C350e

興味があると書いた「C350e」、欲しいものであるかの確認に行ってきました。
現行車ではありませんから、当然にUsed店となります。
正直に、この350eには乗った事がないが、スペックを見る限り欲しいと思えるものであるかと。
Cワゴンに関しては１年前にも検討をしていたので、このPHEVの走りに満足できれば、欲しい車種と考えていると伝えての試乗。

アイドリングの音を外から聞く限り、ガソリンにしてはノイジーな音がしている。
かと言ってディーゼルほど悪い音ではないもの。
乗り込んで、慣れたステアリングを切りながらアクセルを開けてみると、当然バッテリーが十分ではありませんからエンジンがかかります。
そのエンジンがかかった際の繋ぎが上手くない。
言ってしまえば、現行型のプリウスの方がよっぽど上手である。
これが250万円の車であったなら文句はありませんが、制御があまりに下手である。
回生ブレーキの入り方も自然でなく、加速の際の不自然さはつき纏う。
踏んでみれば211馬力の2Lターボはいい仕事をしますが、特段速いわけでもなくフィールも抜群というものでもない。
Usedで充電が十分であるはずもないので、ブースト機能などお願いするまでもなく。。

この車はC200や220ｄの上級グレードという事なのだろうけれど、車を知っている人であればあるほど欲しくはならない車かも知れない。
800万円もして、このフィールは残念と言うほかない。
ただ、335iのフィールが今どきかと言われれば、そうではないのでしょう。
楽しいし、速いし、気持ちがいいほどのフィールを持ち合わせるが、今の時代からすると同じ３Lターボであっても違ってきているのだろう。
その点、このPHEVなどは今の時代にマッチしたドライブトレーンを持ち合わせるが、その制御には不満が残る。

味付けと、この制御が素晴らしいものであったなら検討をしただろう。
しかしこの繋ぎ程度では、6発の代替車にはなり得ないと感じました。
やはりCワゴンを考えるなら、C43しかあり得ないのかもしれない。
お店に並んでいたCLA35をみて、A35で激走した首都高を思い出し、これもアリかななんて思ったり。