昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

Cuando Caliente SHIZUOKA#4

2005年11月25日 | Weblog
 クアンド カリエンテ シズオカとはスペイン語である。スペインという呼称は英語圏の言い方であって、本国人は我国は「エスパーニャ」であるという。このエスパーニャ語の発音体系が偶然にも日本語ととても良く似ている。ア・エ・イ・オ・ウという母音しかないのである。世界広しと雖も日本語の仮名文字でエスパニョール(スペイン語)を書いて、読んで通じるのであるから、親近感を持たない方が不思議である。

 エスパーニャといえばギター音楽であるが、ギターという楽器に少なくとも三倍程度の「音量」があれば、ピアノと互角の勝負が出来たであろう。
 私は、とてもありきたりであるが、フェルナンド・ソルの作曲した「モーツアルトの魔笛の主題による変奏曲」が大好きである。ギターがかもし出す和音の響きがとても心地よい。クラッシック・ギター古典曲の珠玉の作品である。

 ところで、わが「静岡新聞」も至れり尽くせりである。今日の話題は『エスパーニャでも女帝論議』だとさ。

 男子と女子の王位継承権を平等にすべきだという声が高まっているのは、フェリペ皇太子の第一子としてこのほど女児が誕生したスペインだ。昨年四月に発足した社会労働党のサパテロ政権は、男女平等な王位継承実現を優先課題の一つに掲げており、国民の多くもこれを支持している。
 昨年五月に結婚した皇太子と元ニュースキャスター、レティシア妃の間に生まれたレオノールちゃんは、現在の憲法の下でも王位継承権は皇太子に次ぐ第二位だが、これは暫定的。現憲法は男子の王位継承が優先すると規定しており、レオノールちゃんが王位に就くのは、今後、弟ができない場合に限られる。ただ、国民はレオノールちゃんを女帝候補として歓迎している。レオノールちゃん誕生直後の十一月三日に行われた世論調査によると、王位継承の男子優先規定を削除する憲法改正に賛成すると答えた人は84%に上った。・・・・・よりによってスペインを参考にせよということか。

 そして、「女系天皇賛否をめぐって国論二分なら陛下ご心痛」であらせられるということであれば、「下々が物申すこと相成らぬ」ということなのであろうか。