へ行きましょう。

この日は風も東側からまあまあ吹いていました。
という事は建物の西側の影に入ればほとんど雨が当らないハズ。


ということで、招待者向けスタンドの影で待つことにしました。

お客さん少ないですねえ・・・左側の青い壁がスタンドね。
そこで、おもむろにカメラバッグからゴミ袋カバー付きのゴーヨンを撮りだしたものだから、
まわりのロシア人から視線浴びまくりでした。

11:00・・・何にも始まりません。

11:30・・・あいかわらず静かなままです。

さすがに、この気象条件ではフライトは難しいか・・・特に編隊飛行は厳しいだろな。
ああ、ビチャジとストリージィは見ることがもう出来ないんだな・・・この時はそう思いました。

でも、昨日三沢で航空ファンをちょっと立ち読みしたら、なんか司令官がビチャジとストリージィの
解散を明確に否定とか書いていましたね。
Jウイングには解散と書いてあるけど、情報源としては航空ファンのほうが信用できそうですね。
期待していいんでしょうか。

ここで一度ホール見学に戻ることにしました。
なんだかんだ、この場所からホールまでも5~6分歩かなければなりません。


入ったのは西側メーカーがそろっているホール「F3」です。
320neoなんかに積まれる予定のLEAPエンジンですね。1/3スケールと書いてます。


小さな企業のブースはもう抜け殻で、一般客の休憩場所と化してました。


あ、日本のブースもあったのね。
来年10月にセントレアを中心に行われる「ジャパン・エアロスペース」の宣伝のようです。


さすがにボーイングは大人気。


お土産がわりに777-300さんにあげたパンフレットはまさにこれです(笑)。
何度か見てみましたが、なぜか787のパンフはありませんでした。


将来の飛行機はこんなのになっちゃうんですか~。
ドイツ政府のブースでした。


ちなみにロシアのみなさんはエンジンだろうがギアだろうが一緒に記念写真を撮りまくりでした。
いや、僕はそういう雰囲気は全然嫌いじゃないです。むしろ見ていて微笑ましい。

!!!
いきなり明らかに戦闘機の爆音がホールの中にも響き渡りました。
時計を見ると12:00ちょうど。そういうことか・・・


1時間遅れでスホーイ34が登場しました。雨はいつの間にか小降りになっています。
あわてて外に出て撮影できる体制になった時はもうラスト2パスでした。
下に写っているのは滑走路との間にある建物の屋根です。


この機体とはホント相性悪かったなー。
2日目のバンがあと5分早くプラットフォームに着いていれば・・・


フライトが続くかなと思い、そのまま草原へと移動しました。

滑走路越しにゴーヨンで撮ってみた。


続いて登場はヤク52が3機と、ヤク54が1機のアクロチーム。




チーム名などは一切不明(調べる気が無い)。


続いてA380が上がりました。雨はまた強くなります。


視界から消えてしまう事もしばしば。


いやあ、ようこんな条件の中でフライトするわ。


続いてベリエフ200。上がったと思ったら・・・


テイクオフ散水(笑)。まさに一芸。


お、カッコいい。

時刻は12:45。
ロシア語で何か放送が流れ、周りがみんな引き揚げ始めたので私もその流れに乗りました。
ああ、やっぱりロシアンファルコンズもキャンセルね・・・


ここは草原と展示ホールの間です。

右側に見えるのが、招待者やVIPようの企業ブースや仮設スタンド。
左側にも企業ブースがならんでいます。

展示ホールと草原の間もなんだかんだで徒歩5分位はかかってしまいます。
しかもこの日は大きな水たまりをよけつつ歩かなきゃいけないので、余計に時間がかかりました。

MAKS2011パブリックデー・・・8/21①雨時々曇り

2011-09-24 09:01:44 | 2011MAKS
MAKSも最終日になりました。

毎日帰ってくると、ご飯を食べて、シャワーを浴びて、基本すぐ寝てたので、
最終日まで体力的には思ったよりも大丈夫でした。
今回もバックアップデバイスを持っていっていないので(そもそも持ってない)、
そういった作業時間も省略してます。

さて、朝起きて、窓から外を見ると・・・


おぅ・・・高さが500m以上あるテレビ塔が1/3くらいしか見えない・・・

こりゃダメだ・・・
天気予報ももちろん雨でした。

この日もホテル玄関に7時30分集合。
実は前日の到着遅れがあったので、添乗員さんにもう少し早く出発できないかお願い
してみたのですが、それはダメでした(現地添乗員さんの関係かも)。


前日の写真は失敗してたので、パブリックデーのチケット。値段はトレードデーの1/4ですね。


えっ、これが昨日カオス状態だった入場ゲートですか?

天気のせいもあるのか、普通の人は1日見れば満足できるのか、全然人がいません。
結局バスも9時過ぎには着いてしまい、ぜんぜん早く出発する必要はありませんでした。
そのかわり手荷物検査はしっかりやられましたけどね。ま、いいけど。


チケットもぎりのテントでーす。

この日は時間がもったいないとの意見が出たので、ツアーメンバーはバスにて解散。
集合時刻は18:30となりました。


雨も降っているのでふらふらとコンデジでうろつきます。


元全日空機がトーイングされていきます。
ロープも何も張らずに観客の隙間をトーイングしていくのって新鮮だよね。

ここで、大雨が襲ってきました。
逃げるスペースを探して、会場中ほどのチケットもぎりテントに緊急避難・・・
考えることはみんな同じで、テントの中は大混雑になりましたね。
残念ながら、この日は去年RIATのために買ったポンチョやザックカバーが大活躍でしたよ。


多少雨が弱くなった隙間を見てホールに行かなきゃ。

でも、会場内は水はけがあまりよくなく各地にバルト海やらカスピ海が発生してしまいました。
ま、この前の函館空港エアポートフェスタよりはマシでしたが。


ゲットしたフライトプログラムはこちら。

この日も11時開始、17時終了予定です。
意外なのはビチャジ&ストリージィの混成編隊が大トリではなくいきなり登場予定なこと。

この日はホールと滑走路脇の草原を何往復したかわかりません。
ジェットサウンドがしたら草原に行き、飛ばなくなったらホールに行きで、
非常に中途半端な行動をとってしまいました。
レポート的にはホールならホールの写真とまとめたほうが見やすいとは思うのですが、
ドタバタぶりを感じてもらうために、時系列で貼っていきます。
みなさんは真似しないように(笑)。


まずは初日に入ることの出来なかったホール「F1」です。


ロシアの航空機メーカーが集結しているので、一番の見どころと言ってイイでしょう。


当然スホーイやミグがおおきなブースを出してるのかなと思ったら、小さなカウンターに
1枚もののチラシを置いてある程度でした。VIPは別棟で対応なんだね。


カラフルな模型ですが、実物もこんな内装を目指しているのでしょうか。


次世代旅客機を開発中のイルクート。
去年のファーンボローで初めて知りましたが、開発は進んでいるのでしょうか。


実物大のモックアップかな。


フランカーに搭載のAESAレーダーでしょうか。


スナイパーポッドみたいですね。詳細はぜんぜんわからん。

思ったほど人もまだ多くなくて、写真を撮るのにもそんなに苦労はしませんでした。
ギブアウェイはあまり見あたらず、ツポレフ214のカレンダー(2011年)と
ヤク130のポスターを貰ったくらいです。

MAKS2011パブリックデー・・・8/20⑧ルスキーイェ・ビチャジ スペシャル2

2011-09-22 21:50:55 | 2011MAKS
続きいきまーす。



ダイヤモンド編隊でのフライトも5分位あったでしょうか。
その間ボントンロールもありました。


この写真かどうかちょっと定かではないんだけど、4機同時のハイアルファパスもありました。
なかなかレベル高いんじゃないでしょうかね。


そして散開。


真ん中の2機がタッククロスね。

この後が圧巻でした。


散開した4機が会場正面でそれぞれテイルスライド。
しかもフレアを放出しながらです。凄かったなあ。
カメラにはゴーヨンと70-200だったので、そのシーンは撮れていません。

最後に2機が残り、ソロパートが始まりました。








詳しい内容は忘れてしまいましたが、ぐるっと回ったり、4ポイントしたり、
思ったよりもずっと長い時間飛んでくれました。






バーナーも焚きまくりです。








時刻は17:00。本日のフライトはこれにて終了です。

もう満足。
そりゃ青空に越したことはないけど、この時点では本当に満足しました。
朝あんな天気だったのに、プラットフォームへ来るという決断をした自分を褒めました(笑)。

そして、この時点で明日天気がどうなってもプラットフォームに来ないことを決めました。


帰り道。また雨が降り出してきました。

前日までアントノフ124が展示してあったスペースには、ツポレフ144が置いてありました。
見た目通りコンコルドのようなソ連製の超音速旅客機です。

この日は短いレンズを持ってこなかったので、トイレだけ寄ってバスへ直行。
それでも端からは端まで歩かなきゃいけない位置関係なので、30分以上かかります・・・


こちらは鉄道駅行きのシャトルバス乗り場。

バス停というものは無く、5台くらい適当に止まったバスに適当に乗りこむスタイルのようです。
RIATのように整然と並ばせるよりは全然早く人を運ぶことは出来そうですが、
この中に放り込まれたくはない(笑)。

この日は18:30頃会場を出発して、1時間30分位でホテルに到着しました。
たしか、から揚げ弁当を食った記憶があるな(笑)。