チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

山歩き

2012-05-04 09:14:28 | 能登散歩道
GW真っ最中。
長男と次男をおばあちゃんに預けて、
友人所有の能登島の山へ探検に行ってきました。

昔は山を所有していた人達は、そこの木を切って、家を建てる時に使っていたと言う。
その頃は燃料も山から。
山と暮らしが密接に結びついていた時代。

最近ではだんだん山との暮らしが離れてしまっていますが、
家を建てるなら自分の山の木で出来ないか、、、、という知人の山を拝見に。

完全防備で来てねとの伝言に、完全防備に加え、収穫物に備え、ナイロン袋と鎌も用意。

山の中は、思った以上に自然豊か。
昔はここでりんごを作っていたとか、そんな話を聞きながら山歩き。
途中で山椒の小さい木をゲットしたり、ワラビや野ぶきを摘んだりと。
倒木をくぐったり跨いだり、道無き道を歩いたり、アップダウンを繰り返したり。
なかなかハードな2時間余の山歩きでした。

時代は進みすぎたけど、また山と身近で密接に結びついた暮らしが少しでも戻って来るといいなと思ったのでした。
だって、普段は全然山に入らないけど、ココ能登島では山ってすぐ身近にあるのですから。

お昼は知人母のお手製山菜ランチを頂き、
さらには家の裏山にある野ぶき&三つ葉摘み。
たくさんお土産をゲットして家へ戻りました。



さてさて、
ワラビと野ぶきは母へのおみやげ。
きゃらぶきにしてもらいます。
三つ葉はおひたしやお吸い物に。
ウドはきんぴらに。

山椒の葉は大好きな木の芽味噌に。



昨年ののとじま手まつり(只今出展者募集中)でゲットした作家さんのすり鉢で刷り刷り。

そして、その晩は三つ葉の和風スパゲッティに。


春満喫であります。

西岸駅

2010-07-10 08:30:23 | 能登散歩道
のと鉃道・西岸駅。

来週「駅舎マーケット」が開催されます。
マーケットも必見なのですが、実は実は、この駅舎も必見なのであります。

昭和7年ころに建てられたと言う、木造の駅舎。



木部に塗られたモスグリーンのペンキが、妙に懐かしく温かく感じられます。





西岸駅は、背後に棚田。
そして、ちょっと行けば海。そこには牡蠣棚が広がります。
ちなみに、温泉も徒歩5分程で行けちゃいます。

のと鉄道は電化されていないので、線路はとってもすっきり。
景色を遮りません。



電柱に、ホーローの看板。
「にしぎし」


そして、今回特別に開放して使う駅舎。いつも南京錠の鍵がかかっています。
その南京錠。建物に負けないくらいのレトロ具合。


これ、欲しい、、、、

今でも現役の待合室。
地元の方々、特に年配の方や学生産達が毎日利用しているんです。
待合室には少年ジャンプが、、、



かあちゃん市場

2008-04-27 06:58:58 | 能登散歩道
能登島大橋を渡ってすぐにある大駐車場の中で、毎週末に”かあちゃん市場”が開催されています。
去年の今頃から始まったこの市場。

昨日いったら、丁度一周年という事で、”たけのこ御飯”が振る舞われていました。
ラッキー♪



このかあちゃん市場の立派なテント。
おばちゃん達の活動を見て、寄付してくれた足長おじさんがいるとか。

それにしても、能登島は本当におばちゃん達が元気です。
(能登島に限らず、能登全体ですが、、、)



この時期並んでいたのが、
ふき、こしあぶら、たらの芽、セリ、レタス、大根菜、切り干し大根、いちごの苗、ネギ等等
少し、野菜のない時期ですが、その代わり山菜が豊富。
能登島にいく時は是非立ち寄ってみて下さいね。


小丸山公園

2008-04-10 08:15:42 | 能登散歩道
桜が見頃!ということで、小丸山公園へランチもってGO!
満開の一歩手前で、とっても綺麗でした。
満開になると後は散るだけですから、これくらいのときが1番見ていて気持ちいいかも。
昼時でしたが、あちこちで小宴会!??してました。
基本的に子連れかおばちゃんグループが多かったです。

能登は週末にかけてが見頃!
今日明日はあいにくの雨模様のようですが、、、

やさいたち

2007-11-14 11:14:53 | 能登散歩道
今朝、ゴミ出しに行って、近所のおばちゃんにつかまり、立ち話。
ほうれん草をくれうというので、畑へ。

ところが、
ほうれん草だけではなく、
白菜、大根、ネギ、ほうれん草(2種)、水菜、そしてまだ頑張って成っているピーマンまでもらいました。
それも半端じゃない量。
写真では大根や白菜が隠れていますが、奥に入っています。

本当に有り難いです。

そして、空き畑を発見したので、畑をさせてもらえないかとお願い中です。

和倉でのお散歩

2007-11-13 22:15:31 | 能登散歩道
お散歩という程でもないのですが、和倉温泉に行ったついでにちょっとだけ寄り道。
青林寺さんへ。
和倉温泉にこんなところがあったのねというくらい、行ったことない奥地へと。
華やかな和倉温泉とまたひと味違った雰囲気で、とても良い感じです。
お寺を見て、少し奥の方へ散策に行こうと階段を上り始めましたが、一人では心細くも感じられ、(墓地だったのと、木々が多い茂っていたので、妙に雰囲気がありました。。。)、ちょっと歩いただけで引き返しました。
今度またゆっくり行きたいと思います。


   


お寺の階段を上る時に、足下に貝みたいな?小さなカタツムリの殻みたいのがたくさん落ちているなぁ、と、思いつつ踏まずにあがっていきました。
そして、帰り際に階段を下っていると、頭に”コツン”と何かがあたりました。
地面に落ちた物をよく見るとドングリでした。
そして私が貝だと思っていたのはドングリの帽子?頭?だったのでした。

何の花?

2007-08-31 15:36:10 | 能登散歩道
昨日お散歩中に、久しぶりに知り合いのおばあちゃんと会って立ち話。
私のエプロンに入りきれないくらいの茄子、ピーマン、オクラを頂きました。
畑の傍らに咲いているかわいい黄色のお花。
豆っぽい花だけど、みたことがありません。
何の花ですか?と聞くと、
『小豆の花だよ』とこのこと。
えんじ色の小豆からは想像もつかない、黄色いかわいいお花でした。

八ヶ崎マップが完成した時に、みそ汁ウォークラリーで、このおばあちゃんが『いとこ汁』をつくってくれた事を思い出し、小豆も自家製だったのかとただただ感心。
これからもいろいろと教えて下さいね。

みそ汁ウォークラリーの記事はこちら→みそ汁ウォークラリー

草木

2006-04-19 14:34:28 | 能登散歩道
下の記事、ヴィトレの丘の続き。
草木染めつながりで、お店の方に旧富来町に廃校を利用した草木染めの工房があると聞き、ついでにそこにも寄ってみることにしました。
“熊野工芸工房”です。


2年程前に廃校となった熊野小学校を利用しているようです。

行ったときには誰もいなくて、でもせっかく来たのだからちょっと待つことに。
学校の周りなどうろうろしているところに工房の人が戻って来ました。
『あ』
数日前に能登カフェにお客さんとしてきた方でした。むこうの方も覚えていてくれたようでした。
工房を見学させてもらいました。給食室や図工室などが工房として使われています。
何種類かの染め液が作られていました。材料となる木の皮や草の乾いたものもその辺においてありました。
乾かしてある作品も何点かあって、自然の植物がだす色の美しさに目を奪われました。

熊野工芸工房では金沢美大OBの二人の男性が活動されているようです。
自分たちの作品を作っているのと、そして週に何度か教室を開いているとのこと。
案内をもらうと月に2回、火曜日か土曜日でした。能登カフェの定休日が火曜日なので、教室に通おうかなと考えています。

草木染めの原料となる”藍”も種まきから始め、畑で育てるようです。今はちょうど温室で芽を出した藍の苗を見ることが出来ました。そして藍の種を少し分けてもらいました。私も育ててみよう。

熊野工芸工房はとても自然豊かなところにありました。驚いたのはちょっといったらすぐに七尾市に入ったこと。
旧中島町がすぐ近くでした。

そしてもっと驚いたのが、この熊野工芸工房のある地名が”草木”ということ。
証拠写真がこれ!学校の横にあるバス停です。



そして、ここで活動するお二人の作品展の案内をもらったのでお知らせ。

『草木染布展』
熊野工芸工房 宮崎岳志・武村小平
日時:2006年4月26日(水)~5月1日(月)
   AM10:00~PM7:00
   (会期中無休・最終日はPM5:00まで)
場所:高木糀商店
   〒920-0831 金沢市東山1-9-3
   TEL 076-252-7461

ヴィトレの丘

2006-04-19 13:23:34 | 能登散歩道
下の記事の続き。

志雄町の帰りに今度は志賀町まで足を伸ばすことに。
能登カフェでも扱わさせていただいている能登仁行和紙を作られている遠見さんの展覧会が志賀町にある”ヴィトレの丘”(http://www.vitre.jp/)という喫茶店で行なわれているという案内を頂いていたのでした。
志賀町の別荘地にヴィトレの丘はあって、ひろびろとした敷地にある家々。まるで外国のよう。

建物に入ったすぐのスペースがギャラリーとなっていました。
外からの柔らかい光がふりそそぐ、温かみのある空間でした。

杉の皮、茗荷、べんがら等をつかった素材感のある仁行和紙はよく知っていたのですが、今回の展示のおもな作品が”草木染め”してあるものでした。
もともと楮の素材感ある和紙に、草木染めされているその和紙は、一枚の絵画として観るに値する素敵なものでした。
一枚の作品が、私を自然の神秘な力に引き込んでくれるような、不思議な気分になりました。
とてもよい作品に出会うことが出来、とても満足でした。

そしてもちろん喫茶店の方でお茶もして来ました。
自家焙煎の何種類ものコーヒーが置いてあります。
どのコーヒーにしようかなぁと思っているとお店の方が親切にいろいろと教えてくれました。
ブレンドよりストレートのが飲みたいと思い、ブラジル(BSCA)というのを頂いて来ました。
お店の方といろいろとお話もさせていただき、また行こうと思います。



能登仁行和紙
・期間:4月15日(土)~4月29日(土)
(時間:10時~18時、定休日:水曜日)
・場所:志賀町ヴィトレの丘ギャラリー(http://www.vitre.jp/
・入場料:無料