さて、季節外れの三沢基地航空祭レポートを始めていきたいと思います。
4月から函館市民になったので、ある意味僕のホームベースは三沢なんですよ(笑)。
今年は八戸の開催時期がずれたため、何か大物が事前予行するようだったら前日入りする
つもりもあったんですが、結局は普通の航空祭となったため、夜中3時22発の夜行急行
「はまなす」で青森へと向かいました。
函館から青森に行く場合、自由席の往復切符が5,500円と結構安いんですよ。
そして青い森鉄道の乗り放題切符が1,800円なので1万円未満で行くことが出来ます。
その代わり、三沢到着が7時34分となるため、出遅れてしまうのは否めません。
ただ、シャトルバスの行列も渋滞もなかったため、7時45分には正門に着いてしまいました。
この時間に着いて、米軍の手荷物検査に並ぶとやばいなと思ったので、今年は久しぶりに
エプロンまで歩いていき、自衛隊側のゲートからエプロンに入ったのは8時18分でした。
自衛隊側の手荷物検査を抜けるのに10分くらいかかりましたが、例年こんなものなんでしょうか。
その後、いつも通りまずは米軍側のエプロンに向かう訳ですが、やっぱりいつもよりは
かなりタイムロスしてしまいましたね。
結局ここでの遅れを取り戻すことはできず、モデル撮影会はあきらめる事になりました(笑)。
オープニングも16の上がりは間に合わず、F-2も落ち着かないまま機体の隙間から
撮ったもんだから、ロクな写真が残ってません。
残念ながら陽が当たりませんでした。
それこそ、この週末は台風直撃かと言われていたのですが、あまりにもスピードが
遅かったので、三沢は晴れてしまいましたよね・・・
その代わり、東海から関西では大きな被害が出てしまって・・・複雑な気分でしたよ。
今年の三沢の主役でしたね。ミス・ビードル号もテイクオフ。
ビックリするくらいゆっくりとした離陸でしたが、レシプロエンジンのサウンドは
一瞬80年くらい前にタイムスリップをしたかのような味わいがありました。
三沢駅の階段や壁は、一面ミス・ビードル号になっていて、
三沢市の今回のフライトへの力の入れようがとてもよくわかりました。
お馴染みのオープニングフライバイ。今年は混成編隊でした。
F-2は1機だけ2タンクなんだよね。
16は後ろ姿にしてみました。
この後オーバーヘッドで降りてくれましたが、展示物を撮っていたこともあり、
撮り逃してしまいました。どうも三沢の無線はチャンネルが多くて聞きとりづらい・・・
時刻は9時13分。もう16デモチームが飛んでしまいます。
ついに、土日とも千歳にいた僕にとってはようやく、フルショーを見ることが出来ました。
台風が湿気も運んできてくれたようで、ベイパーバリバリ。
しかーし、三沢は遠い・・・
ネイションズ大尉も今回がデビューフライトといってよいでしょう。
フライト後、たまたま僕の航空祭仲間の望遠レンズが目に入ったようで、写真を見せてくれと
言われたそうです。大変ご満悦な表情を浮かべていたとのことでした(笑)。
なぜか、ブラストも目立つ1日だったような気がします。
でも、デディケーションパスは遠かった気がするなあ。
それとも撮影ポジションがいつもの年の東側じゃなくて、今年は西側から撮ったからかなあ。