チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

お知らせ

2010-11-29 22:52:56 | 独り言
おそらく。

12月1日の夕方放送の北陸朝日放送のニュース、「スーパーJチェンネル」。
「情熱半島Noto」という特集で
田んぼ主任さんがピックアップされます。

iphoneケースについてがメインテーマ。
aikoさんも登場しますよ。

そして、かなり生活を覗かれました。(笑)

輪島在住の記者さん、2度目の取材はペペロンチーノの材料持参で来てくれ、ランチを作ってもらう予定が、田んぼ主任がつくりました。
かなりのリラックスした撮影だったので、どんなふうになるかな。
そして、その記者さんを、今度は私が逆取材の予定。

「情熱半島Noto」
放送時間は17:40頃かな?

どうぞご覧下さい~。

石川県内のみの放送かと思いますが、、、

イカスミパスタ

2010-11-29 22:31:42 | 能登は日本のイタリア!
久々に朝のえのめ漁港へ。

目的は、ムスコの魚デビュー。
もちろん最初はえのめ産の魚を熱望。

徒歩1分くらいの距離にあるえのめ漁港。
毎朝新鮮な魚たちが水揚げされ、市場へと運ばれています。

徒歩1分が、わが家からは何故か遠い。。。
それは朝だから。

それでもたまには!と思いつつ、7時過ぎにようやく漁港へ。
なんとか間に合い、目的の「カワハギ」をゲット。
それから母に頼まれていたアオリイカも。

そしたら、知り合いのおばちゃんから、あじ、カマス、いわし、豆あじ、イカを頂く。

たくさんもらいすぎて、買ったものより多かったのでは??

ということで、朝から魚捌き大会の始まり。

あじ、いわし、カマスは干物に。
お昼にイカとあじの唐揚げ。
夜にはカマスのフライ、あじの南蛮漬け。

そして、翌日のお昼には田んぼ主任作のイカスミパスタ。



これが美味しかった。
久々の大ヒット!!
ごちそうさまでした。

あ、もちろんムスコもカワハギを美味しく頂きましたよ。


マイブーム

2010-11-27 23:14:37 | 独り言
レーズン酵母。
週一でなんとか生き延びています。

そして、マイブーム。
それはフォカッチャ。


今朝も焼きました。

以前も小分けにしたフォカッチャを焼いていたのですが、最近のはまるごと一個デーンとつくってます。
だって、成形の手間がなくて楽だから。

でも、実はこれ、以前大阪の知り合いのイタリアンに言って食べたフォカッチャが美味しかったからカタチを真似してみたんです。
そのイタリアンというのは、大阪の福島というエリアの路地にある「La Calleta」というお店。
旦那さんがシェフ、奥さんがサーブし、ご夫婦で営まれています。

田んぼ主任がベネチアにいた頃、こちらの奥さんもベネチアにいて、シェフのご主人はイタリアの別の都市で長年経験を積まれていました。
お二人の結婚式はベネチアでされたんですが、丁度私もベネチアにいて、参加させて頂いたんです。
少しでも役に立てればと、ビデオ係をさせて頂いたんですが、
結婚式の演出で、ゴンドラでベネチアの運河をめぐったりして、そのゴンドラにも便乗させて頂き、なんだか逆にいい経験をささせてもらったりもしました。

そんな素敵なご夫妻が営むお店。
大阪に住む高校の同級生を誘って夜ご飯を食べにいったのですが、あまりにもの美味しさで、翌日のランチにリピートしてしまいました。
素材の味を活かした、シンプルな料理のイタリアン。
こんな料理が食べたかった。

子育て中ということで、ワインを飲めないのが非常に残念でならないのですが、、、


ディナーの前菜。
日本の食材が見事イタリアンに変身。
そして、一口食べたらココはイタリア?と思える料理。


ランチで頂いたパスタ。
ランチは前菜+パスタ+カフェorデザートで1000円!
量とクオリティから言って、驚きの安さ!
通いたい。。。。


ランチではデザートをチョイス。
ティラミスは、やっぱりおいしいです。

大阪の方、大阪へ行かれる方には、オススメのイタリアン。
「La Calleta」さんです。


玉ねぎ

2010-11-27 22:52:13 | 農園
里芋、サツマイモ、落花生を掘り起こしたら、
またもや大家さんの耕耘機こと、「パンジーちゃん」を借りて畝作りを開始。



目的は玉ねぎ!!

玉ねぎは一年分。
それが田舎暮らしの鉄則と思い込んでいる私。

田舎暮らしの第一関門。
それは、玉ねぎを一年分作れるかどうか。
(とっても勝手な私の思い込みですが、、、、)

そして、どうやら今年はじめてその目標をクリアできそうです。

能登カフェを含めると、能登島に来て7年ばかり。
ようやくです!

今年の春とれた玉ねぎ。
まだ半分弱残っています。赤玉ねぎは結構芽がでてきていて、となりのばあちゃんも赤玉ねぎは芽がでやすいって言っていた。
赤玉ねぎは早く食べんといかんな~、と、又一つ勉強。

話は戻って、何が何でも、這いつくばっても、ムスコが泣き叫んでも、
玉ねぎは植えなければならない。
それも一年分賄える量を。

ということで、パンジーちゃんを3、4往復させ、ふかふかの畑を作り、昨年以上の4畝を用意。
よしよし、これであとは玉ねぎの苗をゲットするのみ。

驚くことに、夏の暑さが終わり、秋が来て、なんやかんやしている間に、
ばあちゃん達は玉ねぎの種をまき、苗を作っているのです。
その苗を、調子よく頂くのが私の役目。

昨年も頂いた近所のおばちゃんのところに、お願いに伺う。
快く了解して頂き、畝も整ったところで、いつ植えようか、どうしようかと思案しながら数日過ぎたところで、

「おーい」
と、1人のばあちゃんが家にやって来る。
「はーい」
と言って、玄関先へ行くと、
「ねんねおってたいへんやろうから、玉ねぎ植えてやるぞー。畑見てきたら、畝もこしらえてあったさかい、後植えるだけやからやってやるわい」
とおばあちゃん。

「そんな、悪いし私も一緒に行きます。」
「ねんねおって、かわいそうや。わてが植えてきたるわいね。」

よし。田んぼ主任も家にいたことだし、ムスコを寝かせて畑へ行かねばと段取り始めたところ、
「おーい」
今度はばあちゃんが2人。
「二人で植えて来るさかい、だいじょうぶやぞー」
と。

そうは言っても、申し訳ない。
ムスコがうまいこと寝てくれたので、あわてて畑へ向かうと、道ばたにおばあちゃん発見。

私がお願いしていた玉ねぎの苗をもらうおばちゃんとも段取りしてあったらしく、おばちゃんの畑へ行って、まずは苗を抜いて来る作業。
そしてその苗を持って、いざ畑へ!

玉ねぎの植え付けはまるで田植えのよう。

広めの畝に横4~5列の玉ねぎを一定間隔で植えていきます。
ばあちゃん2人と一緒に、3人で植えたので、あっという間。

普通の玉ねぎに加え、早稲の品種と赤玉ねぎも植え、バッチリ!

ところが、苗が大量に余ってしまい、
「こりゃ、もったいない」
とひとりのばあちゃん。

「どっかに畝つくって植えんか」
って。
「(今からですか。。。しかも機械じゃなくて人力で畝作り。。。)』

とココロの中で叫ぶ私を尻目に
「ぺっ、ぺっ」
と手のひらにツバを吹きかけ、鍬で硬い土を耕し始めるおばあちゃん。
負けてられん、、、
頑張って一緒にする私。

年齢はうんと私の方が若いのですが、
このおばあちゃんと張り合っても負けるのは私....
それは明らか。

でも、ばあちゃんが手を休めない限り、私も休めない。
二人でがんばり、もう一つ畝が完成。

余った苗を丁度植えきりました。

ということで、今年は5畝。

春の収穫が楽しみです。
おばあちゃん達に負けないように、うちの軒先もびっしり玉ねぎでいっぱいにしたいものです。

それにしても、本当に働き者で、私のことまで気にかけてくれて、心良く(良すぎる)畑を手伝って来るおばあちゃん達。
脱帽です。

うちの畑が終わり、「さ、自分ところの畑にも行こう」と言って、次の仕事に出掛けました。

おそるべし。。。

一応、「私も手伝いましょうか?」
と、聞いたものの、
「大丈夫」と。

内心ほっとしたりして。。。
家に帰りました。

落花生

2010-11-23 11:01:07 | 農園
久しぶりに畑へ行くと、まわりのおばあちゃん達の畑はすっかり衣替え。
次の季節の畑になっていました。

随分前に、悲しすぎて半分放置していたムラサキサツマイモを掘り、
芋の子(里芋)と落花生も収穫してきました。

サツマイモの旺盛な葉っぱに覆われていたせいか、芋の子と落花生の回りにはほとんど雑草も生えず、今までで一番たくさん収穫できました!!

落花生は、今年で4年目くらい。

最初の年は種の時点でほとんどが鳥に食われ、
翌年は、少しは収穫できたのですが、一食分くらい。
去年も同様。
そして、今年は数食分くらい収穫できたのです。

炒るのは大変そうなので、塩ゆでして食べています。
割ったりして炒め物の料理等にもいれて、なかなか楽しんでおります。



でも、私が落花生を作り始めたきっかけ。
それは、自家製材料を使って作るジェノベーゼソースのためんなんです。
松の実の代わりに落花生。
そして にんにく、バジル。

ようやく、その3種類作れるようになりました。
5年くらいかかりましたが、、、、

ところが、落花生を収穫した今、畑のバジルはすでに枯れ始めています。
もうちょっと早くバジルの葉を収穫しておくべきでした。
この反省は来年にいかそうっと。今年は落花生をそのまま楽しもうと思います。

そして、こちらはムラサキ芋第二弾。
ジェノベーゼのパスタに投入。
(このジェノベーゼは残念ながら市販の松の実を使用してつくってあったもの。。。。)
普段はじゃがいもをいれて、カリカリに焼いたものとジェノベーゼソースをあえるのですが、
田んぼ主任のアイディアにより、これをムラサキ芋に。



見た目は。。。。
味は。。。

これからはやっぱりジャガイモにしようと思います。

信楽へ

2010-11-17 22:12:08 | お出かけ
11/13,14と、信楽へ行ってきました。

信楽と言えば、陶器で出来たたぬきの置物なのですが、
11/8は、「たぬきの休日」ということで、たぬきが一斉にお休みするんだとか。

私たちの目的は、信楽ライフセラミックス展
そして、高知からやって来る梅原真さんと輪島の桐本泰一さんの対談会。

この展覧会のプロデューサーであり、以前能登島にいらした時にお会いした印南さん(ベネチアの大学で、田んぼ主任の先輩にあたる方だった)のご好意で、前日入りして、前夜祭?の鍋会にも混ぜて頂きました。
以前からお会いしたと思っていた梅原さんとも、思いがけずお話ししたり鍋を食べたりできてとてもラッキーでした。

信楽ライフセラミックス展は、信楽まちなか芸術祭の一環で行われていたもの。
この、まちなか芸術祭。
信楽の町中の窯元さんをめぐったりできるのです。
前夜の鍋会で知り合いになった窯元さんのところを訪問。

かなり狭い道をぐねぐね行った先に、目的地の窯元さん「卯山窯」さんへ。

はっきり言って、舐めていました。
いや、舐めていたというよりは、何も考えていなかった。。。

陶器の産地が、こんなにスゴいなんて。
産地って、やっぱり産地なんですね。
一歩入った信楽の町中が、陶器を作る場所であふれていました。

至る所に、窯元。
そして、何気ないところに上り窯の跡。

信楽駅周辺の、土産物屋&たぬきの置物だけ見た時は、
一度くればイイなココはと正直思いました。
ごめんなさい。。。。

窯元が点在しているエリアに入ると、
本当におもしろい。
奥深い。



この土地に長年根付いてきた、陶器と言う産業とココでの暮らしが密接に繋がっている部分が垣間見えていることの楽しさ。

卯山窯さんで、作品はもとより、作業場や窯も見せて頂き、
そして、ちょうどまちなか芸術祭期間中に開催しているというオープンカフェでコーヒーを頂きました。

この、窯元が点在する景色を眺めつつ、
椅子とテーブル、コーヒーカップはもちろん信楽焼。
コーヒーは、卯山窯の奥様のお友達がやっているという自家焙煎のコーヒー豆。
「トリエンナーレブレンド」。(信楽まちなか芸術祭は、別名信楽トリエンナーレ)



その土地に行って、地元の景色を見つつ、地元素材を使って美味しいコーヒーを飲む。
これが一番の贅沢だと、
そう思います。

いろんな贅沢があるけど、
この贅沢が、この土地に来て良かったと思える感動の一つ。
そして、あの場所でコーヒーを頂いた間隔は、その土地の空気感と一緒に、心に刻まれたのでありました。

また行きたい。

9ヶ月の時を経て

2010-11-09 21:31:13 | 能登スローライフ
昨冬仕込んだお味噌。

毎年、えのめのおばあちゃん達と作る味噌。
輪島三井のおこめの松本さんと作る味噌の二種類作ります。

こちらはえのめの味噌。



今日はじめて樽をあけました。
ふたを開けるとぎょっとする色のもので覆われていましたが、
それを取り払うときれいな味噌色が登場。

月日が、大豆と糀、塩を味噌にしてしまう。
なんとも不思議。

そして、ちょうどいいことにこれから味噌の季節。
温まりましょう。

大阪へ

2010-11-08 23:36:29 | お出かけ
先週末、大阪へ行ってきました。
あまり行き慣れない大阪。
田んぼ主任も東京出身のため、二人とも全く地理感覚もなければ、地名を聞いてもさっぱり。

それでも、知り合い数組を頼って、たっぷり大阪を満喫してきました。

一番の目的は、堺で行われていたクラフトフェア。灯しびとの集い。
ちょうど台風がやってくる週末だった為、土曜日は中止に。そして日曜日のみの開催へ。
同じクラフトマーケットをやる立場として、事務局さんの動向を心配しつつ、興味津々で見守っていました。

日曜日の朝イチに堺へ!
お客さんとして、バッチリ楽しめました。

勉強になることも多々ありつつ、能登島の良さもまた再確認できて、とっても有意義でした。

さてさて、大阪と言えば、前々から非常に気になることが。

ムスコが生後三か月頃、
「こんなビリケンさんに似とる子供初めて見た」
と言われ、
そんなにビリケンさんに似ているのかしら??
と、気にしていた私。

時々田植え&稲刈りにお手伝いにきてくれる大阪の知り合いファミリーの家に泊めてもらった日曜日、
せっかくだから通天閣へ行こう!ということで、喜んでついていきました。

それもそのはず。
ビリケンさんは通天閣にいますもんね。

そして、能登のビリケンさん、本物のビリケンさんとご対面。

こんにちは。


これがビリケンさんですか。
能登のビリケンさんは、似てるピークの2、3か月は過ぎてしまいましたが、ほっぺのあたりはまだ似ているかも。
ということで、横からツーショットを。



ビリケンさんは、たくさんの人に体を(特に足の裏を)触られて、皆さんに幸せを分けているのかな。
そういう部分も似るといいね、ムスコくん。