チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

桑の実

2006-06-26 20:21:14 | 能登カフェ日記
昨年は全く気がつきませんでしたが、能登カフェの敷地内に桑の木があります。
昔お蚕さんを飼っていたのでしょうか。

数週間前くらいから桑の木に実がつき始めました。
そしてここしばらく、その実がすっかり熟してきたようです。
鳥が突っつきにきているらしく、ちょっと離れた道路にもたくさん散らばっています。
そして、桑の木の下の草むらにはすでにたくさん実がおちていました。

木の下草を刈り、脚立と高枝バサミを利用して桑の実の収穫。
手がどんどん桑の実色に染まりながら採ります。
この桑の木、一気に実が熟してくれれば採りやすいのですが、たくさん成っている実のほんの一部だけが熟しています。
しかも、熟すとすぐ実が落ちるようで、どうりで木下にたくさん実が落ちているわけです。

きょうはせっせと摘んでこんだけ収穫。
さっそくジャムにしてみました。とても野性味がします。
もうちょっとたくさん採れそうだったらこの夏は桑の実ジャムのシフォンケーキにしてみようかしら、と思っているのであります。

カニの季節

2006-06-25 08:46:43 | 能登カフェ日記
いよいよカニの季節になりました。
庭をあるくとあっちでこそこそ、こっちでこそこそ。
草むらから赤い物が顔を出します。
海辺にあるせいか、この辺ではカニがうろうろとしています。
時々家にも入って来て、悠々と廊下を横断したりもしています。

カニの写真を撮ろうと思ったら、カニがどんどん追いつめられてしまって木に登ってしまいました。
カメラをむけられるのが嫌らしく木の幹の周りをぐるぐる回りながら登っていきました。
意外と動きが素早く、写真を撮るのに苦労しましたが、いい笑顔の良い写真が撮れました!

キャンドルナイトライブ

2006-06-19 11:59:06 | イベント
昨日行なわれた『キャンドルナイトライブ』
60人程人が集まり、能登島の自然に囲まれゆっくりと流れる時間を楽しめる能登島Weランドにて行なわれました。

3時頃から人が集まり始め、サザエやホタテの貝殻などに溶かした蝋を入れてロウソク作り。
そして、4時過ぎからパンの販売やお菓子の販売、そしてドリンクが振る舞われるなど、開始前から眼下に広がる海と幾つかの無人島と、そして向こう岸に伸びる能登半島を眺めながら、芝生の上でピクニックのひととき。
Weランドってこんないいところなんだ、と、来た人来た人口々に言っていたのが印象的でした。

そして5時過ぎからライブの開始。
キャンドルナイトという名前にはふさわしくなく、かなり明るめからのスタート。
一組目は輪島からやって来た高校生デュオ『みかん』です。名前の通り!?ゆずのコピーバンドで、ゆずの歌2曲と、そしてみんなで一緒にどうぞと大きな古時計を歌いました。


今回のライブは斜面に点々とテーブルセットが置いてあるピクニック広場で行ないました。
斜面の好きなところに座って頂きました。
ゆずの二人の演奏です。(後ろからでごめんなさい。。。)

そして二組目はこちらも輪島からやって来た先生バンドです。
ビートルズナンバーを中心にパフォーマンスを行ないました。
とってもノリがよく、マイクなしでのびのびと歌って頂きました。
普段は銭湯の2階で練習しているとか。今回は自然の中で思いっきり楽しんで頂けたのでは。



まだ少々明るかったのですが、途中の休憩でみんなでロウソクの明かりに灯を灯し、好きな位置に持っていってもらいました。
そして後半へ。

ここで登場したのが本日結成された『能登島曲のおばさんデュオ』(私がこう呼んでいるのではなく、本人たちが言ったということをここで付け加えさせて頂きます。)
能登島への思いを語られた後、お客さんを巻き込んでの言葉遊び、そして詩の朗読をして頂きました。


そして今回のメインバンド。
金沢からやって来た竹宮マリオさん、川端さん、そして輪島からやって来た福田さんに寄るボサノバ音楽です。
ちょうど夕暮れ時に、海からの風に吹かれながら、ボサノバを楽しむ事が出来ました。
ここが能登島である事を忘れてしまうような、春か異国へ連れて行ってもらっているような感覚に陥り、すっかりと聞き入ってしまいました。
演奏されていた方達もとても素敵な表情でされていたのがとても印象的でした。


そして日もどっぷり暮れた頃。
Weランドはやさしいろうそくのあかりと、素敵なボサノバの音楽につつまれたのでありました。

キャンドル作り

2006-06-13 20:53:36 | イベント
今日は今週日曜日に能登島家族旅行村にて行なわれるキャンドルナイトにむけてみんなで準備!
メインのキャンドル作りを行ないました。
能登島のお寺から頂いた使い古しのろうそくを溶かして竹の筒に流し込んでキャンドルを作ります。

ということで、まずはみんなで竹切り。
のこぎり持参でweランドの奥地へ。
竹の節を利用して各々が好きなように切ります。
ここでセンスと技術に差が。。。。
おかげで統一感に若干欠ける個性的な様々な形の物が出来上がりました。

weランドの管理棟に戻り、ろうそくを溶かして竹筒に流し込むことに。

  

ろうそくの芯も最初はタコ糸を使っていたのですが、途中の実験結果、和ロウソクの芯を再利用することに。
さすが和ろうそくの芯を使うと炎のあかりが強く大きい!
そして、こんなロウソクたちが出来上がりました。

  


18日は15:00から開場。
当日はサザエ、カキ、あわびの殻にロウを流し込んでキャンドルを作る予定です。
お時間のある方は早めにご参加ください!飲み物やパンの販売もありますよ。

キャンドルナイトライブは17:00からスタート。
詳しくはこちら→キャンドルナイトの詳細

ライブ後にはお楽しみの『地の物バーベキュー』もあります。
こちらのほうは2日程前までにWeランド(84-1880)のほうまでご予約ください。

では、皆さんも素敵な夏至の夜をお過ごしください。

おたまじゃくしはかえるのこ

2006-06-12 16:36:42 | 独り言
1ヶ月程前から飼ってるメダカたち。
パンくずやシフォンケーキくずを食べてすくすくと育っています。
そのなかに一匹紛れ込んでいたおたまじゃくし。
いつかは私の嫌いな蛙になるおたまじゃくしです。

2週間程前から足のような物を発見し、いやがりつつも興味深くオタマジャクシの成長を観察していました。
少し足が生えてもまだ様子はオタマジャクシだなぁ、とまだ余裕の観察。
数日前に見た時は、底の方にいて良く見えませんでしたが、口を若干ぱくぱくしていて、蛙になりつつあるのがよくわかります。

そして今日、久々に覗き込む。
『ぎゃ~~』と思わず悲鳴を上げ、逃げ去ってしまった私。
その中にいたのはもうオタマジャクシとは言いがたいほぼ蛙に近いオタマジャクシでした。
オタマジャクシはいいけど、蛙は嫌いな私。
でも、それよりももっと気持ち悪いのがこの中途半端なオタマジャクシということを思い知りました。
顔の輪郭はおたまじゃくし。口はやや蛙。手足は蛙。尾っぽはオタマジャクシ時代の半分の長さ。
そんな中途半端な生き物がかわいいはずがありません。
それを真っ正面で目が合ってしまったときにはおもわず叫びました。
写真をとも思ったのですが、読んで頂いた人の想像力にお任せすることとして。。。

ありがとう、山菜

2006-06-08 23:55:14 | 一汁二菜
久々に一汁二菜ランチのご紹介。しかも数日前のですが...

一汁二菜ランチを初めて以来、季節柄もあり、山菜がメインのお食事でした。
フキノトウから始まり、たらの芽、こしあぶら、ふき、みずぶき、わらび、メダケなどなど。
ふきやわらびはまだもう少し行けるらしいですが、これからは主役を野菜に譲ることとなりそうです。

ちなみに写真のメニューは、真ん中のお皿が、フキの木の芽味噌かけ、ワラビの白和え、焼き油揚げ。
右上の皿がメダケの酢みそ和え。
漬け物の皿にはイタドリ酢漬けに梅干し。
みそ汁は豆腐と絹さやでした。

絹さやは今が真っ盛り。
あちこちから頂き、その甘さに驚きです。
能登カフェの畑でも一応は絹さや育てているのですが、まわりのおばあちゃんの畑に比べると、その出来の差は歴然。。。

ボサノバ・キャンドルナイトライブ

2006-06-04 13:21:14 | イベント
今年も夏至が近づいて来ました。
昨年は夏至の頃に、能登島そわじうら浦にてキャンドルナイトを行ないました。
今年は!
能登島weランドにて行なうことになりました。
そして、素敵なボサノバライブ付き。

能登島の静かな夕暮れ時に、野外ライブをお楽しみください!
申し込みはメールにて!お待ちしています。

★ボサノバ・キャンドルナイトライブ★
ちょっと電気を消して、ろうそくのあかりを灯して
集う・歌う・笑う・考える。。。。
そんな夜があってもいいがいね。
ふだんも省エネで、穏やかな島ではありますが。

6月18日(日) 開場15:00 開演17:00
家族旅行村Weランド(のとじま水族館近く)

おとな 1,000円
中高生   500円(のとじまの中高生は無料)
小学生以下   無料

●タイムテーブル●
15:00~17:00
午後のひととき、ピクニック!
マリオのパン屋さんのパンやサンドイッチやピザ、能登カフェのドリンクなどを販売致しております。

17:00~19:00
竹宮マリオ氏・福田元活氏によるボサノヴァライブ
他、ビートルズナンバーのバンドと、高校生デュオ『みかん』出演予定。

19:30~
『地の物バーベキュー』飲み物付き
参加費 おとな 3,000円
    こども 1,000円
※バーベキューは事前予約が必要となります。

お問い合わせは・お申し込みは 
Weランド www.notoweland.jp
能登カフェ www.notocafe.com


参加アーティスト;
竹宮マリオ(ギター・ヴオーカル)
1957年ブラジル・サンパウロ生まれ
『Marioのパン屋さん』として金沢にベーカリーショップ&レストランを経営する。日経ブラジル人。自らのライブハウスでボサノバの曲にオリジナルな詩を重ねて歌い、ギターやフルートを奏でたり、ポエムを語りながら独自のボサノバ活動を行っている。

福田元活(パーカッション)
埼玉県出身。輪島市三井にて田んぼと炭焼き業を営む。今回、ジャンベと言う太鼓を叩きます。

郷土愛

2006-06-01 11:58:48 | 独り言
数日前に行った会議で、「能登半島は90年後には人口がゼロになる』と言う話を聞きました。
現在の過疎の進行速度を考慮するとそういう計算になるとのこと。
地区別にすると七尾は80年後にゼロ。早いところで70年後にはゼロだそうです。
実際ゼロになるということは考えにくいことではあるのですが、でも、そういわれると驚きとショックを隠せません...

活性化や町づくりが叫ばれ、いろんな人が努力しています。
個人的な意見ですが、魅力的な町づくりをしているところ、魅力的だと思う人がいるところは、そこに住む人や町づくりに関わっている人たちが、自分たちの住む町をとても好きで、いいところを知っていると思います。

うちらの住んどるところなんてなんもないし。。。
と、思っている場所では、なかなか魅力を出すことは出来ていないかなぁと。

過疎が進んでいて、人口が減り、若者が減り。。。
そんななかでの活性化や町づくり。
ひょっとすると90年後には人口がゼロになっていると言う危惧。

でも、自分の住んでいる場所のよいところを見つけることが出来、知っていて、そして愛している人たちが一人でもいれば、ゼロになることはない。そう信じたいと思うのが、私の考えであり、願いです。

私は、2年程前から始めたホームページwww.slowlifestyle.comと、1年前から始めた能登カフェのおかげで、いろいろな地元の良いところを知ることが出来ました。
そしてもっと知りたいと思っています。
正直、こんな良い場所は他にはないと思っているし、都会でたくさんの人にまぎれて暮らしている人たちを心底不憫に思っています。本当の意味で豊かな暮らしがここにはあるし、人の温かさを感じられるコミュニティもあります。
ここでの暮らしのすばらしさをどうにかこうにか、もっと声を大にして伝えていけたらなと思います。

人口がゼロにならないように自分が出来ること。
まずは、自分が楽しみながら暮らすこと。それが一番かな。