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飛行機&WRC&競馬ファンのてきとーな日々

永遠の写真中級者、わたくしソニックブルーの撮影日記的なブログです。

RIAT2009・・・5日目③(フライアウト後半)

2009-08-12 12:24:55 | 2009RIAT
RIATのレポート的な記事は今回が最後です。
もう3週間も前の事なんだなあ。
ブログを書いていることもあって、まだまだ余韻に浸っています。

今回もまたアホか?というくらいどんどん貼ります。
12:00から15:23のラストまで行ってみましょう。


到着したのはスイス空軍のビーチです。
某トランセのオレンジ色のビーチよりかなりカッコいいな。


RAF3機目のタイフーンはぶっ飛んで行ってしまいました。


4発のアフターバーナー炸裂です。欲を言えば飛んでいる所が撮りたかったあ。
タキシングの時も周りでシャッターを切る人が多くて、人気のある機体なんだなと
思いました。
まあ、イギリスでも見られる機会はそう多くはないんでしょうね。


RAFのトーネード。RB199エンジンもアフターバーナーが綺麗です。


RAFのピューマです。もう結構お年を召した機体かもしれません。


この日に飛来したハンガリー空軍のアントノフ26です。渋い塗装ですね。


こちらは派手ですね。ヨルダン空軍のC-130です。
130は100mmでぎりっぎり。


貼ってから思ったけど、あまりレーダーが目立たない写真だなあ・・・
NATOのE-3です。


そしてついにM-346がブロックアウト!!
会場はやんやの大喝采でした(本当です)。
さすが軽攻撃機として使われるだけの事はあって、加速力はかなりのものでした。


この機体は見ただけでは機種名がわからなかっただろうなあ。
これはBAC111。オマーン空軍の機体でした。


お、おなじみのイーグル。アメリカ空軍です。
デモるわけでもないのに、クリーン形態とはアメリカ空軍としては珍しいのでは?


飛んでる所は初めてのストライクイーグル。バーナーは早めに切っちゃった。
やっぱりカラーリングはこっちの方がカッコいいな。


バルカンはいつまで飛ぶのかな?

戦闘機系は全て上がってしまったので、ここでランチを買いに出店へと行きました。
実はカロリーメイトも持ち歩いていたのですが、一度くらいは現地の物を食べたく
なったので、チキンバーガー&チップスを買おうと列に並んでいると・・・上がって
行ったのがRAFのセントリーでした。
フライングリストよりも少し早目の出発だったようで・・・残念だったなあ。

ちなみにチキンバーガーのセレクトは失敗(笑)。
小さなナゲットみたいのがバンズの間に10個くらい挟まっているものでした。
みなさんは普通のビーフにしましょう。ビーフは普通に鉄板で焼いています。



ベスト5に入る上がりでした。アメリカ空軍のC-17。
さすがにこの高度でのウイングウォークは迫力ありますよ。

実はプログラム上アメリカ、イギリスのC-17のデモが予定されていたのですが、
土日とも、そして両国ともに結局フライトはありませんでした。


フランス海軍のリンクスです。いろいろとお絵かきしてありました。


すでに退役しているストライクマスターという機体ですが、中盤で貼った
プロボストという練習機の軽攻撃機盤のようですね。元ケニア空軍機っぽいです。


何のために飛来していたのかわかりませんがエクストラ200という機体です。


ここフェアフォードは湾岸戦争などの時にB-52の出撃基地となっていましたね。
地上展示用と飛行展示用に飛来していた2機が同じフレームに入ってくれました。


イギリス海軍のチューターと言う練習機です。NAVY編隊に参加してました。


これもイギリス海軍の練習機のようですね。チップマンクと言う名前です。


アルジェリア空軍のC-130です。
アルジェリアって砂漠な国のイメージがあるのですが、塗装を見ると結構緑が
多い国なんでしょうか。


B-52の黒煙は相変わらず(ビデオでしか見た事ありませんでしたが)凄いですね。

イギリスのマニアの方々は、B-52が上がるとほとんどが帰ってしまいました。
やっぱり輸送機や支援機よりは爆撃機が撮りたいんですね。



さすがにこれは飛びませんでした。鳥を追っ払うクルマでしょうか。


おなじみ? アメリカ空軍のC-130です。この上がりも低かった。

そして、ついに・・・


最後の機体が上がって行きました。アメリカ空軍のKC-10です。

結局今回すべての写真はリサイズのみとしました。
全てJPEG撮って出しで、トリミング・補正は全然してません。


フェアフォードでの4日間、長くて短い日々が終わってしまいました。
ご覧のとおり、青空の下で撮れた写真はあまりないのですが、やはり普段見る機会
がない飛行機ばかりなので、雨や曇り空でも、とてもハッピーな4日間でした。


会場で買ったりもらったりしたグッズやパンフレット。
公式Tシャツは12.5ポンドなんですが、キャップは6.5ポンドと安い。
売る機会のほとんどなかった2008年の公式Tシャツは3.5ポンドでした。


「40万円を使ってでも行く価値があるのか?」と聞かれた場合、
僕の答えは「初めてだったら行く価値はある」でしょうか。

初めてのRIAT。不安が一杯ある状況で、恐る恐る出掛けていくのであれば、
旅の行程はほとんどお任せで4日間RIATに集中することができるツアーは
とても価値があるものだと思います。
初めにも書きましたが読売旅行の場合は、さらに今までの経験の蓄積と、
参加者のリピーターの多さというアドバンテージもあると思います。
わからないことは、聞けばその場で教えてくれます。

そして、2回目以降はあなたに判断して欲しいと思います。

僕は、また行ける機会があるとすれば、土日のエアショーだけを見に、なんとか
自力で行ければと思っています。
日系エアラインにこだわらなければ、半額で行けると思うんだよな。

有休2日、費用20万円なら、ひょっとしたら毎年行けるかもしれない。なんてね。



RIAT2009・・・5日目②(フライアウト中盤)

2009-08-10 19:14:26 | 2009RIAT
この日の天気は雲が結構低い曇り空でのスタートだったんですが、
時間がたつに連れてだんだん良くなって行きました。
雨が全く降らなかったので良かった~。

さて、フライアウトはどんどん行きます。今回は10:00位からの写真です。
アホか?っていうくらい貼るので覚悟してください(笑)。


オランダ空軍は全部で5機も16を持ってきました。
フライアウト時も全機バーナー全開でとても良かったです。


ヴィジラントというイギリス空軍の練習機のようです。


ルフトバッフェのトーネードIDSです。
トーネードは全機低い上がりでした。さすがRIATといえばトーネード。


ノルウェー空軍の16です。NATO60周年のステッカー付き。


ドイツ空軍のEF2000です。前から見ると複座型は随分印象が違いますね。
しかしエアインテイクがもの凄い形してますね。


ランウェイをタクシーしていくのはデンマーク空軍のチャレンジャー。


フランス空軍のEC-725は機首をこちらに向けて挨拶してくれました。


ギリシャ空軍のRF-4です。
燃料漏れまくってます(笑)。


ドイツ空軍のC-160です。思っていたよりも大きな機体でした。


すでに退役している機体ですが、イギリス空軍で使われていたプロボストという
練習機です。


この日のBEST5に入る上がりをしてくれたアルファジェット。
フランス空軍はサービスいいですね~。ラファールはぶっ飛んで行っちゃったけど。


先日も貼ったブラジル空軍のC-105。スターボード側には救急カバン。


ベイパーぐるぐるのMC-130H。しっかし色々小物がと付いてますねえ。


フランス空軍はミラージュF1も低い上がりでした。
バーナーの炎が伸びているのは消す寸前だからかな?


ミラージュF1をもう1機。こちらは誘導爆弾を積んでます。


A-10はスタンドを過ぎてから翼フリフリしてくれました。


カタリナがフォローミーカーについてタキシング。
向こう側のギャラリーはお金を払わなくても見れるのかな?


リアにエンジン4発積んでます。VC-10です。


ハンガリーのグリペンはいいフォーメーションテイクオフを見せてくれました。


タイフーンの配備が進んで、だいぶ数が少なくなったトーネードF3。
なんの記念塗装なんでしょうか。


真っ白な737-200はT-43という名前の練習機のようですね。
テキサスから飛んできたようで。


ようやくこの機体の順番が来ました。ポートサイド側には浮き輪です。


真っ白な767はNレジだったんですが、イタリア空軍機のようです。
この機体は支援機でこの日の朝に飛来しました。


スペイン空軍のC295です。機体規模としてはC-1と同じくらいのようで。


皆さんで出発なので11機のホークが並びました。


そういえば、僕らが泊まったマリオットホテルにはレッドアローズの服を着た
人達がいっぱい泊まっていました。パイロットさんもいたのかなあ・・・?


ライトターンしていったのはニムロッドでした。


イギリス空軍の練習機ツカノです。ブラジル産ですね。


これもイギリス空軍の練習機チューターという機体です。


ふぅ、やっと出発してくれるようです・・・


RIAT2009・・・5日目①(フライアウト前半)

2009-08-08 18:08:52 | 2009RIAT
エアショーは終わってしまいましたが、FRIATマッハ2以上の会員には
プラス1日の楽しみが残っています。

月曜日にはフェアフォードに展示されていたほとんどの機体が、次から次へと飛び
立っていくので、ある意味エアショー以上に忙しい時間が続いて行きますよ。

この日は8時にゲートオープンという事で、7時15分にホテルを出発しました。


ガランとしてしまった展示エリア。
いっぱいあった売店のテントや遊具施設はすでに撤去済み。

FRIATエリアに入りこの日のフライングリストを買うと、9時に1番機が出発
して、12時30分位まではひっきりなしにディパーチャーが続き、その後は
ペースがガクッと落ちて15時04分に最終機が飛び立つスケジュールです。

この日はカメラを振り回すといっても右から左へと振るだけなので、初めて
スタンド席から撮ることにしました。
前の人の頭は気にならない程度の段差はあると思っていたんですが、マッハ2席
の下の方は段差が小さくて、思いっきり邪魔になりました。
しかも・・・


そこにだけは停めるなよっていう位置にアエルマッキM346と
ピラタスPC-21が・・・後ろにはビーチ1900も。

この3機はショー期間中展示機エリアではなく、招待者エリアらしきところに
駐機してあったので、撮りたいなあとは思っていたのですが、なにもそんなところ
に置かなくてもね・・・斜め前方から撮れるちょうどいい場所なのに・・・

でも、ご安心ください。
「来年はこんな事をさせないから。ごめんね。」という事を言っていたような気が
する放送がFRIAT事務局からあったので、たぶん来年以降は解消されます。

ということで、必ずしもベストポジションからではなかったのですが、M346と
ビーチを避けつつ、前の人の頭の間から撮った写真を節操無く貼って行きます。
全機ではないので念のため。


WWⅡな3機。
スピットもエンジンは回っていたんですが、結局この日は上がらなかったはず。


トップバッターはPC-7チームでした。
M346はひどい所に止まっているでしょ?


スウェーデンのグリペンはABを焚かずにおとなしく。全部で3機来てました。


ぶっといベイパーだこと。スイスのホーネットです。


嫌な予感はしていたんですが・・・
ラファールはあっという間に上がって行っちゃいました。


デルタジェッツという会社のハンター。ハンターを見るのも今回が初めてでした。


後席に注目。被写体は僕らかな?


フォーメーションで上がっていいたRAFのタイフーン。
奥の機体は複座型ですね。背中のふくらみがだいぶ違います。


タイフーンの後はハリケーン。


後席が手を振ってくれました。
ホークは機首にライトが付いているのが面白いですね。


目の前に止まっていたうちの1機が飛び立ちました・・・
PC-21ってT-7と競合していた機体かな?


ランカスターは60年以上も前の機体なんですもんねえ。
ゆっくりと上がって行きました。


イギリス海軍のジェットストリームT2という機体です。
ジェットストリームというと、むかしJ-AIRが使っていたような。


いい上がりでした。トリミングしたい・・・でもザラザラな画像です。


もうちょっとうまく撮りたかった…。バゲージポッドはデモチーム用のようです。


この日は3機同時離陸を見せてくれました。


RIAT2009・・・4日目③(日曜日後半)

2009-08-07 19:52:54 | 2009RIAT
この日はずーっとFRIATエリアのスタンド前で撮ってました。
お昼ごはんも昨日と同じようなものです。

天気予報があまりよくないことは昨日の朝の段階でわかっていたので、
歩き回らなきゃいけない地上展示は昨日の内に撮っておいたんですよね。
まあ、おかげでバトル・オブ・ブリテンのフライトなんかはまともに撮れなかった
んだけど、僕はこれで良かったかなと思っています。

地上展示を撮っている間に雨に降られると雨宿りする場所が限られるし、
下手をしたら身動きが取れなくなりますしね。


レッドアローズが戻ってきました。

朝一にジェットサウンドがしたので滑走路の方を見てみると、なんとレッドアロー
ズだったんですよ。どうやら午前中にどこかで展示飛行があったようですね。
予備機もいるので10機での編隊です。


ハンガリーのグリペンにはフォルスキャノピーが描かれています。


いい天気の中でのフライトでした。


バルカンがラインナップしているところをB-52がローパス。

予定通りのディスプレイだったのか、トラフィックの都合でこうなったのか
わかりません。
ポジショニングに遅れてしまったのが残念です・・・


この日のバルカンの上がりはかなり激しいもので、この後右に120°くらいの
バンクを取って旋回して行きました。いやあ、びっくりした。


328以上のでかいレンズだとスタンド席で(最上段を除く)振り回すのは
難しいと思います。
ちなみに白いチェアも指定席になっています。


前日に見て、ちょっと気合を入れて撮らなきゃと思っていたブライトリング・
ジェットチームなのですが、雨が強くなり途中で中止となってしまいました。
見た目にも、かなり視界が悪い状況になってしまい、編隊での演技はムリでしたね。


しかし、30分後にはまたまた青空に・・・
イギリス空軍のキングエアです。


僕のごひいきのタイフーン。
なんとか晴れている間に・・・と思っていたのですが・・・


演技の中盤からはご覧のとおりの雨に・・・
それでもデモフライトは最後まで続けてくれました。


しかし5分後には雨は止み、大トリのレッドアローズは無事に飛び立ちます。
今日は4機編隊なのね。


広角系の写真はたまにコンデジの写真が混じってます・・・IXY900ISです。


9機もいると、可能な科目のバリエーションも多くなるのでしょうね。


最終日は最後のピッチアップブレイクの前にループが入りました。
いやあ、ホントにレッドアローズは素晴らしかったです。

そして、レッドアローズの演技を持ってRIAT2009の飛行展示も終了です。


右側はイギリス空軍のツカノ、左側はフランス空軍のアルファジェット。

雨を降らせそうな雲が見当たらなくなったのと、魅力的な雲が湧いていたので、
バスに戻る前に、もう一度地上展示コーナーへと行きました。


いやあ、一番撮りたかったタイガーの16までたどり着いたら、ちょうどお片づけ
が始まってしまいました(笑)。


子供たちに大人気だったチャレンジャー2。
最後に比較的クリアに撮れました。


フライトシミュレーターが会場内のあちこちにありました。
これって有料なのかな・・・大人も乗れるのかな・・・

この日は19時にバスに集合、18時50分に戻ったらラストから2人目でした。


小麦畑かな?バスからの風景です。
あんまり「これぞイギリス」的な写真を撮ることは出来ませんでした。

え?夕食?
メインの写真を撮るのを忘れてしまいました。ちょっと失敗。
この日のメインは七面鳥でした。思ったとおり?パサッとした食感でしたね。

RIAT2009・・・4日目②(日曜日中盤)

2009-08-06 18:59:07 | 2009RIAT
この日の天気はけっこう大変でした。

猫の目のように変わる天気とはまさにこのこと、といった感じで雨雲が入ってきた
と思ったら、すぐに青空になったり。
雨が降ったり止んだりするたびに、みんなスタンドとテントの間を往復です。

僕はですねえ、スタンドの下に出来ていた小さな死角に、小さな折りたたみ椅子を
置いて、そこで耐え抜きました。
運よく風がスタンド側から滑走路側へと吹いていたので、スタンド前に隠れると
ギリギリ雨が当らずに済んだんですよ。
ちょっとカメラを出すのはなあ・・・というような雨の中でも展示の様子を「見る」
事は出来ました。

皆さんもイギリスに行くときは気を付けてくださいね。
ジャンパーと折りたたみ傘は必須ですよ。


ラファールのアフターバーナーには黒い筋が入ります。
個人的にはタイフーンのアフターバーナーの方が好きだな。


スイスのホーネットの展示はひどい雨の中でした。


ところが10分後にはこうなってるんだよなあ。
スイスのPC-7チームです。


ぼ~ん。


フランス陸軍のソカタという飛行機です。
LR-2みたいな役割を持っているんでしょうか?


このステアマン3機編隊はTeam GUINOT。
機体のカラーリングを見る限り、GUINOTというのは化粧品かなんかの
メーカーっぽいですが・・・


なぜか翼の上に人が乗ってます・・・
テレビで見たことある気がしますが、ヨーロッパのエアショーでは定番なのかなあ?


FLY NAVY100編隊飛行に向けて飛び立つハリアーです。
ピンがずれているのが非常に残念・・・


エクストラを4機使うロイヤル・ヨルダニアン・ファルコンズです。
RIATでは常連のようですね。


何年後でもいいので、もてぎにも来てくれないかなあ・・・


「アメリカの最先端のステルス・テクノロジーを使った飛行機が14:00に
なったらやってくるぜ!!」
そう彼は言いました(たぶん)。

そしてやってきたのがこれだ!!



中身はRIATでは有名らしいFRIAT担当のおじさんです(笑)。


FLY NAVY100編隊が来ました。

観閲式のように順番に来るのではなく、上・中・下層と3層に分かれている編隊が
同時に会場上空をフライバイします。なかなか凄い。


シービクセンはリモートでだったので、このワンパスしか撮れませんでした。
高い所を飛んだので残念ながらこれが目一杯。


レーダー付きのシーキングなんて、ここに来るまで存在を忘れてましたよ。
まだまだ現役だったんですね。

いやあ、いい天気になったんだなと思うでしょ?


ところが西側にカメラを向けるとこれですから(笑)。


ヘリ部隊は一列になって滑走路上に再び進入、観客にご挨拶です。


ブラックシーホークスはホーク4機とファルコン20が2機のデモチームなんです
が、ファルコンのほうは民間会社の機体なんです。
さすがにパイロットはどうなんでしょうね?

演技の方は空軍系のチームとは違い、スモークもなく、そんなに派手なことは
しませんが、元はビジネスジェット機なので当然といえば当然でしょうかね~。

戦闘機系の飛行が少なかった中盤でした。

RIAT2009・・・4日目①(日曜日前半)

2009-08-04 19:35:45 | 2009RIAT
この日の天候が悪そうなことは前日からある程度わかってしました。

BBCの天気予報は日本ほどまでに細かくはやらないんですが、
ほぼイギリス全土が雨模様なんですから、フェアフォードの上空だけ
晴れるなんて都合のいい事は期待できないですよね。

昨日渋滞に巻き込まれた反省も踏まえて6時45分にホテルを出発しましたが、
予定通り渋滞には巻き込まれることなく、30分ほどで会場に到着しました。
が、会場に到着するころからやっぱり雨が降り出してきました・・・

ゲートオープンは7時30分なので、どちらにしても最初はみんなバスの中で待機
していたんですが、熱心な方は雨の中ゲートに向けて出発していきます。
僕はヘタレなので雨が小ぶりになったかな…といったあたりで歩き出しました。

実は一昨日の時点で折りたたみ傘が半分壊れた状況で、骨組みを一本一本手作業で
組み合わせなければ傘を差せない(笑)状況だったんですが、なんとかこのイギリ
ス旅行のうちは乗り切りました。結構大変だったんですよ(笑)。


でも、ゲートにたどり着いたころにまた雨が降り出してきました。

手荷物検査の後検査場のテント内で少し雨宿りをした後、近くにあったなんだか
わからなかった建物に逃げ込んだのですが、そこはちょっとした屋内ブースに
なっていて、ロールスロイスやノースロップグラマンのコーナーがあったり、イギ
リス三軍のリクルートコーナーがあったりと、偶然入ったにしては楽しい所でした。
ちなみに中にいたほとんどの人は雨宿りで入ったと思うんですけどね(笑)。


空自の航空祭でもおなじみのサバイバルキットも展示してありました。


これは気に入ったぞ。空軍がスポンサーのようです。
ドライバーも空軍の関係者なのかなあ。

なんとか雨が止んだので、テントの外に出ました。
まずは昨日も行った西の方、ファイター系のコーナーを目指します。
なぜかというと、前日同室のKさんが買っていたオランダのF-16デモチームの
Tシャツを僕も欲しいと思ったので、タイガー塗装の16の前にあったという
テントへ向かったのでした。


またまたイギリス陸軍コーナーへ寄り道。いろんな地雷が転がってました・・・


ノルウェーとオランダの16が並びます。

ところが空振り~。すでにデモチームのTシャツは売り切れてしまったようで、
スコードロンTシャツしかありませんでした。
前日は展示機を取るのにいっぱいいっぱいで、お店を見る余裕なんてなかったん
だよな~。そもそも僕にはグッズを集める趣味はないんだけどさ。

この後も雨は降ったり止んだりを繰り返すのですが、雨が降るたびに近くの店や
ブースに逃げ込みながら、FRIATエリアへ戻りました。


本日のデモはそのオランダの16からでした。
前日よりも近くで上がってくれて大満足。


でもねえ、ローショーだったんです。
垂直系の科目がないので、当然フレアもありませんよね・・・


前日は真っ白だったのですが、今日はドラッグシュートが国旗色となりました。


これはプログラム上の機体ではなく、連絡用途かなにかで飛来したオランダの
フォッカーです。


スウェーデンのグリペンです。
小さいんだけど、翼が短いので全長は結構長く見えるんですよね。


斜めな写真ですが・・・ 

カナードを立てて、さすがにSTOL性能は素晴らしいですね。
国籍マークは王冠なんですけど、顔に見えてしまいます。


イギリス海軍のマーリンHM1です。デカイ。迫力あります。

日本にも導入されているEH-101のイギリス版ですね。
チヌークの方が凄い動きをしていたんですが、こっちの方がカッコよくて好きです。


フレッチェは3日とも天気に恵まれませんでした。残念。


レッドアローズもそうだったんですが、演技中結構エアブレーキを使ってます。


これはラストの科目。

ダーティ形態でゆっくりと国旗色が描かれますが、バックに流れるBGMが
トゥーランドットなんですねえ。
けっこう泣きそうになりますよ(笑)。


RIAT2009・・・3日目③(土曜日後半)

2009-08-02 22:01:56 | 2009RIAT
もっとざっくりと書いていこうと思っていたんですが、自分が思っていた以上に
長い記事になってしまっています。ちょっと飽きられ気味かな・・・?

FRIATスタンドに戻ってきたのは15時過ぎ。
たぶん毎年恒例と思われるバトルオブブリテンのメモリアルフライトが
終わるころでした。


ハリケーン、ランカスター、スピットファイアという大英帝国を救った3機が
飛びました。
もっと規模が大きいのかなと思っていたのですが、1機ずつの参加でしたね。

しかも残念なことに翌日のフライトは天候のせいかキャンセル。
次の日も撮れると思っていたので、これはがっかりでした。
そして、これとは別にスピットファイアのフライトもプログラムにはあったの
ですが、これは両日ともにキャンセル。
ま、新しもの好きな僕ではありますが、せっかくの機会だったので残念でした。


ソロ系のディスプレイではかなり楽しみだったオランダのF-16です。

前日のリハーサルはラインナップしたものの、なぜかキャンセルになってしまい、
しかもこの日は朝一で飛ぶ予定だったのに飛ばず、めちゃめちゃやきもきしていた
んですが、無事に飛んでくれました。曇り空でスモークは映えませんでしたけどね。
どうやらスペインのホーネットとプログラムを入れ替えたようで。

でも、とてもとても残念ながらフレアの放出がありませんでした・・・


チヌークか・・・と思って、まあ気楽に見ていたんですが、
途中もの凄い「捻り込み」があって、そこからはしっかりカメラを構えたんですが、
それ以上のシャッターチャンスはありませんでした。
それでも90°真下を向いてます。さすがにチヌークがやると怖いですね。

ちなみに翌日も全く同じ事をしてしまい、「捻り込み」はボケっと見てました(笑)。


優雅に飛ぶバルカン爆撃機です。
フライバイ位かと思っていたんですが、しっかりとデモフライトをしました。

RIAT以外でも結構飛んでいるようですが、ツアー参加者の中には、
これが一番楽しみという方も多かったですね。

さすがに飛ばすのにはお金がかかるようで、会場内では公式グッズをいっぱい
売っていました。


民間のアクロバットチームでは最大級と思われるブライトリング・ジェットチーム。
チェコ製のL-39練習機を使用してます。

コークスクリューなんですが、距離が近いな~


チームは7機編成で、HPによると全員がパトルイユ・ド・フランスの出身だそうで。
どうりで上手いわけだなあ。

それにしてもこれだけの規模のチームを維持出来るなんてブライトリングは凄い
ですね。


ホークも特別塗装機でデモ飛行をしましたが、さすがにフライトは小さくて
あまり写真を撮れませんでした。これはテイクオフシーンです。

でも、フライト自体はスピーディーで結構な飛びっぷりでした。
きっとT-4でも同じくらいの事は出来るんだろうけどなあ。


ニュージーランド空軍の757です。

さすがにバレルロールはありませんでしたが、でかい機体のデモフライトも
面白いですね。ローパスも迫力がありました。静かですけど。


ファイター系のトリはタイフーン。イギリス空軍です。

あまりファンのいないと思われるタイフーンですが、僕は結構好きなんですよ。
今回も一番楽しみにしていたのはタイフーンでした。


真っ赤なアフターバーナーがとにかく目立ちます。
背景が暗いので目立つというのではなくEJ200エンジンの特性なのでしょう。


1機に3枚は貼りすぎですね。すみません。

実は帰り間際に込んでいたテントがあって覗いてみたら、このデモフライトをした
パイロットがサイン会をしていたので、僕もデモチームのパンフレットにサインを
もらってしまいました。

なんと、生涯初のサインゲットです(笑)。
パイロットに限らず、今まで誰からもサインをもらったことなんてありませんでした。
ということで、ますますタイフーンのファンになったぞ。
まあ、実際に見てラファールのほうがカッコいいのは認めざるをえませんが(笑)。


本日のショーストッパーはフレッチェトリコローリです。


せっかくカラースモークを積んでるのに、基本は白色で、時々カラーなんだよね。
もったいない・・・

フレッチェもそのうち別記事にしようかなと。


17時45分、全てのデモが終わり、レスキューシーキングが飛び立ちました。
近くの基地から応援に来ていたのかな?

集合時刻は19時15分だったので、ブラブラと展示ブースや売店を見ながら
バスに向かいました。この時点ですでにパワーはほとんど残ってません(笑)。

ちなみに会場は20時30分まで開いているので、自力で来た人はまだまだ
地上展示を撮る時間があります。
あ、イギリスは緯度が北の方なのでかなり日が長いですよ。


お~、レッドブルカラーのC4レプリカ。来年はラリージャパン出来るのかな・・・


特設ステージを作ってコンサートもやってます。


この乗り物はなんだ・・・7人同時にこげるのかな。カメラ目線どうも(笑)。


ロンドン名物2階建てバスは基地内を結ぶシャトルバスです。
その向こうはランドローバーのアトラクション。


ツアーの人に教えてもらったんですが、このテントのような建物はB-2専用の
格納庫だそうで。
たしかにB-2はステルス塗料だかのメンテナンスのため、専用の格納庫が必要
だとかと聞いたことがありますね。グアムにも似たようなものがあるのかな?

帰りは渋滞もなく、30分もかからないでホテルに到着しました。
そしてまたたっぷりと夕食を・・・


今日のメインはローストビーフにチキンにパスタにポテト。
この後チキンをお代わりしてしまいました・・・

RIAT2009・・・3日目②(土曜日中盤)

2009-08-01 20:44:19 | 2009RIAT
土曜日はお昼にレッドアローズが飛ぶプログラムになっていました。

前日のフライトを見て、FRIATスタンドがショーセンターではない事が
わかったので、今日はショーセンター付近から撮ろうと思い、ついでに他の
地上展示も撮ってこようとFRIATエリアを出て一般エリアに移りました。


フェアフォードの管制塔はこじんまり。

この日失敗だったのは折りたたみ椅子をホテルに忘れたことでした。
FRIATスタンドにいるのなら全然必要ありませんが、レッドアローズの
フライトまでは草原にベタ座り。

この間にランチを食べましょう。昨日買ったサンドイッチと、僕の中では航空祭に
かかせないスニッカーズと、日本から持っていったカロリーメイトです(笑)。
あ、水も前日にエビアン(500ml)をまとめ買いして持って行きました。
スニッカーズとエビアンは両方とも60円位で日本で買うよりもだいぶ安い。
まあ、基地内で水を買うと250円になります。
ちなみにイギリスでは「定価」や「希望小売価格」というものがないんだそうで。

さて、その間に飛んだのは・・・


初めて撮るトライスターもRAFの機体になるとは思わなかったなあ。
残念ながら1パスのみでした。


おお~、撮ってみたいと思っていたニムロッド。海獣系ですね。


レッド1の気合の入った声が会場内のスピーカーからも響き渡り、
会場後方からレッドアローズは登場です!!


フレーミングがいまいちですが・・・


レッドアローズはそのうち別記事にして紹介しようかと。


スイス空軍のPC-7チームとホーネットが編隊を組みます。
異機種での編隊が見られたのはこの時くらいでした。
レッドアローズとバルカンなんて編隊も期待したんですが実現しませんでした。


編隊を離脱してそのままデモがスタート。何が綺麗って国籍マークが綺麗ですな。


フェアフォードは草原部分がいっぱい広がっているので、押し合いへしあいに
なるようなことはないようですね。一般の入場者は椅子を持ち込みのんびりと。

この日に限らず、4日間ともフェアフォードは結構風が強く吹きました。
平均して10ノットくらいでしょうか。
日差しが強いので太陽が出るとそれなりに暖かいのですが、雲に隠れると結構寒く、
ジャンパーを着ている時間の方が長かったです。
半袖姿のイギリス人は多かったですが、僕は一度も半袖にはなりませんでした。


しばらくファイター系のデモもないので地上展示に行ってみましょう。
KC-10の後方はFLY NAVY100フライバイに参加するシーキング。


支援機系での目玉はこの機体だったのかな?
ペリカンなブラジル空軍のC105(C295のブラジル名)はSARに
使われているようで。まあユーモラスな塗装だこと。

ちなみにC295はもちろん見るのは初めてだったんですが、
ヨーロッパでは比較的ポピュラーな機体なのか、スペインとフィンランドも
この機体が来ていました。


いやあ広い広い。ヘロヘロです。


地上展示の西の端にはヘリコプターが並んでいました。
シーキングは40周年という事で、FLY NAVY100でもいっぱい飛んだの
ですが、地上展示にもいっぱい並んでました。
これは顔がネコに見えてしまうんですが、トラですよね?


解放エリアのほぼ端っこの光景です。のどかですね~。
飛んでいるのはブラックシーホークス。


BAのブースがありました。せっかくだから何か買ってこればよかったかな・・・


RIATは子供も楽しめる施設の充実を図っているらしいのですが・・・
これはもう遊園地状態。小っちゃな子供は飛行機よりこっちの方がいいのかな~


ふう。2時間くらいかけてFRIATエリアの近くに戻ってきました。
たぶん一番多かった展示機がC130系の機体です。
いま気づいた。左側になんかノーズアートが書いてあるじゃん。撮ってない(笑)

ということで、地上展示も別記事にしようかなとも思うんですが、フライアウトも
あるしな・・・どうしよう。




RIAT2009・・・3日目①(土曜日前半)

2009-08-01 10:13:44 | 2009RIAT
さあ、ついにRIAT本番の日を迎えてしまいました。
同室だったKさんが部屋のカーテンを開けると・・・


おお、この青空は期待していいんですか?

昨日あれだけ食べたというのに、朝食もいっぱい食べてホテルを7時に出発です。
途中予想外の?渋滞にあってしまい、会場に着いたのは8時15分位でした。
RIATは渋滞がないと聞いていたんですが、去年中止になった影響もあり、
今年は駐車場とルートを変更したようで、結構な渋滞が発生してしまったようです。


さあ歩きましょう。駐車場からゲートまでは700mくらいだったでしょうか。

さすがに今日は行列ですが、手荷物検査場は30くらいレーンがあるのでスイスイ
と進んで行き、検査はすぐに終わりました。検査をするのは軍の人達ですね。
カバンを開けるくらいで、カバンのポケットなどはそのままでした。

フライトが始まるまであと1時間30分。
行けるときに地上展示に行っておかないとという事で、まずはファイター系を
目指していきました。


でも、いきなり寄り道・・・
ゲートのすぐ横がイギリス陸軍の展示でした。こちらは歩兵コーナーです。


端っこにイギリスの大型機が並んでいたのでそこから攻めます。
イギリス空軍のE-3はターボファンエンジンなのね。
そしてこれはイギリス機全般に言えることなのですが、プローブ&ドローグ方式の
空中給油方式なので、大型機にもドローグがついているのにちょっと違和感です。

こいつのフライアウトの時にハンバーガー屋に並んでいるという失態を犯してしま
い、写真はこれしか撮れんかった・・・


トーネード、グリペン、グリペン、EF-2000(ドイツではタイフーンって呼ばな
いっぽい)、タイフーン、ハリアー、トーネード、トーネードの順に並んでます。
すいません。後ろの方は見えませんね(笑)。


この写真は結構お気に入りです。
手前はオランダの16なんだけど、数少ない戦闘機系の特別塗装機でした。


ミラージュF1に、ギリシャのRF-4っすよ。う~ん、素晴らしい・・・


英語が通じたのかどうかはさっぱりわかりませんでしたが、ポーズを取ってくれた
のはスウェーデンのパイロットです。


なぜかジャグワーのコーナーが。自動車ディーラーは他にもいっぱいありました。


なんだこのコスプレ軍団は・・・


あ、きっとこの宇宙人の顔みたいなやつの警備なんだな。

ごくごく一部でこのグローバルホーク(アメリカのではなくNATO所有のようで
す)はフライアウトするのかと話題騒然になったんですが、残念ながら飛んでる
所を見ることはできませんでした。どこに配備されてる機体なんだろ。


トランスフォーム・・・メインスポンサーのBAEシステムズ製のようでした。

まあ、こんな感じの写真を撮っていると、どんどん時間は過ぎていき(訳わからん
写真撮ってる時間があったら飛行機の写真撮れと言われそうですが(笑))、急い
でFRIATのスタンドへ行くと、ランウェイ上にはすでに機体がスタンバイ中。
一番機はスペインのホーネットでした。


いきなり下手くそな写真ですみません・・・ハイスピードパス。


アメリカ軍でも大量採用されたC-27Jスパルタン。イタリアからの参加です。
ちなみにこれ、ナイフエッジですから(笑)。マジかよ。


ブルーイーグルスはアパッチとリンクスのイギリス陸軍デモチーム。

昔は5機くらいのチームだったようですが、今は各1機ずつでの編成のようです。
2機が絡んだ写真が上手く撮れなかったので(というか、絡まなかった気もする)、
手を振っているけど、チェーンガンもこっちを向いている写真を。


ラファールキター。離陸直後に素晴らしいひねり。
あ、昨日のクイズの答えはこのラファールでした。もちろんフランス空軍。

僕は予行の時からラファールを凄く気にいってしまいました。
思っていた以上に美しい戦闘機です。
フランス政府はF-Xにラファールを売り込んでほしいくらいです(笑)。


去年の三沢で見られるはずだったB-52。
初めて見るんだけど、なぜか初めてのような感じがしませんでした。


フィンランド空軍のホーネットは、滑走路エンドではなく近づいてからパワーオン。
他の戦闘機とはちょっと違うアングルでテイクオフが撮れました。


ちょっとトリミングしたいケド・・・


ハンガリーのグリペンです。これはランウェイ上をローアプローチ後のローパス。
最初はあんまり印象が強くなかったのですが、
金→土→日とフライトの質が上がっていったような気がして、よかったですよ。

グリペンはあまり変わった飛び方はしなかったけど、ロールレートだけは
やたら早いですね。

前半はここまで~

RIAT2009・・・2日目(フライイン&リハーサル)

2009-07-29 22:36:22 | 2009RIAT
やっとRIATの全写真に目を通しました。
僕は基本的にJPEGでしか撮らないのですが、今回もそうしました。
ということで、失敗画像を削除した後の容量は5GBくらいです。
ストレージも持っていないので、バックアップもせずに帰ってきましたが
これはあまり心臓には良くないですね・・・まあいつも大丈夫ではあるのですが。


さて、イギリスに着いて2日目。
この日はロンドンのホテルを7時に出発して、直接RIATの会場である
フェアフォード基地へ向かいます。


16歳以下は無料じゃ~。さあ、みんなで行こう!!
あ、大人の人は有料です。

フェアフォードまでは高速道路をぶっ飛ばし、途中サービスエリアでの買い物の
時間を含めて3時間くらいだったでしょうか。コンデジの時計がいつの間にか
壊れていたようで、写真からはわからなくなってしまいました。

読売旅行のツアーでは基本的に全員FRIAT(Friends of RIAT)マッハ2の
会員になるので、エアショー自体の開催は土日の2日間ですが、金曜日のフライ
イン(展示機の到着)とフライトのリハーサル、月曜日のフライアウト(展示機の
出発)も基地内に入り見学をすることができます。

またFRIAT会員のためにショーセンター付近に専用のテントとスタンドも
設置されるので、基本的に今回の撮影はそこから行いました。
何せ便利なのが雨宿りがすぐにできる事で、イギリスではこれはとても重要な
ことだというのは毎日のように感じました。
ま、テントでの雨宿り中はスタンドが邪魔になって、フライトは全く見えないんですけどね。

ちなみにチケットの金額は150ポンド位(現在1ポンドは160円位ですね)。
読売旅行で行く人は手数料込み28,000円で手配してくれました。
金曜と月曜にも基地内に入れる事を考えれば高くないと思いますよ。


バスの中からフライトをする機体の列線が見えました。
手前側がランウェイ27エンドになります。
テントの人たちはFRIAT会員になるのかな? チケットで入場した方々のはず。


ついに来てしまったエア・タトゥー。
FRIATの会員は全部で2,000人位なので、この日は入場ゲートも楽々です。


FRIAT専用エリアとスタンドの様子です。

望遠レンズを振り回す人はスタンド前のエリアで撮る人が多く、僕も金・土・日は
一度もスタンドに座りませんでした。まあ、僕の場合はどちらかという通路が狭い
ので、移動が大変そうだったからという理由なんですけどね。
ちなみに座席は指定席になっていて、マッハ2会員の席は下から3・4・5段目位
なので高いところには上がれません。


さあ、飛行機の写真行ってみましょうか。
僕らが着いて、最初にディスプレイを行ったのがスウェーデンのグリペンでした。

なお、フライトの写真はほぼ全て40Dに100-400mmで撮っています。
トリミングをしている写真には注釈を書きますが、こんな感じで撮れますよと
いうのを伝えるためにも、なるべくノートリミングの写真を載せようかなと。
戦闘機のディスプレイはだいたいテレ端なので400mm×1.6倍です。

あ、この日はご覧の通りの曇り空で、たまに雨も降りましたが、イギリスですからね。
もうしょうがないと僕はあまり気にしない事にしました(笑)。


ホテルで同室だった人とも意見が一致したんですが、RIATといえばトーネード
でしょうと。これはADVとも呼ばれている(いた?)防空型F3です。
スラストリバーサーがトーネードらしいでしょ?


フレッチェトリコローリはホントにプラクティスといった感じで、あまり科目を
しませんでした。


うほっ、こいつは凄い。
さて、この機体はなんでしょうか?
わからなかった人は来年答えを見に行きましょう!!


ハリアーはサービスでしょうか。
目の前で180ターンをして、ランウェイバックして行きました。

なお、この日のフライインは、ほとんどがイギリスの機体でした。
他国の機体はだいたい前日までに来てしまうようですね。

ちなみに事務局(という言い方でいいのか)では、この日のフライトプログラム
を作成していて、時系列が記載された簡単な小冊子を3ポンドで販売しています。


レッドアローズはほぼフルショーだったと思います。

レッドアローズは事前に周波数がわかったので無線を聞きながら撮影することが出
来たのですが、隊長もメンバーもテンションが最高で、こっちも最高になりました。
あんなに叫んで操縦桿がブレないのかと心配になるくらいです。
一発でファンになってしまいました。


イギリス海軍のアクロバットチーム、ブラックシーホークスのホークです。

ホークは滑走距離とスタンドの距離がドンピシャなのか、どのホークもいい上がり
を見せてくれました。
あ、そういえばレッドアローズのホークだけは滑走距離が長かった気が・・・


同じくイギリス海軍のチーム、ブラックキャッツのリンクス2機です。
リンクスって山猫っていう意味だったのね。


こちらは帰りに寄ったスーパーに止まっていたBMW X3。
Royal Navy Helicopter Display Teamってことはこのチームの関係車両かな?


初めて撮る707がNATOの機体になるとはねえ。
これは着陸後にエプロンへ向けてのタキシング中の一コマです。


スペイン空軍のホーネットです。
大きく撮れるシャッターチャンスはやはりタッチ&ゴー後ですね。

今回のRIATはホーネットのデモが多くて、スペイン、スイス、フィンランドと
3ヶ国が飛びました。
その中で一番飛びっぷりが良かったのがスペインだったと思います。

この後は雨が強くなってしまって、ミラージュF1のアライバルなんかも
あったのですが、テントに逃げ込んでました。
雨宿りの場所が実は他にもあったのですが、この時には気付かず・・・


FRIAT会員専用のテントです。食事ができるようにテーブルと椅子も。
奥にはオフィシャルグッズのお店や、手荷物預け所があります。

この他にももちろんいろいろとリハーサルが行われ、到着した機体もありますが、
金曜日編はこの辺でおしまいにしましょうか。
タイフーンのリハーサルもこの後あったようなのですが、現地時間19:20から
ということで、この日は18時くらいにホテルへ向かいました。



最後におまけで夕食を・・・ラム肉にチキンカレーにポテトが山盛り・・・

今日から3日間はフェアフォードに近いスウィンドンという街の
マリオットホテルに宿泊です。
食事は前日と違ってバイキングだったんですが、味も前日と違って美味い美味い。
思いっきり食べ過ぎました(笑)。
ちなみにこの前に前菜でサラダだハムだもいっぱい食べてますので・・・

この日はさすがに疲れ果てて、あっという間に寝てしまいました・・・

RIAT2009・・・1日目(まだRIATじゃないけど)

2009-07-26 15:09:06 | 2009RIAT
暑い暑い暑い暑い・・・今日はイギリスが恋しくなる暑さです。
今だけ暑いと扇風機買ってきたところで意味はほとんどないんだろうな・・・
そして腰も少し良くなったけど、全快には程遠く・・・なかなか厳しい週末です。

さて、まだ全写真を見ていないのですが(笑)、今回の旅について少しずつ
書いていこうかと・・・でも、次の更新はいつになるかわかりませんが(笑)。


ツアーの集合時刻は9時30分だったのですが、ターミナルには8時位に到着。
まずは海外仕様の携帯電話を借り、当然の如く展望デッキに行き、出発ロビーを
ちょっとだけうろついて集合場所に行きました。


成田の展望デッキなんて何年ぶりでしょう。
たまたま撮っていた、このJA779Aがヒースローまでの乗機となりました。


ユニオンジャックの国へ行くぜ~

ツアーだったので、添乗員さんの旗にみんながゾロゾロと着いて行くんだろうなと
集合時刻10分前位に行ったら、飛行機に乗るときはバラバラだそうで・・・
ああ、いきなりの失敗です。
知っていたら先にチケットをもらってチェックインしてたのに・・・
でも、事前に窓側の席がアサインされていたようでちょっとだけよかったです。


出発ロビーです。搭乗手続きしなくてもエプロンの様子は見えるんですね。


380の模型がありました。

たまたまチェックイン時に同じツアーの方がすぐ後ろにいたので、いろいろと
お話をしながらチェックイン。一緒に手続きをしたせいか、事前にアサインされて
いたのかが不明なんですが、座席も隣になりました。
久しぶりに出国審査を抜けると、ああ、海外に行くのはこんなに簡単なんだよなあ
という気持ちになってしまうのはいつものことです。

搭乗ゲートに行き、ふと横を見るとなんとびっくり。
仕事の関係で千歳時代に知りあった方がいらっしゃいました。

ヒースローまでのフライトタイムは12時間25分。
長いっすよ。隣の方とお話をして、シートテレビもあるとはいえ、エコノミーの
狭いスペースでこの時間はさすがにつらく感じます。
窓際に座っても、食事のあとはシェードを閉めなきゃいけませんしね。


これは着陸前、2度目の食事です。ポークビーンズシチュー・トマト風味だそうで。
モニターではベストヒットUSA上映中(笑)。

ちょっとビックリしたのはシートテレビのプログラムの数です。
映画だけでも40本くらいありました。このほかにTV番組や音楽プログラムが
あります。さすがにこれだけあると、ほぼ誰でも見たい作品があるでしょう。
ちなみに行きの便では2本映画を観ました。


うわっ、懐かしい~。浅瀬の風車が見えてくるともうすぐ到着です。
ちなみにロシア上空は雲で全然陸地が見えませんでした。

ヒースローへの到着時はロンドンの真上を通過するので、とても景色がいいですよ。
今回は最終日に市内観光をするため、ロンドンマップが多少頭に入っていたので
いろいろと目に入ってきます。残念ながらデジカメで写真は撮れないけどね。


ヒースローは第3ターミナルに到着です。

入国審査なんですが、何にも質問されませんでした。
パスポートと入国カードをだしただけです。
団体客の場合には、別に専用レーンが用意されていて、添乗員さんが説明をしたら
ほぼノーチェックでした。日本人だからっていうのもあるかもしれませんが。


ロンドンへ向かうバスの中から。

この日はロンドン市内に宿泊です。
僕はケチるために相部屋を希望していたんですが、偶然にも相手は成田での
チェックインから一緒の人でした。これはラッキーでしたが、添乗員さんが
気を利かせてくれたんでしょうか。謎のままです。

朝晩の食事が全部付いているので、そういった面でも安心の読売ツアーなんですが、
ロンドンでのホテルの食事は前菜、メイン、デザートと一皿ずつサーブされたので
時間がかかってちょっとだけ参りました。
機内で少しだけ眠ったとはいえ、日本時間では朝の4時くらいですからね。


しかもこのデザートのケーキが激甘!!
甘いものを甘くしてどこが悪い!!というロンドン親父の雷が飛んできそうですが、
僕が座ったテーブルの4人は全員途中リタイヤしました(笑)。
ちなみに今回の旅の中で最も美味しくないと感じたものでした。

食事の後に、近くのスーパーへ水などの買い出しに行ったんですが、
ここでまたしてもロンドンの洗礼を浴びました。
ホテルを出るときは大丈夫だったんですがねえ。店を出ると雨が降り出してました。
ということで、何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりに走りました(笑)。
買い物に付き合ってくれた、Kさんには申し訳なかったなあ・・・

このイギリスの天気には最後までもてあそばれることになりました。