C220dを借りています。(代車)
セダン型のアヴァンギャルドであり、17インチ装着のいたって普通のモデル。
この車両を借りて走り出した際、大して考えもしていなかったのでC200なのか分かりませんでした。
というのは、ディーゼルのゴロゴロ音がBMWに比べて圧倒的に静かな事があげられます。
そして何より、ディーゼル特有のギア比が低い様な走り出しを感じるというよりも、何か小さなエンジンから高出力を感じるような設定に見えたのです。
それは、メルセデス全モデル電動化というスローガンがあり、低中速トルク型のエンジンにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を装備する。これをエンジンとトランスミッションの間に配置して、最大で20PS、208N・mのモーターブーストを得ることができるらしく、この作用によるものと考えられます。
つまり静かで、トルクフルで、燃料をまき散らしている感がない、正に今の時代を走らせる車両ど真ん中です。
11.9型のタッチパネルや、選択の広がったアンビエントライト、新造形のダッシュボードなど新型を十分に感じさせ、ミシリとも言わない内装の仕上がりは羨ましいほど。
しかし、ステッチの入ったダッシュ回りの雰囲気など、コストは明らかに205型の方がかかっていると感じさせるのは時代なのだろうか。
走らせてみると、驚くほどにトルクフルであり、ディーゼルらしからぬ盛り上がりさえ持つ。
リズムある加速では決してないが、その頭打ち感のない加速は素晴らしく、200馬力あるというこのエンジンに不足など何もない。
新車という個体に17インチも相まって、こんなにも疲れないのかと感じるほどに快適である。
367馬力とエグゾーストノートなどと言っている自分が馬鹿に思えるほど、大人な車両である。
ひと昔前までの、単なるオヤヂ車ではないのは皆承知しているのでしょうけれど、本当に走るようになったと感じる今の200や220dといったバッチを持つ車両。
曲がったって十分に持ちこたえる脚を持ち、見た目が欲しければ18インチを入れれば完璧だ。(19インチはお勧めしません)
まだ15キロ程度しか乗っていないのに、これだけを感じさせるのは、看板モデルであるが故でしょう。
もう少し乗り込んでみます。
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