昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

大芝居(第三十一幕)

2005年11月06日 | Weblog
 点点説説看:貴公これは、テンテンセツセツカンとでも読んだら良いのであるか?

 ほほう、御前とて、少しは中国語にご興味が湧いてこられたご様子、誠にもって結構なことに御座りまするが、ディエンディエン・シュオシュオカンとお読み下され。
 日本では、点と天と同じ読み方をするので御座るが、中国では「点」をディエン、「天」をティエンと発音するするのであります。
 因みに点点説説看とは「ちょっと言っちゃおうかな」程度の意味で御座る。

 で、貴公、このわしに一体何を申したいのか分らぬのであるが、まあええわい、一辺言うてみいや。

 「各国首脳愛追星」・・・「各国首脳はアイドルの追っかけがお好き」を訳してみたいと存ずる。

 小泉首相はチェ・ジュウに、「冬のソナタは本当におもしろい。私は各シリーズ全て見ている」と言って、彼女との会見予約を取り付けた。韓国ドラマ「冬のソナタ」の主演女優チェ・ジュウは、首相の「ハルサメ」という話題の提起について、思わずニヤニヤせずにはいられなかった。というのは、この「超ど級ハルサメ」とは(韓国では)何のことはない、小泉純一郎日本国首相のことに外ならないからである。
 チェ・ジュウは、昨年の七月に日韓観光旅行宣伝大使に任命され、小泉首相は官邸において、チェ・ジュウに会見したのであった。
 チェ・ジュウが話すところでは:「小泉首相は、全てのシーンをとてもはっきりと記憶していて、特に南怡島(済州島?)でのシーンについて、あのベンチでは、『重大』なこともありましたね」と語った。
 というのは、南怡島のベンチでのシーンとは「冬のソナタ」の男女主演俳優ペ・ヨンジュとチェ・ジュウが初キッスをした地点である。

 例によって、「冬のソナタ」を韓国人が韓国語でどのように発音するのか知らないのであるが、日本より一年前に放映された台湾では、これを「冬季恋歌」と訳しました。現在、中国でもこの「冬のソナタ」は放映されていて、大変に評判が良いらしい。
 誠に、結構なことである。
 ところで、日本人はドラマの題名なども、いささか「ハイカラ」に表現したがるから、「ソナタ」などと欧風にいうのであるが、原産国である「韓国」では、「恋歌」というのであろうか、それとも「ソナタ」などと言っているのであろうか。

 また、チェ・ジュウは漢字で崔智友(ツォイヂヨウ)。ペ・ヨンジュは裴勇俊(ペイユンチュィン)と読みます。
 中国語での漢字は一応単音節文字ということになっていますが、二重母音、三十母音がざらであるし、口全体を使って発音するので、日本語の所謂、「舌上の芸術言語」では対処は難しい。
 中国語を学ぼうとする者は、発声の基礎を中国人に教わらなくては、ものになりません。くれぐれも声帯を痛めないように注意して発音練習することが必要です。

 フィリピンのアラユエ大統領も「言承旭」狂いだし、F4の”暴龍”言承旭!2003年のファンでもある。
 というのは、『流星花園』が放映され、言承旭はフィリピンで大変な人気者となっていて、フィリピン政府は彼を通関の手続きも免ずる特待をするだけでなく、フィリピン半島のホテルへそのまま迎え込むほどの熱の入れようである。

 フィリピン・メディアは当時、言承旭旋風は「両天一夜」の如く大統領も連なって彼に面会することを切望し、まるで『流星花園』を拝ませていただくが如きセンセイションの嵐が吹き荒れたと報道した。
 アラユエ氏は何の臆面も無く、私は『流星花園』を看たことがあり、言承旭がフィリピンに来るなら、十分に楽しくなるように歓迎する。併せて、彼がテレビ劇中においてもハンサムであるし、才能もあると褒めたたえた。
 言承旭は、少し照れて、流暢な英語で大統領の支持及び彼女のファンぶりに対し、感謝の意を述べた。

 アメリカの前大統領クリントン氏も大のハリウッド・スター好きである。在任中、1992年~1996年までにホワイト・ハウスを訪れたスターは延938人にも上るということである。

 それにしても、御前「超ど級ハルサメ」などとあだ名されるのは、御前のその「髪」に由来するのでありまするか。
 まあ、政治家と言う職業も「超ど級スター」の人気にあやかろうなどと血の滲むような御努力、ご苦労様に御座る。・・・ワハハ。

 貴公、何を抜かすか、わしらはいつも「真剣」なのである。さように人を「チャカス」こと相成らん。
 (xinhuanetの話題を更におもしろくさせて頂いたことを記しておく)