えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

GTEモードを体験

2016-07-24 | 車関連
良く通るVWディーラーの前にGTEの試乗車がポツンと佇んでいた。
ディーゼルじゃなくHVを売れと方向転換を強いられても、あの価格のHVは難しいのだろうと勝手に思う。
かねてから一度は独逸のプラグインHVに乗ってみたかったので、訪ねてみました。

相変わらずに空いた店内。
興味のある事を伝えると、早々に用意いただけました。
外観をぐるっと見渡して、やはりE-tronの様にオーラが出ているものではない。
やはり、良くも悪くもゴルフなのだ。

試乗をスタートさせれば、何やら夏休みに入ったせいか車が多い。
意識的に前車との距離を取り、空いた道でグイッと踏んでみた。
トルクの付きも良く十分な速さを感ずる。
そしてその滑らかな感覚は「GS450h」に乗った感触と似ているのであった。
更にはゴルフ特有の剛性感をたっぷりと味わいながら、しっとりとした足回りが快適さという面で、6型を大きく凌ぐ。
悪くない、、いやむしろ良い部類に入る。
しかし、外観も内装も見事にゴルフである。
この車両価格では、何某かスペシャリティ感を味わいたいと思うのが人情でしょうから、その点では弱い。
そもそもこの価格で、オプションのレザーシートを選ばなければ電動の調整は出来ないという。
これだけで私は欲しくはならない。残念な設定です。
同門において差別化を図る必要があり、そのあたりの痒い所に手が届くのがAudiということなのだろう。
質実剛健だけで納得がいかねば、そちらへというのが図式なのでしょう。

低速トルクの付きが素晴らしいからと自信満々であったセールス氏。
確かに良かったが、果たして120ⅰとどれ位違った感触なのだろうと、帰り道に踏んでみた。
スポーツモードにすれば、モーターアシストなくとも同様の力強い加速とトルク感が味わえる。
これで十分過ぎると思えるのが嬉しい。
違うと感ずるのは、その足回りやシャシからくる一体感だろうか。
短いWBにバリバリの剛性感をだしているゴルフは、どにかく短距離の試乗などでは小気味いい。
比べて、Mスポとはいえ柔らかめのBMWは、ちょいとロールを強めに感じます。
まっ大げさに言うならば、スーパーまでの10分を楽しむか、ロングまでもを快適に楽しむかによるのだろう。
今回も1シリに軍配を上げようと思います。
コメント
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