５月８日は、六甲山の芦屋の岩場で講習を行いました。
「基本ロープワークと登攀具の扱い方と初歩の岩登り講習」というとても長ったらしい名称の講習会ですが行う内容を一目で分かりやすくタイトルにしようと思ったらこんな名称になってしまいました。
岩登りなどを行うに当たって必要となるロープの結び方や装備の使い方などを必要最小限で確実に身に付けていただく、云わば事始め的な位置づけの講習会です。今回ご参加の３名様はそれぞれ福岡県、岡山県、鳥取県といった遠方からのご参加、モチベーション満点で熱心に取り組まれて充実の一日でした。
日本で最初にロッククライミングクラブ創設者の藤木九三氏のレリーフが設置されている高座の滝。今回のような事始め的な講習会にとってやはり先人の功績や足跡のたとえ僅かでも知ることは大切な事だと僕は個人的には思っています。
今回使用した装備品
前半は安全な平地を使ってロープの結び方（２種のみ）と登攀装備の扱い方を行いました。
間違えずに正しくセットした下降器を使って懸垂下降の「形」とシステムの反復練習です。
後半は岩場に移動して実践的な練習です。
前半で行った「ロープの結び方」を使ってロープをハーネスに結んでもらい、合せて確保の練習も行い、その上で実際に岩を登っていただきます。もちろん全てサポートを行った上での練習です。
一段上がった「狭いテラス」から上部の岩場で同じく反復練習です。
更にラインを変えてやはり反復練習です。
最後は皆で最上部から懸垂下降の練習をして終了～
朝から夕方までよく頑張っていただきました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう！
