今日は能登島小学校の3年生25人と担任の先生、能登島在所マップ作りメンバーと、そして子供たちの祖父母が2人。
現在進行中の”曲”を歩いてきました。
曲の『やっで』『きので』『むかいで』の3コースに分かれ、子供たち7,8人とマップメンバー2,3人が一グループとなって歩きました。
私は『やっで』グループ。
やっでは曲の坂をあがっていく方にあって、一番アップダウンの激しいコースです。
そして、そのコースに集まったのが小3の男の子8人。他のチームは女の子だけだったり、女の子の割合が多かったのに、なぜかこのチームは全部男の子。しかも元気いっぱい。。。
さて、どうなることやらと思いつつ、いざ、出発!
一応想定していた”ヤッデコース”があり、それに沿って歩いていきます。
それなのに、子供たちは好きなところへ行ったり来たり。本当、子供らしい子供たち。
見るもの、さわるもの、口にするもの、なんでも興味を持っている。
曲在住の子供たちが何人かいて、その子供が『メリーの墓』へ行こう!と言う。そしてメリーの墓はこっちの方だと、想定していない道の方を指差す。というか、もう勝手に進んでいく。
大人の我々の頭の中には、時間内にコースを回ってもとの位置に戻る。そしてその間になるべくたくさんの発見を子供たちにしてもらうと、考えていたものの、そんな計算は子供たちの頭にはない。興味あるところ、行きたいところへどんどん進んでいく。
今回子供たちと歩いたのは子供の目で見た曲の在所を教えてもらいたいから。
そして曲の子供もいるのだから、私たちが知らない遊び場所もたくさん知っているはず。
ここは子供の思うように進ませて、あんまりにも道を外れたときは戻すようにしようと思い、子供たちに促されるまま”メリーの墓”へ。
行く途中に墓地があり、そして大きなタブの木もありました。木登りする子供もいたり。
メリーの墓は昔在所の人が飼っていた犬の墓だそうですが、子供たちはそんなことも知らず、ただただメリーの墓のあたりに私たちを連れて行ってあげたかったようです。
その近くには3年生の一人のこの家があって、そこにも立ち寄りました。
また、曲にあるペンションにヤギがいるのでそこにもよって来ました。
道々、子供たちはフキノトウを摘んでいました。
男の子だけあって、大きなフキノトウをとって競い合っているようでした。
大きな、花の開ききったフキノトウ。手にいっぱいブーケのように持っている子もいたなぁ。
子供たちに、『もうちょっと小さな、つぼみのフキノトウを採ってよぉ...食べられるのに』と言ったものの、大きいのがいいようです。
拾ったクルミを割って食べたり、畑の隅に生えたいた”ワサビ菜”のようなものを食べたり。そして草を食べたりする子も。
椿の花を摘んだり、手を伸ばしてユズの木からゆずを取って食べる子も。
また、歩いているとちょっとした隙間に入ったり、高いところに登ったり、不思議なとをあけてみたり。
本当に凄い。子供って凄い。何をするかわからない。
でも、その分発見がたくさんあって、そして何よりも楽しい。
今回は本当に楽しくて、そして能登島の子供ののびのびとした姿に明るいものを感じることが出来ました。
特に男の子は凄いなぁ。やんちゃだなぁ。
おかげでこちらは常に大声をださなければならなかったのですが。。。
良い時間を過ごせました。
曲のマップは4月中旬に仕上がる予定でーす!