のんびりと今回の旅行記を書いていきたいと思います。
今年は一昨年や去年よりも仕事が忙しいので、時間がかかってしまう気がします。
北海道での3週連続航空祭も控えているし・・・
7月5日の木曜日、仕事を終えて空港へと向かいます。
成田発午前中のヨーロッパ行きに乗るには前日に函館を出ないと間に合いません。
しかし、上空には深い霧・・・
しかも気温が下がるにつれ、そして空港に近付くにつれどんどん深くなっていきました。
これはやばいんじゃね・・・とエアバンドのスイッチを入れると、
僕が乗るはずの機材がILSアプローチをしてくる模様です。
空港の駐車場に着き、祈るような気持ちで待っているとエンジン音が聞こえました。
ふぅ、リバース音でしたが、ジャストミニマムでした。先が思いやられるなあ。
777のはずがなぜかA320に機材変更となった最終便。
相変わらず濃い霧のまま、ランウェイ12にラインナップ・・・したはずですが、おかしいなあ。
なんでゆっくり動いているのかなあ・・・と思っていたら、やっぱりターミナルが見えてきました。
げっ、機材故障で欠航とか勘弁だぜ・・・と思ったら再びラインナップして何事もなく離陸しました。
思い起こすと、一度目のラインナップのときには、あの「ぽーん・ぽーん」となるシグナルが
無かったんですよね。あれ、間違って入っちゃった?やばいんじゃね?と思いましたが、新聞紙
上をにぎわせるようなことは無かったようです。でも、なんだったんだろ。
羽田に着いてGSM仕様のケータイを借り、成田のホテルに着いたのは0時ちょっと前でした。
翌6日。ホテルのシャトルバスで第1ターミナルに行き、とりあえずチェックイン。
自動チェックインだと「アップグレードなんてないかな~」というワクワク感の微塵もありませんね。
写真に写っている機材ではありませんが、行きは777-300ERです。
今回は様々な角度から本当にいろいろと考えた結果、結局普通にANAになりました。
出発ゲートの近くに撮ったことのないウズベキスタン航空が。
成田では特にドラマもなく、相変わらずAランはガタガタだなーなんて思いながら離陸しました。
一度目の機内食。洋食はパエリアでした。ハーゲンダッツも付きます。
気分を出すためにも、映画は「英国王のスピーチ」を。主役は現エリザベス女王のお父さんです。
不覚にも泣いてしまいました。機内で映画を見るときのリスクはこれなんだよな。恥ずかしい(笑)。
ところで、この映画は日本語字幕なのでよかったですが、日本語版の映画に必ず中国語字幕が
付いてくるのはなんとかならないんでしょうかね。選択できるようになればいいのに・・・
さらに気分を出すために「ノッティングヒルの恋人」を見ようと思いましたが、3分でやめました。
新シートの773は初めてですが、エコノミーでもシートピッチは相当広いと思います。
でもね、ANAご自慢のFixed Back Shellは僕には全く合いませんでした。
行きはあまり寝ないので、詳しくは帰りで書きたいと思いますが、身体がうまく収まりません。
正直ANAの長距離線には2度と乗るかと思いました(笑)。
今回も行きは通路側にしたので、機窓からの写真はほとんど撮ってません。
2度目の食事。チキンビーンズシチューとのこと。珍しくビール飲んでしまった。
12時間でヒースローに到着です。ほぼ定刻の15:50着。
この後、入国審査場に向かうとやっぱり行列が・・・
報道されていたとおり入国には時間がかかり、約40分並びました。
まあ、許容範囲ですかねえ。
さて、一昨年は鉄道で宿泊地のスウィンドンに向かいましたが、今年はケチるためにバスを
併用することにしました。
鉄道だと、一度ロンドンに行って「V字」を描く感じでスウィンドンに行くことになるのですが、
この戻るのがなんか嫌だったんですよね。あくまでも個人的な感覚ですが。
チケットは自動販売機で買えます。
バススタンドがどこなのかイマイチわからなかったのですが、どうやらその時間空いている
スタンドにバスが入ってくるスタイルのようで、バスが来る時までわからないようです。
実は下調べしていたはずのスタンドが6月に変わっていて、ちょっと焦ったりしましたが。
17:35発のバスに乗りましたが、やはり?雨が降ってきました・・・
バスはロンドンとスウィンドンの中間にあるレディングという街に向かいます。
ヒースローとレディングの間は、レールエアというバスが平日昼間だと1時間に3本走ってます。
便数も多いせいか、乗客は10人程度だったと思います。帰りがフリーの往復で26£でした。
実はヒースローからスウィンドンに行くコーチ(長距離バス)もあるのですが、ガトウィック発
グロスター行きの間の部分になるため、ちょっと自信がなくてやめました。便数も少ないし。
途中多少渋滞がありましたが、1時間でレディング駅前に到着しました。
バスにはレールエアのロゴが書いてあるのでわかりやすいです。
うーん、スウィンドンよりかなり都会な感じです。賑やか。
駅の中もテナントがいっぱいですね。食べるのに困ることはなさそうです。
自動販売機で目的の切符が見つからなかったので、窓口でスウィンドン行きの往復切符を買いました。19:11発からはスーパーオフピークの時間帯になるので、往復で22.2£です。
窓口のおばちゃんも「セブン-イレブンからだよ」って教えてくれました。
実はロンドン・パディントン駅発の列車も19:11からスーパーオフピークになるのですが、
同じスーパーオフピークにしてもスウィンドンに着く時間は30分くらい早くなるんですよね。
これも今回レディング経由にした理由のひとつです。
ということで、ヒースロー-スウィンドン往復が48.2£なら結構安いほうでしょう。
もちろんオフピークの往復にすると、帰りの時間にも気をつけなければなりませんが。
レディング駅はプラットフォームがいくつかあり、乗り換え駅にもなっているようです。
実はファーンボローに行くにも便利だし、ホテルも安いので、旅の後半はこの街に泊ることも
考えましたが、最終的にはヒースローの誘惑に負けてしまいました。
列車内はかなり混んでいましたが、レディングで降りる人も多いのでなんとか座ることができました。たしか前回は来たと記憶しているのですが、検札も来なかったですね。
19:39、スウィンドン駅前に到着です。
いやあ、結構な雨ですよ・・・でも、ホテルは目の前なんだ。
右が今回泊まったホテル、左のビルがスウィンドン駅です(笑)。
しかし前回に続き、またもチェックイン時にちょっとした問題が発生しました。
入り口に行くとカギかかかっています。
ドアには張り紙があって「○○○-○○○○」番に電話してくれと。
もー、雨が降っているのにーと思いながら、OKBさんと2人でケータイと格闘しつつ、
なんとか電話してみると「パブに来れるか?」と。
実はホテルの隣はパブになっていて、結構にぎやかにやっていたんですよ。
それだったら最初から「パブに来てくれ」って貼っておいてくれよー(笑)。
忙しかったからなのか、チェックインは名前を行っただけで無事終了。
ま、じゃらんで予約していった僕は、日本語の予約確認書しか持ってなかったんだけど。
部屋は1泊あたり6,500円くらいです。なぜか日曜が一番高かったのは意味不明。
部屋は写真で見るよりもくたびれている感じでしたが、この時期のスウィンドンにこの金額で
泊れるのなら十分です。雰囲気的にはホテルというよりもB&Bに近いと思いますね。
ただ、ブレックファストは7時からということで一度も食べることができませんでした。
というか、ホテルの従業員とも2度と会うことがありませんでした。
チェックアウトもキーをボックスに入れて終了だったし・・・
この後、徒歩5分くらいのいつものテスコ(スーパー)へ食料と水を買いに行き、
カップラーメンとサンドイッチを食べて長い1日が終わりました。