本日は、能登島ひょっこり温泉島の湯横のマリンパーク管理棟にて『タイマグラばあちゃん』の映画上映がありました。
私も2、3ヶ月前からこの映画上映実行委員会に混ぜてもらっていました。
そんなこともあり、当日は映画会場で参加したいと、能登カフェを通常の営業はやめ、映画会場で行われるフリーマーケットに能登カフェ出店の形での参加としました。
マリンパーク管理棟での映画上映も初めて、フリーマーケットも初めて、そして能登カフェの出張カフェも初めてということで、なるべくの準備をしようと、昨晩から今朝早朝、結構なお菓子を用意しました。
今日はお天気にも恵まれて、暑すぎず、海からの心地よい風も吹いて、本当にいい日でした。
映画は10時から、14時から、19時からの3回あり、フリーマーケットは9時頃から16時頃までの営業でした。
映画上映30分前には能登島向田町の雨乞い太鼓も演奏される等、能登島ムード満天!
10時からのお客さんは、能登島のご年配の方が多く訪れ、100人程の定員も満席。
14時からは若干年齢層がさがり、超満員。そして19時からは年齢層がぐっと下がったのがおもしろかったです。
しかし、能登島のご年配の方々を始め、多くの島民が映画を見に来たことは、この映画を能登島ですることの目的の一つでもあったと思うので、本当に良かったと思います。
そして私はフリーマーケットが終わった、夜の部で映画鑑賞。
夜の部は意外と前方に空席がありました。
ところが、、、、
睡眠不足がたたり、映画の途中で夢の中へ行ってしまったのです。
ところどころ見て入るのですが、それぞれがとびとびで。。。
睡眠削って作ったお菓子も結構あまり、そして映画も睡魔に負けてしまうと言う、とっても自己嫌悪な日でもありました。
しかし、ところどころの映画を見ていて、
これはみなさんおっしゃることなのですが、島にもこういうばあちゃんいそうだよねと。
先日、能登島在所マップ作りのために散歩したコースをもう一度ぶらぶらしていました。
在所マップ作りの時に、岩に変な穴があいているね、昔の防空壕かねという話があがっていました。
このあいだ、その穴のところを通ったら、向かいの小屋の中におばあちゃんが一人、何やら作業中でした。
こんにちは、と声をかけ、『この穴って何やったんですか?』と聞くと、やはり防空壕やったとか。
そして現在はさつま芋を収穫したら、この穴に保管しておくとか。天然貯蔵庫ですね。
お年寄りの話には耳を傾けるものです。しみじみ思います。
そしてそのおばあちゃんは、らっきょを剥く作業をしていました。
今日は半日かかってこんだけ剥いたんやと言っていました。
それはバケツに3分の2程。
らっきょの皮を剥いて、酢漬けにしておくとか。
ちょうど数日前におばあちゃんが他のおばあちゃん達と能登島にある温泉に入りにいって、お弁当に去年つけたらっきょの酢漬けをもっていったとか。みんなに大好評だったと満足そうに言っていました。
自分の畑でとれたらっきょを酢漬けにして一年分。
半日掛かる作業は、手先だけ動かす作業なので足腰が冷えるとか。
そしておばあちゃんは、こういっていました。
『最近の若いもんな、スーパー行って野菜買ってくる。時期のもんだけだべりゃあいいがんに、時期じゃないもんも買って来て食べとる。昔はその時期に畑になっとるものを食べとったもんや。もう季節もわからんなって来とる』と。
確かにその通りです。
スーパーの野菜で育った私は、自分で野菜を育てるまでは、どの野菜がいつ頃とれるものかということが頭になかったかもしれないし、今でも知らないものがたくさんあります。
今畑でなっているものを、食べる。
おばあちゃん達にはごく当たり前のことで、ある人たちに取ってはとても贅沢に思えることで、そしてある人たちに取っては、どうでもいいことかもしれない。
でも、私は、とても大切なことのように思いました。
そして、おばあちゃんの身を持っての言葉が、結構重かったです。
もっといろいろとおばあちゃんの話を聞いてみようと思いました。
そしてそれを実践していけたらと思います。
スローライフとかいうけれど、それは結局何十年前かに戻ること、と、私の知り合いが言っています。
そして、タイマグラばあちゃんも言っていたけど、年中暇な時はないと。
そう、スローライフとは忙しく、おばあちゃん達は忙しいのです。おばあちゃん達はいつも手を動かしているように思います。
季節は刻一刻と変わり、畑の作物は育ちます。
季節感のあるところでは、季節季節に応じた仕事があります。
時間は人を待ってくれないから、その仕事に追われる。だから忙しい。
そしてそれは何のため。
生きていくためなんだろうな。
最近、生活することの大切さを感じています。
生活者としての自分を磨きたいとも思っています。
そして、それは周辺のおばあちゃん達から学ぶべきことが多すぎることも痛感しています。
また、自分がおばあちゃんになった時に、今のおばあちゃん達から得たことを、若い世代に少しでも伝えていかねばと言う義務感も感じたりします。
私も2、3ヶ月前からこの映画上映実行委員会に混ぜてもらっていました。
そんなこともあり、当日は映画会場で参加したいと、能登カフェを通常の営業はやめ、映画会場で行われるフリーマーケットに能登カフェ出店の形での参加としました。
マリンパーク管理棟での映画上映も初めて、フリーマーケットも初めて、そして能登カフェの出張カフェも初めてということで、なるべくの準備をしようと、昨晩から今朝早朝、結構なお菓子を用意しました。
今日はお天気にも恵まれて、暑すぎず、海からの心地よい風も吹いて、本当にいい日でした。
映画は10時から、14時から、19時からの3回あり、フリーマーケットは9時頃から16時頃までの営業でした。
映画上映30分前には能登島向田町の雨乞い太鼓も演奏される等、能登島ムード満天!
10時からのお客さんは、能登島のご年配の方が多く訪れ、100人程の定員も満席。
14時からは若干年齢層がさがり、超満員。そして19時からは年齢層がぐっと下がったのがおもしろかったです。
しかし、能登島のご年配の方々を始め、多くの島民が映画を見に来たことは、この映画を能登島ですることの目的の一つでもあったと思うので、本当に良かったと思います。
そして私はフリーマーケットが終わった、夜の部で映画鑑賞。
夜の部は意外と前方に空席がありました。
ところが、、、、
睡眠不足がたたり、映画の途中で夢の中へ行ってしまったのです。
ところどころ見て入るのですが、それぞれがとびとびで。。。
睡眠削って作ったお菓子も結構あまり、そして映画も睡魔に負けてしまうと言う、とっても自己嫌悪な日でもありました。
しかし、ところどころの映画を見ていて、
これはみなさんおっしゃることなのですが、島にもこういうばあちゃんいそうだよねと。
先日、能登島在所マップ作りのために散歩したコースをもう一度ぶらぶらしていました。
在所マップ作りの時に、岩に変な穴があいているね、昔の防空壕かねという話があがっていました。
このあいだ、その穴のところを通ったら、向かいの小屋の中におばあちゃんが一人、何やら作業中でした。
こんにちは、と声をかけ、『この穴って何やったんですか?』と聞くと、やはり防空壕やったとか。
そして現在はさつま芋を収穫したら、この穴に保管しておくとか。天然貯蔵庫ですね。
お年寄りの話には耳を傾けるものです。しみじみ思います。
そしてそのおばあちゃんは、らっきょを剥く作業をしていました。
今日は半日かかってこんだけ剥いたんやと言っていました。
それはバケツに3分の2程。
らっきょの皮を剥いて、酢漬けにしておくとか。
ちょうど数日前におばあちゃんが他のおばあちゃん達と能登島にある温泉に入りにいって、お弁当に去年つけたらっきょの酢漬けをもっていったとか。みんなに大好評だったと満足そうに言っていました。
自分の畑でとれたらっきょを酢漬けにして一年分。
半日掛かる作業は、手先だけ動かす作業なので足腰が冷えるとか。
そしておばあちゃんは、こういっていました。
『最近の若いもんな、スーパー行って野菜買ってくる。時期のもんだけだべりゃあいいがんに、時期じゃないもんも買って来て食べとる。昔はその時期に畑になっとるものを食べとったもんや。もう季節もわからんなって来とる』と。
確かにその通りです。
スーパーの野菜で育った私は、自分で野菜を育てるまでは、どの野菜がいつ頃とれるものかということが頭になかったかもしれないし、今でも知らないものがたくさんあります。
今畑でなっているものを、食べる。
おばあちゃん達にはごく当たり前のことで、ある人たちに取ってはとても贅沢に思えることで、そしてある人たちに取っては、どうでもいいことかもしれない。
でも、私は、とても大切なことのように思いました。
そして、おばあちゃんの身を持っての言葉が、結構重かったです。
もっといろいろとおばあちゃんの話を聞いてみようと思いました。
そしてそれを実践していけたらと思います。
スローライフとかいうけれど、それは結局何十年前かに戻ること、と、私の知り合いが言っています。
そして、タイマグラばあちゃんも言っていたけど、年中暇な時はないと。
そう、スローライフとは忙しく、おばあちゃん達は忙しいのです。おばあちゃん達はいつも手を動かしているように思います。
季節は刻一刻と変わり、畑の作物は育ちます。
季節感のあるところでは、季節季節に応じた仕事があります。
時間は人を待ってくれないから、その仕事に追われる。だから忙しい。
そしてそれは何のため。
生きていくためなんだろうな。
最近、生活することの大切さを感じています。
生活者としての自分を磨きたいとも思っています。
そして、それは周辺のおばあちゃん達から学ぶべきことが多すぎることも痛感しています。
また、自分がおばあちゃんになった時に、今のおばあちゃん達から得たことを、若い世代に少しでも伝えていかねばと言う義務感も感じたりします。