チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

夏休み

2005-08-30 00:23:04 | 能登カフェ日記
8月はお盆休みや夏休みもあってたくさんのお客様に来て頂きました。
そして明日から3日間(8/30~9/1)、能登カフェも夏休みを。
いつもは海辺にいるので山の中へ出かけたいと思っています。人間って贅沢な動物。。。
無い物ねだりです。

この夏一番頑張ったのがやはり能登カフェの看板犬・ハリーくんです。
ハリーは小さい子が本当はちょっと苦手。
でも夏休みなのでたくさんのちびっ子がやってきて、ハリーに興味を示します。
相手が一人、二人の時はハリーも逃げたり吠えたりして対抗できるのですが、相手が4、5人になるとハリーもお手上げ。
しっぽをさげ、頭を低くして、小さくなります。
そんな日が何日も続いたハリー。
最近とうとう反乱を起こしてしまいました。

ちびっ子が来ると今までは吠えるだけだったのですが、最近はちびっ子に駆け寄って吠えます。
となると、当然鳴きだしてしまうこもでて来ます。
ハリーはここ1週間で7、8にんの子供を泣かしてしまいました。。。。
泣かしちゃったちびっ子ちゃん、ご両親の皆様、申し訳ありませんでした。
ハリーも少々ストレスがたまっているようで、明日から3日間、実家に帰省して夏休みです。

そんなこんなで8月も末。
夏休みが過ぎ去っていき、少し寂しい気もしますが、収穫の秋がやってきます。
またまた美味しい季節になりますね。
能登島での稲刈りも先週から始まったようです。新米が食卓に届くのももうじき。

では、しばしのお休みを。。。

自家製味噌の秘密

2005-08-27 11:34:40 | 能登カフェ日記
昨日は能登カフェに八ヶ崎の方とえの目の方が来て、お話ししていたのですが、
私が昨年初めてやった味噌作り。今年も能登カフェで味噌作りしようと思っているお話をした所、味噌作りはこの辺ではみんな家でやっているとの事。
その理由がビックリと言うか面白かった!
自分のところで作った味噌でないとこの辺でとれた魚で味噌汁作っても美味しくないと。
自分のところの味噌で作った魚の味噌汁が絶品だとか。
それってすごいと思いました。
なんでだろう???
やっぱりこの土地の空気を吸って熟成させるという事に意義があるのでしょう、きっと。
大豆はそんなに大量にこの辺では作っていないので、ほとんどの大豆はどこか別のところからやって来るらしいし。
いやぁ、そういわれると自家製味噌で地元の魚の味噌汁食べてみたい!と、思いました。
数年後、私もそれが出来るようになっているといいなぁ....そして能登カフェでもそれを。。。。
遠い先の話です。期待しないでください。


在所マップ作り<近況>

2005-08-26 21:02:14 | 独り言
夏前から始めた能登島在所マップ作り。
9月末の完成を目指して現在進行中であります。
今月から元気ななお仕事塾のプロジェクトの一環として動き始めました。
そのお陰で市役所や美術館の若い人たちの参加者が増え、とても活気が出てきました。
いろいろな役割分担も出来、とってもいい感じであります。
そして、ブログ担当の谷内さんが作ってくれた能登島在所マップ作りのブログが完成。
こちら→能登島在所マップ作り・ブログ
これを通して地図作りの進行状況をお知らせしていきます。
興味のある方はご連絡ください!!

9月末には八ヶ崎編を完成予定。
その地図を持って八ヶ崎を散策すれば地元の人とのコミュニケーションもスムーズに!
是非お試しくださいね。
お楽しみに!!!

骨董屋!?ガラクタ集め!?

2005-08-25 12:23:50 | 能登カフェ企画
ここ数日、たまたま二度も重なって古いものを頂く機会がありました。
というのも、うちの実家が地元七尾で建築業を営んでいて、リフォームする時に不用な昔のものがたくさん出て来たからです。
持ち主の方はいらないらしく、会社へ持ち帰ってもタダのゴミになるだけ。たまたま一つの物件が能登島だったこともあり、会社の担当の人がトラックに積んで持って来てくれました。
持って来てくれたのはカメ、せいろ、釜のふた、木製の樽、などなど。
私がもらわないとゴミになるという事で、よくばって全部を頂きました。
カメは結構大きなものもあり、数十年のホコリがかぶったままなので現在は外においてあります。
外にゴロゴロとしています。
まるでここは骨董屋?それともただのガラクタ置き場?といった感じです。
そしてそれに輪をかけるように、先日の定休日に七尾にあるリフォーム現場で蔵を壊すという事でそこからもお呼びがかかり出かけてきました。そこには箱に入った5脚セットの御膳や屏風、箪笥などがありました。
御膳は頂き、屏風はちょっと迷いましたが、かなり大きいものだったので断念。
そして箪笥も素敵だったのですが、金具が壊れていたりしたので、図々しくも箪笥の引き出し一つだけ頂きました。
それらも能登島へやって来て、今は能登カフェ前にひしめいています。
さて、このものたちを不用な古いガラクタから、現代風の使えるインテリアにしたいと思います。
(いつになるかわかりませんが。。。)
また一つ私の楽しみと、訪れる人の楽しみが増えたかなぁ。
気長にお待ちください。

海にかかる虹

2005-08-20 18:14:40 | 能登カフェ日記
今日の夕方の出来事。ちょっと前のお話。
東の空がやや暗くなって来て、夕立が。
その夕立もあっという間にあがり、そうすると東の空に虹が!
それも半円の完璧な虹が海の上に。そして能登カフェの真っ正面に!!
来客中のお客様も大喜びで写真を撮る。私も混じって大喜びで接客を忘れ写真を撮りました。

残念ながら広角レンズではないので虹全体を一枚の写真に収める事が出来ません。
それでもなんとかならんものかとバックしてみたものの、無駄なこと。
能登カフェの中からみたらこんな感じでした。


本当、素敵な虹だったなぁ。
まるで能登カフェのためにかかった虹のようだった...

最近のちょっとした悩み

2005-08-19 17:25:11 | 能登カフェ日記
相変わらず看板が仕上がらず(仕上げる気があんまりないのですが...)、目立たない、見つけにく能登カフェであります。
でも、ちょっと目印になればと思い、道路際に製作中の看板にかき氷の旗を取り付けました。
おそらく能登カフェを探していて、それに目を止め、『あ、能登カフェ、ここだ』と思って入ってくる人もいるでしょう。
しかし、作業中の地元のおじさんが、暑い中汗びっしょりで、『あ、ここでかき氷が食べれるのか、ちょっと一服しよう』という感じで能登カフェに入って来て、玄関先で私の顔を見るなり『かき氷一つ』と注文されます。
(大変言いにくいのですが・・・・(心の声))『かき氷は人力で作ってもらっています』と私。
驚く客。
さらに言いにくい事に、『かき氷のシロップはシソ・梅・緑茶ですがどれにしますか?』と私。
しまったと思う客。
(イチゴやメロンはないのか....(客の心の声))
それでも引き下がれないのか、人力も楽しいと思うのか、ちゃんと自分で自転車こいでかき氷作っていってくれます。
でも、汗びっしょりのいかにも外仕事していた感じのお客さんに人力かき氷はちょっと申し訳なく、それを告げる事の心の痛さが最近のちょっとした悩みです。
でも、自分で漕ぐのも含めて能登カフェのかき氷メニューと言うスタンスは崩したくないので、あくまでも人力でやってもらいますがね。

バスで能登カフェへ!そしてレンタサイクル。

2005-08-18 16:06:09 | 能登カフェ日記
以前にも一度いらっしゃいました。
能登カフェへ、和倉温泉駅よりバスを使って来店して頂いた方が。
お電話で、公共手段を使って金沢より能登カフェへ行く方法を教えて欲しいと言われ、和倉温泉駅から能登カフェまでのバスの時刻を調べました。
和倉温泉駅発 
 9:38(八ヶ崎10:20着)
12:18(八ヶ崎13:00着)
14:28(八ヶ崎15:10着)
それ以降後あと3便(16:33/17:28/19:18)、能登カフェの営業時間に間に合いません。。。
八ヶ崎発
11:47
15:47(最終)
それ以前あと3便(6:12/6:57/8:27)能登カフェ営業時間には早すぎます。

バスの時間を見て頂くとわかるかと思いますが、バスというのは能登島から七尾へ通学、通勤する人のための足なのです。
そういう時間設定になっています。
なので、能登カフェへバスを使ってくるというのはかなり時間的制約がありますが、それだからこそバスで来てくれると言う事に対する嬉しさを私は感じます。
私も和倉から能登島へのバスには実は乗った事がないのですが、一応能登カフェ前もバス通りであって、バスが通っていきます。
次が終点のせいかいつも人が乗っていてもせいぜい一人、二人。。。
でも、確実に島の人の重要な足です。そういったバスに乗ってくるというのもまた、能登島の生活に触れらるいい機会だと思います。
ちなみに先日バスでいらっしゃった方は能登カフェへ行くと言ったらバスを能登カフェ前で止めてくれたそうです。

そして、今日、1週間程前にお電話でレンタサイクル2名分の予約を頂いていました。
東京から電車で来て、七尾よりバスで能登島へ来るとの事。朝10時20分くらいに八ヶ崎につくバスに乗って来店するという連絡を頂いていました。バスで能登島へ来て、一日レンタサイクルして能登島をまわる。まさにエコツーリズム!
そんな能登島滞在者が増えるといいですね。と、期待しています。

驚いた事に、もうひと方、同じバスに乗って能登カフェ目指してやって来た方がいらっしゃいました。
その方は横浜からいらっしゃったとか。
現在私が参加している、七尾市役所主催ののと人間塾というのがあって、そのコーディネーター役をされている北陸先端科学技術大学の近藤先生が出している” 成功の宣言文”というのに能登カフェを紹介してくださって、それを見て、わざわざ公共手段を使って能登カフェへやって来てくれたそうです。なんとも嬉しい事。。。

話はレンタサイクルへ。
最近ようやくぽつぽつとレンタサイクルのお客さんが出来始めました。
バーベキューコンロの貸し出し同様レンタサイクルがあるという事はあんまり宣伝していないので、オープンしてからと言うもの能登カフェへ来てレンタサイクルをするという方はほとんどいませんでした。
なので自転車借りるお客さんが最近立て続けにあったりして、ちょっと嬉しく思っています。
でも、レンタサイクルは能登カフェへ来て能登カフェへ戻ってくる必要があり、ちょっと不便と言えば不便かもしれません。それに能登島を自転車だけでまわるにはちょっと大変過ぎます。

アメリカでは、公共のバスの前面に自転車を止めれるものがついていて、サイクリングして、帰りはバスに揺られて帰ってくるということも出来ます。能登島はまさにそれができるうってつけの場所ではないかと思っています。
バスの前に自転車をとりつけてくれれば、もうちょっと気軽にサイクリングを楽しむ人が増えるのではないかなぁと。
実際私も去年の春に七尾から自転車で能登島をサイクリングして、能登島の東側をぐるっと回り、総距離40キロくらい走りました。さすがに帰り近道をしたとしても自転車で帰る元気はなく、母親に迎えに来てもらった記憶があります。
そんなとき、バスに自転車のっけて帰れたらいいだろうなと。

田舎のお盆

2005-08-17 11:06:30 | 独り言
14日の夜は友人が来たので能登カフェで夕方からバーベキュー。
夜暗くなると、外灯もほとんどない能登カフェ近辺は全くの闇の中です。
普段は、日が暮れ、暗くなったら真夜中かと思うくらいの闇と静けさが広がっています。
近所の家の電気は9時、10時くらいには結構消えていて、町は完全に眠っています。
しかし、その日は違いました。
隣のえの目の在所からは盆踊りか夏祭りの音が聞こえ、そして近所の海辺でも子供達が花火をしている気配。
近所の家の明かりも遅くまでつき、しかもいつもは家の一カ所か二カ所くらいしかあかりがついていないのに、その日は家のあちこちにあかりがともっています。
子供や孫・親戚が訪ねて来てくれているのでしょう。
きっとお盆時期は能登島の人口が4、5倍くらいにふくれあがっているのではないかと思います。

普段は夜に外を歩くと、人っ子一人いなくて、そして車が通るのもまれです。
波の音だけが際立ち、ちょっと不安になります。
この日は、各家庭の明かりが温かく感じられ、花火をする子供の歓声が嬉しく感じられました。
今はおじいちゃんとおばあちゃんだけで暮らしている家も多く、昔の大家族で暮らしていた頃の町の活気のようなものがお盆時期には健在でした。

もし、能登島もしくは能登が今後人口が増えるような事があれば、こういった光景が毎晩みられるのかなぁとちょっと夢を膨らませてしまいました。
過疎ではない能登が想像でき、期待できるようなお盆の数日間でした。

めろん

2005-08-14 14:07:56 | 能登のごっつぉ
犬も歩けば棒に当たる。
ハリーも歩けば野菜に当たる。
そんな言葉が出来そうなくらい、ハリーの散歩に行くと近所の方からお野菜を頂きます。
このあいだ、散歩をしていたら近所のおじいさんが、『ねえちゃん、瓜食べるか?』というので、『はい、頂きます!』と快諾。おじいさん曰く、『わしらはこれメロンと言うんやけど』と。
甘い瓜かぁ。っていうか、これはメロンです。
数日熟させてから切って食べてみました。
イタリアでは生ハムメロンと言う前菜メニューがあり、メロンの上に生ハムをのせて食べます。季節に寄ってはメロンがいちじくに変わったりもします。
その生ハムメロンに使われるメロンがこんなかんじのメロンでした。




ちょっと皮が厚めでしたが、でも、切った時に広がる甘い香りと、そして食べても甘くて美味しかったです。
このメロン、何かデザートに使える良い方法はないものか!?!?

能登カフェ前の舞台

2005-08-13 22:34:11 | 独り言
能登カフェは道路に面しています。(とはいえ、建物が道路から20メートル近く引っ込んで建っているので、敷地が道路に面しているだけで、建物は面しているとは言い難いのですが。)
この道路は一応バス通りであり、八ヶ崎のメインストリートです。
この道は八ヶ崎の人は勿論、両隣の祖母ヶ浦、えの目の人々もよく行き来する道だと思います。
私が思うに、最も賑わい、交通量が多いのは朝。しかも早朝。
農作業のため、漁のため、軽トラやスクーター、自転車などが行き来します。
普段の平日の日中は極めて交通量が少なく、行き来するのはほとんどが軽トラ、耕運機、スクーター、自転車です。
どの乗り物もノンビリと走っているかのように見えます。

この道路を能登カフェから見ているとまるで舞台のようです。
出演者は能登島で生活する人々。
それぞれの乗り物で行き交う様子を見ているとそこに息づく生活が少し見えてくるような気がします。
最初はそれを観客になってみていて、そして少しずつにそれを吸収しながら演じる方にまわる。
そうなっていければいいなと思いつつ。

それにしても、ぼぼぼぼ、、、と耕運機が通ったり、キーコキーコ言わせながらおばあちゃんが三輪車のって通ったり、
田舎の風景と生活が一体化されてそこにあります。

あるおばあちゃんは、三輪車の後ろの荷台にジョーロを3つくらい入れて、家と畑を何往復かします。
畑には水道がないのですね。なので家へ戻ってジョーロに水入れて、畑に水をやる。一日何回か、そして毎日のように繰り返されています。

笑い話ですが、この能登カフェ前の舞台の出演者はエキストラだという話も。。。。
能登カフェを演出するためにおじいちゃんやおばあちゃんにエキストラを頼んでいるんだ!なんてね。
もちろんうそだし、生活する人々に失礼ですね。
ついでにもう一つ言うと、今日来た私の知り合いが、私がスッピンなのも、能登カフェの素朴さの演出のためか!?と。
そういう事にしておきましょうか。