くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

韓国の友人&子供達と富士登山

2007-08-10 23:48:54 | スカイランナー

8月8日 一番暑~い夏となった!

ふと思いついて、明日は会社を休んで富士山に登ることにした。実は2年前に韓国のウインドサーフィン大会に招待されたとき、現地でずっ~と、私がお世話になったリーさんが日本に来ていることを聞いていた。http://umiyamariku.blog.ocn.ne.jp/photos/wind_kankoku_race/index.html彼が日本に来たとき「富士山に連れて行くよ」と固い約束をしていたのだ。昨年も彼は来日したのだけど、彼はウインドサーフィンの全日本選手権に出るという韓国選手を連れての来日で、日程が全く合わずにお流れになっていた。

7日の昼、いつものマリンハウスに風と海の様子を聞こうとTELしたとき、なんと電話に出たのがリーさんで、この電話で直接明日富士山に連れて行く約束を漕ぎ付けた。

リーさんが富士登山を不安がるので、わたしの子供達も誘って4人でゆっくり登ることとなった。Imgp8549

朝5時45分に富士宮口より登山する。Imgp8511 私は子供の分とあわせ3人分もの予備水と予備の食料を背負って登る。いつもは500mLのペットボトルを腰に付けて走るのがスタイルなのだが今日は立派な15Lものリュックサックを背負ってる。これが予想以上に重くって、山登りをする方の凄さが身にしみる。やっぱり私はただ身軽に走るのがいい。

7合目過ぎに、リーさんがねを上げてきた。Imgp8497 Imgp8514 (ここで終わりかよ~う)これじゃせっかく韓国から来たのに申し訳ないので、ずっと彼の後ろに着き、日本語だけど声をかけながら登る。8合目からは、さらにぼんやりして、片言の日本語は全く通じなくなり・・・それでも彼のリュック後ろから押して歩く!子供達も8合目過ぎからは(やっぱり来るんじゃなかった!と)愚痴ばかり。でも同じような小学生が山頂から下山してくると俄然(一瞬だけど)やる気を出して登る。 Imgp8548 Imgp8506 げんきんな

ものだ・・・。

山頂手前で、なんと幼稚園らしき子供15人ぐらいが元気に下山してきた。ビックリ仰天!1人や家族で・・・は見かけるけど、幼稚園の集団は驚きだ。これにはさすがのリーさんも私の子供達も勇気付けられた。http://www.shizuokaonline.com/mt.fuji/20070809000000000010.htm

結局、11時20分頃山頂に到着。Imgp8531 子供達には一杯800円のカップラーメンをご褒美にした。リーさんには「登頂証明書」なるものをお土産に・・・。Imgp8529

下山は3年生の子&リーさんの歩みが遅く約4時間もかかった。私はいつも走って下山で40分程度。これが4時間・・・。それで判ったことがあった。走って登り、一気に下るとき、ほとんど高山病の症状が出ないのだけど長時間高地に居ると私も高山病になることがわかった。頭が痛い!

4人で、帰りの車中は無言・・・。時々頭痛いね!が誰彼かいう程度。それでも楽しい登山だった。リーさんとの約束を果たせて良かった!韓国人には富士山がどう映っただろうか!