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若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

天皇の神髄を犯すべからず

2005年11月26日 | Weblog
皇位継承の伝統危機 学者や地方議員 有識者会議に反発 (産経新聞) - goo ニュース 

 皇室典範に関する有識者会議の面々とは実にユニークな人格者の集まりであるらしい。この面々を招集した方のお顔を拝ませていただきたいものである。

 皇室典範に関する有識者会議の座長であらせられる元東大総長の吉川弘之先生はロボット工学が専門であるとか、きっと稀代の名作漫画「鉄腕アトム」などを考案なさった方なのであろうか。いや、それとも「鉄人28号」であったか。

 まさに日本国の天皇の運命もこの万能の「天才工学者」の操縦かんに委ねられているといってよい。ところで、先生、わが日本国天皇が行き着く先の「海図」はお持ちなのであろうか?まさか「おぱん亭」氏の地図ではあるまいの。

 とにかく、この先生の主張とは、幼稚園生でも理解できる「制度の分りやすさや安定性」を重視することであるそうな。現職時代の安定した「作品」を我々素人にも披露願いたいものである。この方にとって、伝統は邪悪なものであるらしい。しかるに、日本国天皇とは大和民族が、辛い時も、楽しい時も共に歩んだ伝統そのものである。それを蔑ろにするお方とお見受けする。

 というのは、先般、三笠宮寛仁親王が、安直な発想による女系天皇容認に対して意義を唱えられた私的発言に対して「どうということは無い」と足蹴ざまに一蹴されたという。流石に学識経験者は大変な権威をお持ちのものと敬服するものである。

 そして、座長代理の園部逸夫先生は、元最高裁判所の裁判官であられたとか。在任中には、最近大阪高裁で本論と明らかに矛盾する自己偏見を傍論で述べて日本国首相をあたかも有罪の如く扱い中韓に媚を売った某裁判官の如く、同じく傍論で、空想の産物である「朝鮮人強制連行を」念頭に、謝罪の意味を込めて、外国人の地方参政権を容認したお方と聞く。

 もう一人の中心人物とは前内閣官房副長官古川貞次郎先生である。このお方は、村山首相談話を「日本政府の基調を明確にしたもので、高い歴史的価値がある」と評価し『負け犬日本』を世界に向けて発信したお方である。また先生は公明党に同調して「新たな戦没者追悼施設」建設にもご熱心であるという。

 ところで皆の衆、この「皇室典範に関する有識者」会議の構成員の中枢部に陣取っておられる方々たるや、穿った見方をすれば「中、朝、韓」から推薦状を頂いたような方々で占められているのではないか?これでは、天皇の尊厳が損なわれるではないか。

 『これで良いのか日本人!』(同紙正論を参考にした)