チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

続・和紅茶

2005-06-29 20:51:31 | 独り言
先週の土曜日に紅茶教室を開催し、茶摘み→茶揉み→蒸すを経て、後は各自持ち帰って乾燥ということで。
そして数日風通しの良いところで日陰干し。
最後に消毒を兼ねて1時間程天日干しをするといいというアドバイスだったのですが、あいにくの梅雨入り。
しかも北陸地方は豪雨。昨日の午前中はすごかったなぁ。とはいえ、能登島の方はたいした被害もなく良かったです。
今朝目が覚めると思いがけず明るくて、晴れまでは行きませんが、明るい曇りでした。
少しの晴れ間を見つけて紅茶を天日干し。
ここで試飲、と言いたいところですが、あいにくの風邪気味で味覚障害に陥っています。というわけで、試飲は数日後にお預け。

紅茶は頑張ったわりに出来る量が極めて少ない。。。
悲しいくらいに。
でも、また懲りずにひと月後くらいに茶葉の調子が良いようであれば再び茶摘みに出かけて、なんとか秋くらいには能登カフェに“能登の紅茶”をメニューに入れられたらと思っています。
かなりの限定メニューになることは必須ですが。

えりちゃん

2005-06-27 15:45:17 | 能登カフェ日記
このあいだ近所の小学校三年生のえりちゃんが学校終わった後やって来ました。
どうやら学校の総合学習という授業で”町自慢”の課題があるとか。
そしてえりちゃんはなんと、“能登カフェ”を取り上げてくれるとの事。嬉しいですね。能登カフェを八ヶ崎の自慢として取り扱ってくれるとは。
私に幾つかのインタビュー。質問の内容はえりちゃんが自分で考えたようです。
質問の内容は一番売れる飲み物は?とか、一番作るのが大変なものは?とか。
どんなふうに発表されるのか楽しみです。
えりちゃんは能登カフェにはよく来るのですが、この課題をするにあたって、学校のコンピューター室(今どきの小学校にはコンピューター室があるとは!)でインターネットを使い、“能登カフェ”と検索して、能登カフェのホームページやこのブログを見たそうです。(今どきの小学生はインターネットを使えるのね。すごい)
総合学習とは、そういった授業をする教科のようで、えりちゃんが持っていたファイルを見せてもらったら、自分の名前をワードかなにか使って書き、色やフォントをかえたり、装飾等をしてプリントアウトされていました。それに名刺だって作っていましたよ!
驚きです。

それから、余談ですが、能登カフェにはテレビがなく、テレビで紹介されても私自身が見る事が出来ません。
ということで、このあいだ能登カフェ紹介のテレビをえりちゃんの家に行って一緒に見ました。
テレビを見るのに人の家行くって、こんな気持ちなのか、とちょっと楽しい気分になりました。
結局二日連続えりちゃんの家でテレビを見て、しかも二日目にはジャガイモ、ナス、ハチクをどっさり手みやげに貰いました。

手作り紅茶教室

2005-06-26 20:27:25 | イベント
25日、土曜日、手作り紅茶教室を行いました。
穴水町中居にて集合。お茶畑のある旭が丘へ。総勢8名でした。
今回は講師の赤須さんにお願いしての紅茶教室。(赤須さんのページ

まずは茶畑での茶摘みをします。2番茶を収穫させて頂きました。
1番茶は中居の方で中居茶となり、地元の人が飲んでいるとか。地元のが集まってお茶摘んで、集会場のようなところで毎年お茶を作るそうです。

さて、お茶摘みは炎天下の中行われました。
1時間弱、黙々と茶摘みをします。柔らかい、若い芽の部分だけ摘んでいきます。
これがまた、根気のいる作業です。私が一番根気がなかったかも、、、、収量が一番少なかったです。


暑い中、みなさん頑張って茶摘みしました。そして畑の主の好意により、花菖蒲の花ももらって来ました。

そして能登カフェへ。だいたい一時間くらいの道のり。
到着後、タオルや新聞の上に茶葉を広げ、乾燥させがてら昼食タイム。
昼食後、茶揉みが始まりました。
手ぬぐいやタオルの上で、みんなが自分でとった茶葉をもみます。
コツがあるのか、器用、不器用の差なのか、うまい人はうまく、下手な人はへた。(下手なのは私。。。)
でも、揉んでいくと最初はただの葉っぱに見えていたものが、だんだんお茶に見れるようになって来ます。


茶揉みが終わると、少し蒸しました。
一時間程。待っている間は、赤須さんが大分の紅茶と小松で作った緑茶を振る舞ってくれました。
1時間後、今まで緑色していた茶葉も茶色くなって来ました。



あとは日陰干しして乾燥させれば出来上り!
乾燥していくとだんだん黒くなっていくとか。
紅茶が自分で作れるとは夢にも思っていなかったです。

さて、一回の茶摘みでは能登カフェのメニューに紅茶を取り入れるには不十分な量。
もし、茶摘みの条件が整えば、再び茶摘みに出かけようと思います。
そして一夏熟成させて、秋くらいに期間限定で能登の紅茶、メニューに入るといいな。
お楽しみに!

能登島の麦茶→麦茶オーレ

2005-06-24 14:55:19 | 独り言
このあいだの『タイマグラばあちゃん』映画上映のフリーマーケットで能登島産の麦が販売されていました。
能登島では麦が栽培されているのです。
それもお茶用にとか。
一度知り合いの畑に行った時に、近くの麦畑を通りかかり、感激した事があります。麦畑ってきれいですよね。
そのあたりで作られている麦を販売していたのでした。
売っているおばちゃん曰く、フライパンで炒って、鍋でぐつぐつ煮立てて麦茶にすればいいよと。
さっそく試してみました。
フライパンで炒ると、麦がポップコーンのようにぱちぱちと音をたてて爆発し、中から白いものが顔をのぞかせます。
香ばしい匂いと甘い匂いが両方します。
鍋で煮立てて出来上り。しばらく冷やし、氷を入れて冷たい麦茶に。
この麦茶が甘みがあってまた美味しい!
市販の麦茶が飲めなくなりますね、全く。

と、この麦茶にはまり、ここ数日麦茶を飲んでいたのですが、あるときはっと思い出した事がありました。

大学時代、横浜に住んでいた頃、バイトの関係で横浜の高島屋の社員食堂に入った事があります。
なんとそこには“麦茶オーレ”というメニューがあるのです。
そして知り合いが、その麦茶オーレを私に強く勧めます。
だまされたつもりで、頼み、飲んでみたところこれが意外と美味しい!麦の甘みが牛乳と合わさる事により引き立ち、麦茶と牛乳がとっても合うのです。
これに驚いた私、さっそく友達に“麦茶オーレ”を進めます。
しかし、やはり皆一様に嫌そうな顔の反応。でも無理矢理作って飲ませました。(高島屋の社員食堂では牛乳と六条麦茶を半々入れて作っていたのを目撃しました)そうすると、ほとんどの割合でみんな気に入ったのです。それからしばらく麦茶オーレブームが続きました。

ということを、ふと思い出し、この麦茶の甘みであれば麦茶オーレがいいと思い、さっそく牛乳を足して飲んでみました。
案の定、麦の甘みが引き立ち、美味しい麦茶オーレの出来上り!
是非是非嫌な顔せず試して欲しいですね、麦茶オーレ。

でなければ、能登カフェのメニューに加えようかな???

カエルの歌が♪ 聞こえてくるよ♪

2005-06-23 12:21:49 | 独り言
げろげろげろげろぐぁぐぁぐぁ♪

田植えが終わる頃、急激にカエルの大合唱が始まります。あれって夜結構うるさいです。
カエル嫌いな私。ヘビよりカエルが嫌いかも。でも、どちらも触れません。
で、ここ八ヶ崎でももちろんカエルはたくさんいるわけで、カエルの大合唱も聞こえるわけであります。
最近、玄関戸の上の方に1匹2匹、カエルがとまっています。こんな高いところにどうやってのぼったのかなと、不思議なくらい。そして草むらの中から聞こえる他のカエルの声に合わせてこの玄関カエルも鳴きます。
カエルって、他のカエルの鳴き声につられて鳴くのかな、そんな気がしました。
カエルの鳴いている映像を撮影成功。それが結構面白いのです。
カエル嫌いな私ですが、カエルへの愛着が少しだけ芽生えた瞬間でした。
カエルのソロ
カエルがのどを膨らみ縮め、鳴いている映像です。
このムービーはQuicktimeでしか見れないかも。どうでしょう??

写真はこんな感じ。

のどの部分が膨らんでいます。そして目はいっちゃっています。。。
動物観察って面白いですね。

能登カフェがテレビで紹介されます

2005-06-23 10:26:53 | 独り言
能登カフェがテレビで紹介されますので、お知らせ致します。
どのような番組になっているのか、放送までわからないので、ドキドキですが、みなさん、私のどんくさいしゃべりと行動を笑って見てください。

●6月24日(金) 北陸朝日放送 16:50~ HABスーパーJチャンネル金曜版
          イマドキWATCHというコーナーで紹介されるようです。 多分17:20分頃かな。
          賞味2分くらいだそうです。お見逃しなく!
          テーマは"LOHAS(ロハス)”だとか。私もその意味はよくわかりませんが...

●6月25日(土) 北陸放送(MRO)18:00~18:30『ホウトク!』
          これはかなり長めの放送。近所のおじさんや小学生も登場します。

MROのアナウンサーで登場する上坂さんは、連休中にプライベートで能登カフェにやって来ていた事があったとか。
お話ししていると、思い出しました。せっかくなのでと言って、デザートを二つ頼まれた事を。
でも、そうやってプライベートで来て気に入って、取材して頂けるとこちらとしても嬉しいですね。

今までもちょこちょことテレビで紹介されたのですが、なんだかお知らせするには気恥ずかしく、あえて紹介していませんでしたが、見逃した、残念という言葉も聞こえて来たり、それにいろいろな能登カフェの情報をみなさんで共有するためのブログだったり、掲示板だったりするので、これからはこういった情報もブログや掲示板を通じてお知らせしていこうと思います。




能登カフェ日記 お母さん行かないで!

2005-06-22 14:54:20 | 能登カフェ日記
先日来た母子のお話。
子供さんは2才くらいの女の子。
バナナジュースを注文したお母さん。もちろん自転車を改造した人力ジューサーで作ってもらいます。
あいにく人力ジューサーには子供を乗せる席はついていないので、女の子は離れたところで見てもらう。
と、女の子が泣き出したのです。大声で。
お母さん行かないでー!って。
女の子は人力ジューサーに乗ったお母さんがそのままどこかへ行ってしまうかと心配になったらしく、お母さんが人力ジューサーで自転車漕いでるあいだじゅう『お母さん行かないでー!」と泣きわめいていました。
かわいい。
ちなみに人力ジューサーはこいでも前には進みません。

能登カフェ日記 頂いた文章

2005-06-22 11:42:28 | 能登カフェ日記
能登カフェには『能登カフェ日記』が置いてあります。これは、来た方が自由に何かを書いていく日記。
能登仁行和紙で出来た奉加帳に、筆ペンでちょっと一筆書いてみよう!

さて、それとは別にブログにて『能登カフェ日記』なるものを。
これは、能登カフェに訪れた方で印象に残った方や、能登カフェで印象に残った事を、気が向いたら綴っていこうと言うもの。
というのも、そういうことがよくあるから。


連休明けくらいのある日、いいお天気で、結構暇だったので営業時間にも関わらず、前から気になっていた駐車場の草むしりをしていました。そこへ車が一台。何かをお探しの様子。それは能登カフェ。
6、70代くらいのおじ様が二人、以前記事になった新聞を見て、金沢近辺より能登カフェを探してやって来たとの事。
草むしりしていたのでちょっと恥ずかしかったのですが、お二人を能登カフェの中へ。
どうやら6月くらいに仲間と一緒に和倉温泉に一泊するらしく、そのときの日中のコースの下調べとか。
草むしりをしてお出迎えした私をおじさん達はいたく気に入ってくれ、『もう30年若かったら。。。』『いや、生まれてません』という会話等をし、楽しいひとときを。
近くに住んでいたら私も草むしりの手伝いにくるのに。とも言っていました。
6月にまた是非来るよと言って、おじさん達は帰られました。

そして6月のある日、一本の電話が。
以前に伺った二人組だけど、今度の土曜日にそちらに12人程で行きたいと。
でもちょうど土曜日は『タイマグラばあちゃん』映画上映で、出張カフェする日だったので、その日はここでの営業はしていないのです、と伝え、泊まりなら前日に来てはいかがと提案しました。
そしたら前日の金曜日に、宿泊先の和倉温泉のバスを借り切って12人のおじさん(おじいさん)達がやって来ました。
他の方達に熱心に私を紹介してくれ、そして建物のことをお話しする、以前に来られた二人の方。
コーヒーとスイーツで、みなさん能登カフェでの時間を懐かしく、ゆっくりと過ごしていかれました。

そして、最初に来られたお二人の中の一人が、この和倉温泉一泊の旅を他の方に案内する文章に、能登カフェの紹介も入っていました。他の方がその文章があまりにもいいから是非コピーしなさいとのことで、一部コピーさせて頂きました。
自分で読むとちょっと照れる部分もありますが、素敵な言葉がたくさんでてくる、素敵な文章だったのでぜひここで紹介できればと思いました。

以下、文章抜粋。

『今月の一月、北國新聞紙上社会面のトップ記事で紹介された、神奈川某国立大学出身のお嬢さんが夢を抱いて故郷へUターンし、八ヶ崎海岸の由緒ある古い民家を借りて手作りで開業したと言う、風変わりな『能登カフェ』という店を訪ねてみました。
ささやかな世事の興味に魅せられ、行きつ戻りつしてその地を探しつづけた執念とロマン。老いの身にありながらどうしてかくも胸躍るものなのでしょうか。断っておきますが決して邪(よこしま)な気持ちからではないのです。
玄関先での草むしりの手を休め、愛くるしい笑顔で迎えれくれたその佳人の名は姥浦千重さん。
広い仏間に幾何学模様のように並べられた箱御膳が印象的でした。
彼女と語らいながらタイムスリップしたコーヒータイムのひととき。知性を素朴な能登の香りでお化粧したように微笑を絶やさず、誰にでも親しげに接してくれる彼女との出会いは、昭和一けた生まれにとってまさしく、至福のひとときでした。
嗚呼、日本にはまだこんな娘さんがいたんだなぁ....と。』


キャンドルナイトin能登島

2005-06-21 10:21:00 | イベント
キャンドルナイトin能登島、やりました!
先週くらいからずっと週間天気予報とにらめっこ。そのうえ、星空指数というのもチェックしていました。
先週の中頃での予報は月曜日に雨マークもついていましたが、だんだんそれが曇り→晴れとかわり、星空指数も10から80にアップ。
そんななかで、キャンドルナイト、開催されました。
6時くらいからそわじ浦海水浴場で準備。海に突き出す舞台の上に大きめのろうそくをいくつか配置。後は来てくれた人にろうそくを買ってもらい、火をつけて並べてもらうことに。
7時頃から人が来始め、7時過ぎの日没を眺めました。
昨日はまん丸い夕日が線香花火のように最後は消えていきました。こういう日は日没後に空も海も赤く染まらないのでしょうか。日没後は徐々に闇が広がって来ます。
日没後にろうそくに火を灯し、訪れた方も各々のろうそくに火を灯します。
昨日の参加者はざっと30人くらい。若い層が多かったですが、子連れのファミリーもいました。
暗くなり始めると海の中にボォーッと光る海ほたるも見え始め、満月二日前の明るい月も海面を照らし始め、闇の中、ヒカリというのは『ろうそく』と『月』と『星』と『海ほたる』
そこにゆっくりと流れる時間の贅沢さと、自然の豊かさ、そして人間の温かさを感じるひとときでした。


闇の中のキャンドルナイトin能登島 全景


そわじ浦舞台への入り口


キャンドルのあかりの中でのひととき

手作り紅茶教室

2005-06-19 11:07:22 | イベント
和紅茶との出会い。
能登で栽培されている茶葉を使って紅茶を作ると言うこと。
最初聞いた時は目からウロコでした。
そして能登島でもお茶の木があれば能登島の紅茶が作れるよ!というとっても魅力的な話も聞きました。
自生しているお茶の木はあったものの、摘むには不十分な大きさ。
うまく育てられれば育ててみて、何年後かには能登島の紅茶が出来るように、今から楽しみにしておきます。
今回は、中居茶で有名な穴水町中居の茶葉を摘んで、紅茶を作る手作り紅茶教室を開催します。
興味のある方は是非ご参加ください!

『手作り紅茶教室』
日時:6月25日(土)
集合:中居ポケットパーク 9:30
予定:9時30分 集合、茶畑に移動
   10時00分 茶摘み(説明、実習)
   11時00分 茶摘み終了、能登カフェに移動
   12時00分 昼食・和紅茶試飲
   13時00分 茶揉み(説明、実習)
   13時30分 発酵
   14時00分 乾燥
   15時00分 作業終了、自由解散
参加費:2,500円(講師代、昼食代、保険、持ち帰り紅茶込み)
講師:赤須治郎
お問合せ・申込 能登カフェ info@notocafe.com

服装:農作業ですから、汚れても構わない服装でお願いします。
   長靴着用。長袖を必ず着用(チャドクガがいるかもしれません)。
   帽子と日焼け対策。
道具:摘み取った茶葉を入れる袋(スーパーの袋でOK)
   *腰籠などがあれば、より気分が出ます。
   *飲み物を持参のこと。近所にコンビニはありません。