チエの目日記

石川県の能登島えの目町からお届けしております。

手仕事の道具

2005-12-16 17:31:50 | 能登カフェ日記
先日、石臼のことを書きました。
石臼を松本さんが持って来てくれたとき、一緒にいらしたご近所の方がいらっしゃいました。
器用な方らしく、石臼の取っ手を作ってくれる話と、それから石臼の目に粉が詰まるのでそれを払う小さなほうきの様なものを作ってくれるという話をしていました。

そしてら本日再び能登カフェを訪ねてくてくれました。
石臼の持ち手は、山に行ってかっこいい曲がり具合の木を取って来て現在乾燥中とか。
今回は石臼用のミニほうきを作って持って来てくれました。


そして、もう一つ作って来てくれたのがこれ!
写真のピントがあっていませんが。。。

ほうきです。藁を使って作ってあります。一束の藁を少しずつに分けて縛って、ほうきになっています。
その辺をはっきりとお見せできないのが残念ですが、とっても優美な形をしたほうきであります。
一目で気に入りました。
本当に感謝です。
これが手作りだと言うから驚きです。
よくよくみると、お米等がまだついていて、それがまた素敵です。
このほうき、受注生産してもらおうかなと思うくらいです。
お掃除は得意ではありませんが、こういう手仕事の道具があるとおそらくぐっと掃除が楽しくなる気がします。
感謝しながら使いたいと思います。

そして、もう一つ。
前回いらっしゃった時に“能登ツリー”をご覧になっていて、オーナメント(!?)を作って来てくれました。
それがこちら!

ミニカンジキです。
さっそくツリーのオーナメントに。

今度は本当にはけるサイズのカンジキを分けてもらい、こんな雪の日にカンジキで歩く体験を能登カフェでやろうかなと思っています。私自身もカンジキはいて歩いたことがないので、是非やってみたいです。
というわけで、これからは雪が降っても能登カフェへ来る楽しみが出来ましたね。カンジキはいて歩いてみよう!です。

しかし、年配の方は本当に手先が器用ですね。
しかも、生活に必要な道具を手で作れるっていいです。少しでもお知恵を分けて頂きたく思います。