チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

手仕事2

2005-10-22 11:51:13 | ボックスオーナー
お次はこちら。

『ぞうり』と『わらじ』です。
能登島のおじいちゃんがこれを作っています。

知り合いのところでたまたま出会ったおじいちゃん。
芸達者の方であり、そして働き者でいろいろなものをつくっている方です。
最初は、てんぐさを能登カフェで販売するのに分けて欲しいという話をしていたのですが、わらじ細工も得意ということで、わらじも作ってもらうことにしました。
能登カフェ開店頃にわらじと天草を持って来てくれました。
わらじは2足だけだったので、結構すぐに売れてなくなってしまったのですが、春から秋にかけては田んぼや畑で忙しいおじいちゃん、わらじ作りは秋以降です。
今年の寒天ブームもあり、能登カフェでも天草がよく売れました。
おじいちゃんに2、3度天草を追加注文すると、よく自転車で持って来てくれました。

1ヶ月程前に天草まだある?と聞いたところもうないということで、天草の代わりに今度は”いぎす”を持って来てくれました。
”いぎす”はほとんど天草と同じ様な物で、同じように使うそうですが、天草は室温でも固まるのに比べ、”いぎす”は温度を下げないと固まらないとのことで、冬の食べ物だそうです。
と、教えてくれました。
これから袋詰めしていぎすも販売しようと思っています。ちょっとしかないのですがね...

いぎすと一緒に持って来てくれた今回のぞうりとわらじ。
おじいちゃんが作るだけあってちょっと大きめなのですが、しっかりとした男らしい網っぷりです。
玄関先に展示してみました。
普通の藁以外にも青い草を使って作った草履もあります。
青畳の様な色と匂いがします。

そして最後にうわさのおじいちゃんがこの方↓↓

インターネットにのせるから写真取らせて!という要望にも気軽に応えてくれます。

手仕事1

2005-10-22 11:36:56 | ボックスオーナー
時々能登カフェにいらっしゃるお客様が穴水にある“精育園”という施設で働かれている関係で、精育園の裁縫班がつくるさしこの巾着やコースター、ティッシュケースなどをボックスオーナーのコーナーで販売させて頂いています。
一針一針縫って作られているこの品々。
とっても手間がかかっていると思います。
手仕事の温かみがとっても伝わってくるそんな作品達です。
先日精育園の方が作品を補充されに来たのですが、お茶布巾と、そしてフエルト生地をだまにしてビーズと組み合わせてつくってるストラップの新商品も持って来てくれました。
このストラップ、カラフルでとってもかわいらしい!
さっそく一つ購入してしまいました。。。
これは店主の特権!?それとも本来はあるまじき行為なのかしら...


↑さしこの巾着 1,000円

それから、今回いらっしゃった精育園のスタッフの方が仕事以外にボランティアでされていると言う、穴水のいきいき作業所で作られた作品もいくつか持って来てくれました。
ここは障害者の方達が通って来て作業している場所だそうです。
今回持って来て頂いたのは、古布を裂いて折り込んだものを使って鍋敷きやティッシュボックス、ペンケースやバッグなどです。裂いた布なのでまばらな感じがとってもいいです。
使わない古着や古着物などがあったら譲ってあげるといいと思いますよ!
基本的には綿やシルクがいいようです。



最近どんどん作品が入荷しております!
客の入りに反比例してかも!?!?

能登カフェへいらっしゃった時はひとつひとつ丁寧にご覧下さい!

和布とアンティークビーズの出会い

2005-10-13 15:07:01 | ボックスオーナー
今日はボックスオーナーさんの紹介を。
輪島在住の石畑さん。
以前よりブローチやイヤリング・ピアスを置いて頂いていたのですが、昨日ネックレスもいくつか届きました。
私自身、この夏に三十路を迎えた時に自分へのお祝いに買ったのが石畑さんの作ったネックレスです。


今回届いたネックレス。
朝一で宅配屋さんが持って来てくれたのですが、もう私は釘付け。
8個程届いたのですが、どれにしようか、勝手に悩み始めています。
ひとつひとつが個性的で、布とビーズが絶妙で、選び難いのがたまに傷な程どれも素敵なのです。


あぁ、私が目をつけているいくつかのネックレス、
お嫁に出すつもりで販売しなくては。。。

本日入荷しました。

2005-09-23 16:28:07 | ボックスオーナー
能登カフェのボックスオーナーにはいろいろな方になって頂いています。
今までホームページ上でボックスオーナーの方や販売している作品については全然紹介していなかったので、今日のこの紹介を機に、ボックスオーナーというカテゴリーを作ってみました。
現在ボックスオーナーは15人程。おいおいオーナーさんの紹介、作品の紹介をしていけたらと思っています。

本日は本日から店頭に並びました二つの商品、二つの方のご紹介を。
まず一つ目はコチラ。

輪島の町野にある金蔵という場所。
数年前、地元の人たちによって“金蔵学校”が立ち上げられ、そしてこの秋にお寺の境内にあると言うオープンカフェ”木の音(こえ)”がオープンしたそうです。
その金蔵の方達によってつくられた“手ぬぐい”が能登カフェにも届きました。
金蔵は“美しい日本の、歩きたくなる道500選”にも選ばれた道があるそうです。

そしてもう一つも輪島より届きました。
先日ご家族で能登カフェに来て頂き、そこからお話が生まれました。
萩野さんという東京出身のご一家で、昨年能登へ移住されて来たそうです。
そんな方に出会う度に能登の魅力に嬉しくなります。
はがきやノートなどをつくっているとのことを伺っていて、そして本日その作品を手に致しました。
輪島塗りのお椀などの地元のものがモチーフに使われ、ところどころに手書きの文章が使われているノートです。


『れんらく帳』と『お帳面』というノート。開くとまた楽しい。
作り手の心が伝わり、そしてとっても楽しい気持ちになれる、そんな作品です。

是非、能登カフェまで見に来てくださいね!!